メンタリスト The Mentalist シーズン3 第12話 ブラッドハウンド Bloodhounds

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第12話 ブラッドハウンド Bloodhounds

脚本/Erika Green Swafford
監督/Charles Beeson

【ストーリー】

パトリックはリズボンと共に現場へ。
面白いね、死んだ車はある種美しいのに死んだ人間は美しくない
とはパトリック。僕らも車ならここは恐ろしく見えるのか・・
リズボンはそんなパトリックに朝から哲学的ねと語る。

■カリフォルニア州・サクラメント・スクラップ置き場

チョウや鑑識が既に現場に来ていた。
被害者は身元不明の女性、10代後半から20代。パトリックは
車の中の腐敗した遺体を目にして苦痛に満ちた顔を見せる。
今は冬だからマシでしょというリズボン。チョウは左のコメカミ
を鈍器で数回殴られたようで後頭部にも同じように殴られた傷が
あるという。死亡推定時刻は腐敗の具合から見て最低でも1週間前
だというチョウ。ホームレスがガラクタを漁っていて見つけた
というもの。彼女は時計かブレスレットを盗まれているわねと
いうとピアスには手をつけていないという。チョウは関係有りそ
うなタイヤ痕が見つかったというが、リズボンはそこら銃にタイヤ
痕などあるのではないかと問う。しかしこれだけ妙に新しいもの
だという。リズボンはトランスミッションオイルが漏れている
のかとすると、チョウはオイル漏れなら修理が必要になるとして
手がかりだという。ホームレスがフランクリンという犬を連れて
居た為、パトリックは犬をかりると勝手にリードを放してしまう。
すると犬はここぞとばかりに行きたい場所へと駆け寄っていく。
すると追いかけた先に有ったのは別の女性の遺体だった。
フランクリンにもうこれで終わり?と尋ねる。

ヴァンペルトはチョウにその後遺体は?と尋ねると無いと一言。
現場のオイル漏れはかなりの量でタイヤ痕から車種もバンに
限定されるという。リグズビーは先週からオイル漏れで工場に
持ち込まれているバンを探しているという。チョウに手伝って
あげてというリズボン。少し違和感を覚えるリズボンは何か問題
でも?と尋ねる。
そこにヴァンペルトは身元が一人だけ分かったとし、後から
見つかった方の遺体は指紋から判明。名前はヴァレリー・ベステ
ィンだという。4年前に飲酒運転でホームレスを轢いていたという。
発見時は死亡から24時間経過していること。死因は一人目の遺体
と同じように撲殺されているというリグズビー。
一人目は指紋はなくラテン系。失踪者を調べてという。
一人は白人で一人はラテン系。年は10歳近く離れていること。
服装からすると白人の方がヴァレリーよりも裕福そうだという。
同じ場所に一週間空けて捨てられていたという。轢いたホームレス
の現状はと尋ねると精神療養施設に入っているというヴァンペル
ト。パトリックは?と問うリズ。するとリズボンのオフィスに
いた。リズボンは安心したような声を出すが代わりに私のソファー
がないという。新しいのを買ったよというパトリック。前のが良
かったのに・・
パトリックは突然リズボンに編み物をしたか?と問うが、彼自身
がリズは男兄妹だし無いかという。そんな中女性がオフィスに
やってくると君は器用そうだという。リズボンは女性のことを
モンタギュー博士だとして紹介する。今回はモンタギュー博士が
捜査顧問だとし、意思決定科学の専門家でFBIの捜査に協力して
いるという。例の採石場の事件を解決し、プログラムを開発して
いるという。犯罪に於けるパターンを浮き立たせて同一犯による
判断をしているという。この二軒は連続殺人ケイブマンの犯行
だという。被害者を棍棒で殴り殺す男だがでも10年前の事件でしょ
というリズボン。統計学上一致しているのだという博士。ケイブ
マンは一週間かけて2人を殺すのだという。被害者女性はブルネッ
トで体重60kg前後。それ以外はランダムに選ぶのだという。
地理的にも人類学的にもコメカミ辺りに木製の棒で殴打、性的
暴行は無し。遺体はゴミ捨て場に遺棄し被害者同士に繋がりは
なしだという博士。しかしパトリックは二人に面識は有るという。
バラのヴィラーにエベルトのスカーフは同じ人に編んでるもの。
顔見知りでもケイブマンは容疑者から離れないという。単に
モデリングパターンが増えただけよという博士。ケイブマンは警察
の自作の詩と動物の臓器を送りつけるんでしょと。
そんな中、リグズビーはヴァレリーはアジャル・タートルという
ネットガイシャの財務部長だったという。リグズビーに対して
博士の補佐をしてと語る。

パトリックはリズボンに本気なのかとして意思決定科学のコンサ
ルタント?上からの指示なんだという。FBIとの関係を保つ為
だという。

■アジャル・タートル社
■ヘリオス通り救済所
■dos Hermanas / オーガニックジュース

■感想

FBIから意思決定科学専門のコンサルタントをしている人物が
やってくる。満島ひかりさん似のモンタギュー博士。犯罪の
行動の流れを数字に置き変えてデータ・データで綴るようなことを
している姿は「ナンバーズ」のチャーリーを意識したような
キャラクターだった。数字にばかり捕らわれていると人の機微な
一面を見逃してしまうというところを感じさせ、バスの中(ヘリ
オ路線ス)で編み物おばさんとのやりとりを見て、博士の対人関係
のまずさを露呈してしまった。

そんなモンタギュー博士のことをちょっと意識しているリグズビー
の姿が有り、先日総合格闘場でヤバイ女性と観戦していたけど、
パトリックの支援も有って博士とリグズビーが食事に行く
シチュエーションを作ってくれた。ただパトリックはこの時””
ただ博士も流石に人を見る目
が有り、リグズビーがまだ別の人を好きな状態である事を告げ
このまま関係を続けても成功する確率は20%程度だとしていた。

リグズビーとチョウの関係も先日の流れから引き継いで、チョウ
に嘘の証言をさせてしまったリグズビーに怒りを感じているの
ではないかと思わせる所が冒頭からある。チョウさんはリアクシ
ョンが薄いので何を考えているのか分からない訳ですよ。
怒っていれば怒っているで対応しやすいけど、その真意が分かり
づらいという。まぁそれが地蔵みたいなチョウさんっぽいところ(笑)

■今回の事件

サクラメントのスクラップ工場で2人の女性の身元不明の遺体が
発見される。当初は車の中で亡くなっている女性だけかと思った
が発見者の犬が吠える為にパトリックはリードを放すと二人目
の遺体にまで連れて行ってくれる。
車の中の女性の遺体は特定出来なかったが、2人目に見つかった
遺体は指紋から身元が特定される。ヴァレリー・ベスティン。
身寄りはなく4年前に飲酒運転でホームレスを轢いていたことが
有った。しかし一人目の遺体は白人で二人目はラテン系。
一体両者に繋がりはあるのか。
FBIの捜査コンサルタントをしているモンタギュー博士によると
これは「ケイブマン」と呼ばれる10年前の連続殺人事件と統計学上
一致しているところが多いことを言われる。

■捜査過程

リズボン&パトリックの捜査シーンが少なかったのが残念。
パトリックが相変わらず自分の聞きたいことが終わるとスタスタ
っと歩いて行ってしまうところが有るよね。
ただこの二人が会話する時には、何故か常に「韻を踏んでいる」
ということを告げて、妙なノリを演出していたように見える。
指摘されても韻を踏んでいるようにはとても見えなかった。

冒頭ではいきなりパトリックがリズボンのオフィスにいるかと
思えば勝手にソファーを自分仕様の新しいソファーに変えてしま
った。

CBIのオフィスの屋上のスペースに住んでいるけど、リズボンの
オフィスに居座るつもりか!?でもパトリックはいつも寝ている
ソファーがあるよね。ここが安心出来る場所なのかな。

・興味深い関係、パトリックとモンタギュー

モンタギューて名前の人居るんだね。
シェスクスピアの作品に出てくる人物だからイギリスにはルーツ
があるのだろうか。
人種的にはアジア系に見えたし名前はそのまんま韓国系って感じ
だったけど。
パトリックの洞察力が正確か、それともモンタギューの分析力が
正確か。両者が主張する中でそれを否定し合うところも有る。

アメリカらしく勝負と称して1ドルの賭けをした。
パトリックはケイブマンの仕業ではないとしたし、モンタギュー
は犯人はケイブマンだとして信じて疑わない。

・ケイブマンは10年前の犯人

この界隈では有名なのかな。
ケイブマンの仕業に見せかけて今回は犯行を起こしたように
見せかけるという事件であり、実際には2人を殺したのはケイブ
マンの模倣犯だった。

しかも後に判明するが凄い事に親戚を殺してしまうというの
だから怖いところだね。

ケイブマンのことを覚えているというくらいだから、相当当時は
インパクトが有ったのだろうし、その手口に於いても知っている
というのだから今回の犯人はケイブマンのことを知らないのかな?

■捜査過程2

■ヴァレリー

ヘリオス通り救済所でホームレスのボランティアをしたり、子供
たちをキャンプに連れて行ったりする良い子だ。
過去に飲酒でホームレスを轢いて怪我させた為に、その罪滅ぼし
の為に行っているのか。彼女は自分では車にも運転しないように
していたし、根は本当に良い子なんだろうな。

・ケイブマンからの贈り物

警察に臓器などの贈り物が届くのがケイブマンの特徴。
リズボンの元ら「女は死んだ俺は犯人だ。暫く後に遺体はゴミに」
というメッセージ。
それを知ってパトリックは1ドルを博士に渡す。

・事件ケイブマン宣言!?

博士はテレビの前でケイブマンからの犯行声明が届いたとして
テレビの前で公表する。これも後々のことを考えたパトリック
の誘導作戦だったのだろうか?
ケイブマンがまだ生きて居るということを示して、模倣犯を
振るわせる作戦だったのかも。

・フェルナンダ・タラン

バンの流れから現場近くにいたフレミングという男を見つける。
ヤスミンという女性と関係を持っていたが、ブレスレットは
死んだフェルナンドから盗ったもの。FTというイニシャルから
Fernanda Talanだと判明。

通話記録からフェルナンダが所長と電話していることが判明。

フェルナンタはオーガニックのオレンジジュースを作っていた。
エスターによると母方の従姉妹だという。暴行の為に逃げて
こっちに来たとのこと。

接点

接点が見つかっていく。同じバスを利用していたこと。ヘリオス
路線を使っている。フェルナンダは叔母の会社に通うため。
そしてヴァレリーもアジャル・タートル(Agile Turtle)社に
通う為。二人が通勤に使うバス。その路線には二人の勤務先だけ
でなくホームレスシェルターもある。

パトリックは博士と一緒にバスに乗って人間観察に行く事になる。

運転手のコフィは前科が多い為にまさに容疑者像としてはピッ
タリ。

■結論

コフィが犯人かと思ったが、実際には犯人ではなかった。
白紙に戻された時にリズボンが
「またゼロからスタートだ、クソ喰らえ!!!」と怒っていて、
パトリックから口が悪いよと言われていた。
しかもその後に
「ケイブマンの手紙はボクが書いたんだ」
というパトリックに対して、日本語吹き替え版のリズボンは
「今、何つった?(何を言ったのか)」と語るところが笑える。

お葬式の場でパトリックはリグズビーとモンタギューを食事に
連れて行った後にタイミングよく現場に来てもらう。

先週パトリックが潜入して殺人犯に迫られた時に焦っていたのと
同じように、犯人に襲われかけたときにはリグズビーとリズボン
が車で格好良く登場した。
でも車には乗れないから・・と言われてしまった。

今回の事件は、オーガニックの飲料の中に保存料を入れたのが
問題だった。500本だけ入れたけど不良品だと分かる。
大量に飲まなければ大丈夫なのでホームレスに配ってしまった
のか。そこで体調を崩して腹痛を起こす人が出た。
そしてそれがグリコールを使ったものだと知って、フェルナンダは
事実を公にしようとしていた為に殺害したというものだった。
フェルナンダに居られたら仲良くしていたヴァレリーにも
知られる可能性があるために殺害し隠蔽しようとした。

皮肉にも”飲み物”はアルコールだけでなくソーダ水でもまた
問題を起こす結果となった。

■ケイブマンの正体はチョウ

チョウさん最近大丈夫かな。悪い事する人じゃないけどね。
もちろんケイブマンに扮装して二人を脅しただけだけど。
チョウとリグズビーが最後に一緒に”飲み物”をすする姿もまた
良かった。

■レッド・ジョン

最後にモンタギューがパトリックに対してお礼と称してレッド
ジョンについて分析したデータを置いていってくれる。
最初は捨てていたけど・・また拾っていた。
果たしてどんなことが書かれているのかな。

■使用された曲

■出演者

パトリック・ジェーン (Simon Baker) 犯罪コンサルタント、CBI
テレサ・リズボン (Robin Tunney) CBIの捜査チーム・上級捜査官
キンブル・チョウ (Tim Kang) CBI捜査官・元軍人
ウェイン・リグズビー (Owain Yeoman) 放火事件のエキスパート
グレース・ヴァンペルト (Amanda Righetti) CBIの新人捜査官

Dr.モンタギュー (Linda Park) FBI

ニルダ (Lela Loren) エスターの娘
ドノヴァン・トレッドロウ (James McCauley) ヘリオス通り救済所経営
アーサー・コフィ / ラルフ・マーサー (Silas Weir Mitchell) バスの運転手
エスター (Patricia Rae) dos hermanasの経営社
ポーラ (Jennifer Bowman) ホームレスシェルター
フェルナンダ・タラン (Toyia Brown) 被害者、ブレスレット
ヤスミン (Gina Comparetto) 娼婦、フレミングとバンでH
プルーデンス (Tricia Leigh Fisher) ヘリオス通り救済所
アルフレド (Alejandro Furth) dos hermanasの職員
バーロウ・フレミング (Richard Gunn) バンを修理した
ドナルド・ビーチャム (David Kelsey) ヘリオス通り救済所
— (Natsuko Ohama) Elderly Lady
— (Richard Wharton) 男性
ヴァレリー・ベスティン (Ashli Dowling) 被害者1
ケイブマン () 連続殺人鬼

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