メンタリスト The Mentalist シーズン3 第17話 血流 Bloodstream

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第17話 血流 Bloodstream

脚本/
監督/

【ストーリー】

●マウントスタンツゴルフ場・
カリフォルニア・メイヤーフォレスト

リズボンはパトリックにゴルフって面白いのかと問う。意味のない
反復運動は頭を空にするのに最高だという。打ちっ放しは精神の
洗濯機だと。
現場に来ていたヴァンペルトに状況を聞く。
被害者はIDからマイカ・ニュートン。凶器は5番アイアン。
防御創なし、目撃者もなし。スイングしてる後ろから殴られた
のだろうと。パトリックは日焼け止めに除菌ジェル、ローカロリー
スナックからして過保護に育てられたのかと。今朝の4時に発見
されたとし、ゴルフクブッグから財布などは手つかずだという。
現在チョウが車を調べているという。リズボンはそんな早くに
人が居るのかと驚くが既に朝4時には人が混雑しているのだとい
う。24時間営業だと。支配人に夕べの防犯カメラをもらってと
ヴァンペルトに指示するリズボン。
パトリックは被害者は健康に気を使っている。ウィンドブレーカー
にはわざわざイニシャルに刺繍。爪にはヨード液の染みがある。
スコアカードはミミズみたいな走り書き。答えは一つ。被害者は
医者だ・・しかも問題を抱える医者。リズボンは自分もそう思えて
来たと語る。ゴルフクラブベッドについた跡で打ち方の癖が
分かる。彼の場合は跡が真ん中についていないのでいつもクラブ
の先で打っているのだという。
するとラローシュがやってきて、そうするとスライスするんだろ
うとしフェイスが開くからなと。リズボンに話が有るというと
彼女はラローシュに鈴でもつけてと皮肉る。
ハイタワーの逃走先の手がかりは?君に連絡は?と問われ、リズボン
は連絡は取っていないという。君はハイタワーの子を預かっていた
だろうとしどんな様子なのかと問われると、今は目の前に捜査が
あるので後にしてという。

チョウがやってきた為にどうだったかと問うと、車にIDが有り
聖サクラメント病院のものだったという。カードに付いている
のはガラスバッジ。積算線量を図るもので病院では放射線を
扱っていること。
ラローシュが再びやってくるとハイタワーを探す気はないようだ
なと。あなたは何ヶ月も現場を邪魔し見つけた犯人は逃走中。
そして何故また私の現場に来るのかと激怒するリズボン。
後任が来たらあなたを遠ざけてもらうというと、私がハイタワー
の後任に決まったという。今からこのチームのボスはチョウ
だとし、リズボンにはチョウの下に付くんだと語る。

●CBIのオフィス
リズボンのオフィスにチョウがやってくるとみんなで決めたと
し、捜査指示はリズボンが出してラローシュには自分が報告する
というチョウ。しかしリズボンは心遣いだけで十分だと。
チョウは不当人事だとするが直接の命令なのよとリズボン。
チョウはやるなら本気でやりますよというと、オフィスは要らない
とし自分は部下と共に居たいからだと。

チョウはみんなにリズボンが申し出を断ったのでボスを引き受ける
とし今から捜査会議を開くという。

リズボンから被害者情報を。
マイカ・ニュートン(42歳)、男性と結婚。医者だけど病院では
経営を担当しているという。ヴァンペルトに防犯カメラは?と
問うチョウ。駐車場とクラブハウスのみついているが不審人物は
無かったという。クラブの指紋は?と問うとリグズビーは採れな
かったという。検視の報告書は?というと、リズボンが取ろうと
する前にチョウが取る。死因は頭部への打撃、即死で間違い無い
が被曝量が納得出来ないというリグズビー。職員にはガラスバッ
ジ着用が義務づけられているがニュートンのバッジは月の許容量
を越えていたのだという。しかし遺体の被曝量は数値より低い
と。リズはパトリックと病院で聞き込み。チョウとリグズビー
は配偶者に話を聞きに行こうとし、ヴァンペルトはニュートンの
調査を改めてしてくれと語る。

■事件

マウントスタンツゴルフ場でマイカ・ニュートンが5番アイアン
で後頭部を殴られて死亡する。被害者は除菌や健康に気をつけて
いたことから見て医者ではないかという。
そんな調査をしている中で現場には内部調査のラローシュは
リズボンの元にやって来てハイタワーの件を聞こうとする。
現在目の前に起きている捜査に集中したいリズボンは彼を遠ざけ
ようとすると、突然ハイタワーの代わりに自分が後任になる
ことになったとして、今からボスはチョウであり君はチョウの
部下として働くよう告げられる。

■感想

ラローシュは本当に鬱陶しいですけど、これは内部調査員の
彼としては当然の行動なんでしょうかね。仕事をしているだけ
と言えれば良いけどやっぱり解せないところは有る。
そんな彼がCBIにやってくることで果たしてどういう弊害が起こる
のか。
彼が捜査員として本気に仲間となればパトリックは要らないの
ではないかという程に洞察力は鋭いし心理を読むことに長けて
いる。

チームとしてもリズボンの扱いに困る。
突然の上下関係の逆転はリズボンは良いとしても部下は気を使う
ところがあるよね。ただその相手がチョウさんなので彼は仏像
さんなので静かに現実を受け入れるタイプ。
リズボンが受け入れたことを語ると、チョウは私は本気でやり
ますよと語る姿がある。

ここの所一人一人罰を与えるような展開が多いね。
リズボンとしてはパトリックのことを放置出来るという利点
がありその辺は開放感があるか。身勝手に振る舞ったとしても
ボスはチョウですからそちらに文句を言って下さいなんて
言える立場で今回は3度4度とそのセリフを語っていた気がする。

しかしいざ捜査に入った際に、資料を真っ先に目にするのはチョウ
だし、”ボス”という言葉に無条件に反応してしまうリズボンの
姿にまだまだ受け入れ準備は難しいかという感じがした。
結果的にラローシュが与えた罰だったみたい。

■捜査

医者が殺害されたことで同じ職場で働く聖サクラメント病院を
調べていく。
パトリックは一撃で致命傷を与えているということで医学的知識
のある医者が犯人だという説を出していた。

被害者の医師は臓器移植ブロジェクトに参加していた。
臓器移植も順番によって命が左右することがあるし、金を持って
いる人ほど上位に回ることだってあるものかもしれない。

そういう順位を動かしている人物が犯人ではないのかと疑う。
移植委員のメンツは誰もが容疑者だ。

移植委員の後任には外科部長のクイック医師が後任になる。

この状況は単純に見てCBIで起きている事情と病院で起きている
人事には共通する何かが有りそうだね。

■疑問

放射線の被曝量を測定する為の積算線量の被害者の身体と数値
の違いが不自然な形として現れている。
輸血血液への放射線照射に使われている野がセシウム137のよう。
作業時は鉛の防護服を着ているとのこと。

■対象的な二人の患者

バイロン・ジョーダンの妻・イーニッドは移植することになって
いたがなかなか順位が回って来ない。ようやく来たかと思えばまた
順位が下がる。バイロンはその繰り返しを経験し、ついには医師
に脅迫状を出していた。

一方移植を待つ患者はシベリアの患者ユーリス・オラトニも同様。
腎移植を先に取られてしまった。

シベリアの患者が先に移植されるのは金を出すVIPだからだろうと。

■病院での出来事はナースステーションで聞け!?

パトリックが頼りにしたのは看護師たちだった。
この病院での人間関係、人物像を知る為にはやはり看護師に聞く
のが一番だ。

今回は大きな疑問・疑惑が幾つか浮上する
1つは被爆線量の問題。
1つ移植手術(腎臓)の順番。

そして最後になって浮上する核心的な流れとしてナロキソンという
鎮痛剤が無くなっていること。
それが分かったのは患者が術後に痛がる人が多かった。

麻酔を管理しているといえば麻酔科医。
みんなの飲むコーヒーに麻酔を入れたというパトリック。

患者のお腹には「開腹注意」と書き込みしていたので、マルヴォ
先生が怪しいかと思った。

また委員会での争いを巡って被害者と争っている人が居たり秘書
の行動はどれも動機になり得そうな感じだった。

結果として秘書はセシウム137を少しずつ盗んで売っていたという。
麻酔科医のギドリーは鎮痛剤を薄めて自分が依存症だった為に
使用していた。それがバレてギドリーはニュートン医師をゴルフ
クラブで殴った様子。しかしヴァンペルトの話では朝の4時から
ゴルファーでゴルフ場は人では溢れているって言ってたので
よく殺害出来て見つからなかったね。

■その他

・カンガルー裁判

パトリックによると不当な裁判のことを「カンガルー裁判」だと
いう。カンガルーが他の有袋類と比べて不公平だから・・として
いたけどイマイチよく意味が分からなかった。

サッカールーと言えばオーストラリアのサポーターのことを言う
よね。
日本とオーストラリアは対戦することが多いけど、日本から見る
とオーストラリア戦では不当な判定が大いに目立つ。
アジアカップでは完全なハンドを見過ごされたし、ワールドカッ
プの最終予選でかつて内田選手が全くプレイに関係無いところで
ファウルとされてPKを与えたことがあった。
最もオーストラリアとしてもワールドカップでの対戦に於ける
日本戦での失点はキーパーチャージと言いたいところでしょうけ
ど・・

・ロシアンジョーク

「銃を何処で手に入れた!」
「カリフォルニアじゃ、そこらで銃の成る木がある」

・チョウCBIのボスに・・

ラローシュの怒りに触れてリズボンの代わりにチョウがボスと
なる。
「どうしてハズしたのか?」(Lisbon)
「虐めてみたかったんだよ」(LaRoche)
「警告だ、無礼な態度は許さない」(LaRoche)

チョウもまた毎週末の仲間たちとの飲みに行くのを楽しみにして
いるみたいね。ボスになったとしても仲間たちの傍に居たいとして
オフィスには入らないことを語っていた。
復帰祝だとしていたけど、それがリズボンの復帰を祝うのでは
なくて飲み友達チョウが戻って来た祝いだというのが何ともね。
そんな光景を見てリズボンは寂しそうに権力の代償だとしていた。

■使用された曲

■出演者

パトリック・ジェーン …… 犯罪コンサルタント、CBI
テレサ・リズボン …… CBIの捜査チーム・上級捜査官
キンブル・チョウ …… CBI捜査官・元軍人
ウェイン・リグズビー …… 放火事件のエキスパート
グレース・ヴァンペルト …… CBIの新人捜査官

J.J ラローシュ …… 内部調査部/CBIの上司へ

フランシーン・トレント …… マイカの秘書
ヴィオラ・ハーン …… 看護師
Dr.エヴァン・クイック …… 新しい移植委員長
Dr.ヴァーノン・ワトソン …… 優しい医者
バイロン・ジョーダン …… イーニッドの夫、脅迫手紙
イーニッド・ジョーダン …… 腎移植が必要な患者
Dr.ギドリー …… 麻酔医
デヴィッド・ヴァンス …… マイカのパートナー
ユーニス・オラトニ …… ロシアンマフィア・移植手術
イゴール・ゴレンカ …… ロシアンマフィア
デイジー …… 看護師
アリシア …… ドラッグ依存症
マイカ・ニュートン …… 42歳、聖サクラメント病院
グロリア …… 看護師
ヘンリー …… 病院の警備員

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