メンタリスト The Mentalist シーズン3 第18話 レッド・マイル The Red Mile

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第18話 レッド・マイル The Red Mile

脚本/
監督/

【ストーリー】

●カリフォルニア州・オーバーン。
リズボンはパトリックに何をしていたのかと問う。狩猟と採集
だという。被害者はティモシー・ハートリー(Ian Vogt)。殺害
は昨日の夜で胸を撃たれた上に喉を切り裂かれているという。
自宅は160km離れたヒルズボにある。何故ここに来たのかは不明
だと。チョウは被害者の車が有ったので見てくるという。チョウ
はパトリックにもう聞いたのかと問うと担当はシュタイナー
(George Wyner)だと語る。
リズボンはパトリックに先生をからかうのは禁止よと。人をから
かって遊ばないでと。

●パトリックは遺体の元へ。
妙な犯人だとし人殺しの癖に撃った後に喉を切って苦しみを早く
終わらせていること。遺体から3歩の距離を保つよう告げる。
遺体が君に弄ばれないように遺体に触ったり匂いを嗅いだりトラ
ンプを隠したりしないようにだとし、もしもやればここは保安官
代理(Phil Kaufmann)によって追い払ってもらうという。意地悪
じゃないのか?というと、君が私をそうさせたのだという。
パトリックはあなたを尊敬しているし、必要な情報を見て取れる
という。どう見えるのかと尋ねるシュタイナーに対して、
「被害者の仕事は金融業、銀行よりもアグレッシブ・・株取引と
か。酒は程ほど・・でも最近量が増えていると。表向きは無党派
だがいつも共和党に入れている。金持ちだけど妻はもっと金持ち。
趣味が悪い靴は自分で購入したがオパールのカフスは妻からの
贈り物だろう」と。それは占いか?といわれるとパトリックは
ズボンの左ポケットに何か入っていますと語る。
それを見ると「あなたはこう考えるだろう。一体どうやった」と。
「この天と地との間にはホレーシオ、哲学など及ばぬことがある」
という。

リズボンは仕込んだでしょとパトリックに問い詰め、保安官代理
に先生が来るって知らせろと。また検死官事務所に謝罪だという。
そんなリズボンに電話が鳴る。

デラムア保安官(William Francis McGuire)によると強盗事件だ
という。2人組はバンを止めさせて銃で脅してハートリーの遺体
を取ったのだという。シュタイナー医師が抵抗して額を殴られた
という。これもパトリックの仕業かというと、それを否定する。
誰が遺体を盗んだのか。

シュタイナーから話を聞く。トラックが駐まっていた。男二人が
エンジンをいじっていた。合図してきて助けようとしたら銃で
脅して来たのだという。2人共白人で180cm程度。フードを被り
サングラスをしていたので顔は分からないという。1人がバン
を開けて死体袋を出して見張りが手伝うときに飛びかかったとい
う。バカだなというパトリックにシュタイナーも同感だという。
しかし何故遺体を盗むのかとシュタイナーも疑問。
リズボンに再び電話が鳴る。
銃を持っていた相手じゃどうしようもないというと、シュタイナー
は遺体管理が責務であり責任を感じると語る。

ヴァンペルトは婚約者と電話。
ヨンドヴィルの教会はステキだけどみんなを呼ぶには遠いという。
ヴァンデミア州立公園は?というヴァンペルト。しかし無理だと
分かると他を探さないとねと。
リグズビーがやってくると結婚式かと問う。クエーカー教徒の古い
集会所が最高なんだが結婚式は無理だと言われたとし周りの草を
踏み荒らされるからだと。
リズボンはハートリーについての情報を聞く。
チョウはパトリックの言う通りヘッジファンド会社・HVワイルダ
ーファンドの共同経営で妻はクック一族だという。資産家で妻
はペレグリン(Heather McComb)。リズボンは家族に会うとし
チョウは会社で話を聞いてと。遺体の手がかりは?指紋はなく
タイヤ痕も手がかりなしだというリグズビー。遺体を盗んで
どうするのかというヴァンペルト。シュタイナーと一緒に襲われた
職員から襲撃者の情報を聞いてと語る。ヴァンペルトには同様の
遺体盗難事件がないか調べてくれという。

●カリフォルニア・ヒルズボロ・クック邸
●ヒルビュー通り2729

■事件

カリフォルニア州オーバーンでヘッジファンドの経営者で妻は
クック一族という地元の名士の夫・ティモシー・ハートリーが
昨夜胸を撃たれた上に喉を切り裂かれた状態で発見される。
S2-2、S2-15でパトリックから散々からかわれたベテランの検死官
シュタイナー。そんな彼から捜査への同行を頼まれる。

第2話 緋文字 The Scarlet Letter 脚本/Tom Szentgyorgyi 監督/Charles Beeson ...
第15話 レッドヘリング~おいしい罠 Red Herring 脚本/David Appelbaum 監督/Eric Laneuvil...

■感想

まさかのシュタイナーの自殺。

検死官が検視台に登ることに嫌悪感を持つのは分かるし、更に
医師としての知識が有るからこそ、今後自分の身に起こるで
あろう病変による辛さから逃げる為に自殺しようとするのを
パトリックに見守っていて欲しいと頼むのだから大変なことだ。

パトリックが被害者のことをあれだけ見抜いていたのだから、
シュタイナーの異変に関しても気がついていた筈。
敢えてそれに付き合って最後に自分の価値観を悉く覆して
プライドさえも踏みにじってきたパトリックのことを知りたいと
感じたのかな。

そして何よりも今回はヴァンペルトの結婚式へ向けてのカウント
ダウンが始まる中で、リグズビーは役職こそ立派なもののヴァン
ペルトの相手としてFBIのオラーフリンが相応しいのかどうかの
精査が始まる。
今の状態からするとリグズビーが映画「卒業」しそうな勢い。
援護するから彼女を助けるんだとするオラーフリンが銃撃戦に
置いては一歩も動かない姿が有る。自分可愛さのことなのか。

そんな事実を知り、リグズビーとしてはヴァンペルトに話すか
どうか悩むところだけど、一歩間違えば告げ口しているように
しか見えないし、嫉妬しているとしか捉えられない感じもする
から難しいところだ。

■捜査

今回の事件は2つの側面がある。
一つめは被害者がティムだったこと。
もう一つはその遺体が盗まれたことだ。

被害者ティムの母方・妻方はは名門家のクック一族。
最初に会った時にパトリックは明らかに何かを恥じているとして
いた。更に何をしてこれだけの財を築いたのかと尋ねると甜菜
/砂糖大根によって祖父が成功した。母のエルスペス
(Frances Conroy)は義理の息子が何をしているかなんて知らない
とするけど、自分たちだって祖父の資産を利用してただ甘い汁
に啜って生きてきただけではないかと。

パトリックがズガズカっと相手の家を見た瞬間に何処かでヒント
を得るのはパターンではある。

果たしてパトリックは屋敷の中で何を目にしていたのかな。

■チョウ活躍

今回のチョウは被害者のヘッジファンド会社で話を聞きに言ったり
怪しげなUFO被害者みたいなところに話を聞きに入ったりする。
ヘッドファンドの会社では、ヴェラという共同経営者から話しても
長くなるとして以下略と言われそうだったけど、「先物為替レート
の平均回帰性を利用した戦略だと理解しているが・・」と
語っていた。

またUFOマニアの男のカークと話をする際に、チョウはやたらと
語りかけられて洗脳するように語りかけてきた。チョウさんが
そんな言葉に耳を傾けると思ったら大間違いだぞと思ったけど、
なんかあのまま言ったら落ちてないか?「無いです」の一言で
済ませていたけどね。

■被害者の持つ秘密

妻には話せないことを幾つか抱えていた様子。

一つめは精神科医に通っていたこと。
病院に行っても誰が担当している医師なのか分からない。
手っ取り早く突き止める為に警報機を鳴らして医者を避難させて
みんなから話を聞くという強引な方法を取る。
リズボンとしては検視局に謝罪しなければならないとしていたけど
その後消防局にもパトリックの勝手な行動の為に謝罪しなければ
ならない。
後にリズボンはパトリックに対して愚痴を語っている
「宇宙人が来たら食われれば良いのに・・」

マコーミック医師(Mary Chris Wall)だけが他の医師とは違う行動
を見せただけにすぐにその相手を突き止めるがやっぱりこういう
病院故に守秘義務は堅い。
ただ治療のVTRと称して彼が通院していた理由の中に宇宙人に
拉致されたということを引き合いに出していた。

二つめはそれに伴い彼は宇宙人による被害者の会を設立しようと
していたこと。自分で基金を立ち上げるとしていたことで、
尋常ではないように思わせたが、妻は信用していたようだ。

■その他

・犯人は誰?

ソファーで寝ているパトリックの元にリズボンが来る。
リズボンはソファーを蹴り上げていたけど、脚は治ったんですか!?
犯人は?「ジャバ ザ ハット 、ミン皇帝かな」

・犯人を呼び寄せる

検死官のシュタイナーがマスコミの前に立ち勝手に被害者のこと
を語り出す。最初は怪しいなと思ったけど、パトリックが仕組ん
だ罠だったようだ。
遺体には犯人のものだと思われる血痕が付着して居ること。
実際には付着して居なかったけど、都合良く犯人の手は切り傷が
有ったね。結局犯人は家名を汚されるのを拒んだ義母の仕業でし
た。シュタイナーは義母に電話して自分の命は長くはないと
して事実の隠蔽に5万ドルを要求する。そこにやってきた所を
逮捕した。

・ヴァンペルトの結婚式を止められるか、リグズビー!

途中で立ち寄るところがあるということでリグズビーはその間に
自分は車の中で食事をしているので用事を済ませてくればという。
なんとヴァンペルトの用事とは結婚式のドレスの衣装合わせだ
った。
その後例の撃ち合いがありオラーフリンがヴァンペルトを助けよう
とはしなかったので、そのことを話すべきかの葛藤に悩まされる。

・パトリックは自殺現場に居て大丈夫だったのか?

最後にコインのトリックを見せて死の恐怖などから視線をそらし
ていたし、催眠術のようなものをかけていたのかな。
しかしあの場にいて大丈夫だったんでしょうかね。

■使用された曲

■出演者

パトリック・ジェーン …… 犯罪コンサルタント、CBI
テレサ・リズボン …… CBIの捜査チーム・上級捜査官
キンブル・チョウ …… CBI捜査官・元軍人
ウェイン・リグズビー …… 放火事件のエキスパート
グレース・ヴァンペルト …… CBIの新人捜査官

クレイグ・オラーフリン …… FBI捜査官、グレースの彼

アート・ヴェラ …… ワイルダーファンド共同経営
エルスペス・クック …… ペレグリンの母、クック一族
ペレグリン・ハートリー …… ティモシーの妻
ティモシー・ハートリー …… ワイルダーファンド共同経営
ニューサム・カーク …… UFOマニア、”ギャレット・ロステン”
Dr.シュタイナー …… 検死官、末期癌
ジム・マシューズ …… オーウェンの強盗仲間
オーウェン・メリング …… ゲイリーの従兄弟
ゲイリー・ワインマン …… 葬儀ディレクター
Sgt.デラムア …… 遺体が盗まれたと報告
Dr.ウェンデリン・マコーミック …… 精神科医
ブレンダ・シートリック …… 報道官
…… TVニュースリポーター
ハリソン …… クック家の執事
…… 保安官代理、パトリックとグル
Mrs.メリング …… 母親

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