ライ・トゥ・ミー 嘘は真実を語る Lie to me シーズン2 第18話 ファイトクラブ Headlock

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October 19, 2009
第18話 ファイトクラブ Headlock

脚本/Sharon Lee Watson、Jameal Turner 監督/Michael Offer
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ファイトクラブが倉庫で行われる。
戦っているのはオーランド・リマとラウル・カンポスだった。
マネージャーのシモーネはオーランドに闘いの指示をする。
そんな中違法なファイトクラブにはカルもやってくる。
カルは頭が無防備だとしてオーランドを指摘。その通りラウル
に殴られKO負けする。

カルはラウルと共にMORY’Sというバーで祝勝会をする。
何故ファイターなどしているのかと問うと金が欲しいのだという。
カルは彼が酔っている為に危険なので送っていくとするが、
それを断るラウル。目撃者の男はカルとラウルが争っているよう
に見えていた。しかしラウルはカルの申し出を断るとバスで帰る
という。カルは先に車に乗って出て行く中、ラウルは金がなく
バスに搭乗させてもらえなかった。仕方なく自分の車に乗って
帰ろうとしたところ、何者かによって銃弾によって射殺される
のだった。

ジリアンは以前施設で知り合ったバーンズ医師と体の関係に
まで及んでいた。ジリアンはまだ家族や友人にバーンズとの
関係を話していなかった。
そんな中バーンズがシャワーを浴びに出た頃、ジリアンは
携帯が鳴っていることに気が付く。携帯の鳴る音の先を探って
いくと、タンスの引き出しであり、その中には何者かのパスポ
ートと携帯が有った。パスポートの名前はマルコ・ジアネッリ。
携帯のメールには「マルコ、今夜決行だ」と書かれていた。
ジリアンは彼に対して不信感を抱く。

一方現場ではベルナール・ディロンが来ていた。
ベンの上司であり現場のトップの人だとしてジリアンはカル
に行儀良くすべき事を語る。そしてベルナールはアメリカの
発音ではバーナードだと語る。カルはそんなバーナードに
挨拶すると殺人事件が起きたことを聞かされる。
被害者はラウル・カンポス。ペルー出身の20歳で、昨夜胸に
3発の銃弾を喰らったのだという。調べているウチに違法な
格闘賭博に参加しており、誰かが携帯で撮影したものを支局
に匿名で送られてきたのだという。ファイトクラブを主催して
いるのは実業家のロン・マーシャルという人物で、バーナード
は一度追い詰めたが裁きの手から逃れている事を語る。
しかしカルは昨夜ラウルといたことも有り、その捜査に参加
するのを避けようとしてあんたらの仕事だろうと語る。
しかし昨夜の試合の中から容疑者を絞りたいのだという。
バーの外で男が口論しているのが目撃されていて、ラウルと
口論していたのは40代・白人・体重70kg、身長170cmだという。

カルの元にはオーランドのマネージャーをしているシモーネが
やってくる。マーシャルはオーランドが犯人だと思い連れ去った
のだという。彼がラウルを殺したと思っているが彼は犯人では
ないとし一緒にビリヤードをしていたという。オーランドは
私にとって弟同然だと告げると、それならばマーシャルに
FBIが探していると伝え、これ以上死体を増やさないよう告げる
べきだという。
そんな中ベルナールは被害者の爪に有った皮膚からDNA鑑定を
行うという。それを聞いたカルはベンを外に連れ出し、自分
が昨夜彼と居た事を告げ、目撃者が言っていた人相は私のこと
だという。試合を見ていた事を告げ、我々で鑑定をもみ消さないと
いけないと告げると、ベンは”我々?”と問う。捜査妨害をしろ
というのかと問うと、無理だという。潔白ならば正直にいえと
するが、ディロンは私のことを恨んでいるので、第一容疑者に
されれば親権を失ってしまうのだという。少しの間犯人を捜す
ので時間が欲しいと語る。
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カルは研究の為に違法賭博であるファイトクラブに足を運ぶ。
出場するラウルとはまるで知らない仲でもなく、勝利した後には
祝杯をあげる。しかしその日の夜に彼は殺害され、バーの外で
カルとラウルが言い争っている姿が目撃され、更には違法賭博に
於ける映像がFBIに匿名で送られてきたことも有り、ラウルの
ことを調べられるごとにカルは不利な状況へと追い込まれていく。

相変わらず気になるのはリスク性の高い捜査なのに、カルが恐怖心
もなくズカズカーっとそういう場所に乗り込んでいくところか。
相手の心理やウソが読めるからと言っても自分の中の恐怖心を
打ち消すことが出来る訳では無いだろうし、FBI捜査官たちから
カルに容疑を向けられての制約が流れのあるなかで、何故絶対的な
自信の下でふてぶてしい姿ばかりを見せられるのかは実に謎。
感情だけで生きている悪人なんて数多い訳で、挑発したら一瞬で
撃たれてしまう可能性だってあるのに・・・。

また前回のエピソードで、クララのグループと解約してしまったことで
ライトマン研究所の資金の問題はどうするのか今回触れていなかった
けど、毎回頭痛の種として抱えている割りには、意外とみんな脳天気
に過ごしているよな。相手の方からの契約履行違反の流れだったので
違約金が発生して取りあえず契約の分だけは金は受け取ったという
ことなのか。

今回は国内の違法な組織だけでなく、ペルーのゲリラ組織
“輝く道”が関与しているという状況の中での捜査だということで、
よりリスクが高く、不透明感が漂っていた。

カルの安易な行動のせいで、ラボのスタッフとFBI捜査官であるベン
を巻き込んでしまい、捜査・司法妨害、証拠の隠蔽、改ざんなど
散々法をおかしては、刑務所行きにしてもおかしくない
ことを平然とやってのけるところは最早終わっている状態。
これが判明すればこのラボでの研究・結果などは、法廷での
証拠としては今後認められなくなるのにね。

カルのウソを見抜くテクニック・科学的根拠というのを主催者である
マーシャルに説明するシーンなども有ったけど、研究者同士には
通じても素人に直接説明するのは難しいよな。カルの能力を認め
させるには、クララのような状況にまだ至らないと彼の能力が
一般人に認められるのは難しいように思う。

また私生活ネタではジリアンがS2-16で知り合ったバーンズ医師
と性的関係に及んでいた。カルとジリアンの関係性を期待したけど
カルはいくつかの場面で女性と絡んでいるので、ジリアンも別の
方向性を持たせたのだろう。こんなにも正確に相手のウソを見抜き
心理を読んでしまう研究者と付き合うのは相当難儀が予想されるの
で、こういう選択肢が正しいのかも。
ただ正直、バーンズって怪しすぎるのでホント付き合っていても
大丈夫なんですかね!?

リアがマーシャルの倉庫にズカズカっとやってきたり、カルが
現場で目撃されたことで、今回は捜査に於いてもやりづらさが有った。
ジャンキーの目撃者に対してカルが誤魔化すのはそんなに難しい
ことではないとは思うけど、リアがマーシャルの取り調べを
行う流れには相当なリスク性を感じさせたし、映像を切り貼りして
しまった時点で証拠能力が失われた感じ。

FBI捜査官のバーナードとカルは因縁の関係にあるようで、
彼の出世時に於ける審査に於いてカルは問題有りとのレポート
でも提出したのだろうか。こういうカルとの訳ありの人物が
時々出てくるけど、どれも似たような感じがする。

・Brand New Day
Performed by Ryan Star
・BI’m an Animal
Performed by Neko Case

カル・ライトマン (Tim Roth) 心理学者・ライトマン・グループ
ジリアン・フォスター (Kelli Williams) 心理学者、
リア・トーレス (Monica Raymund) 24歳、カルの部下
イーライ・ローカ― (Brendan Hines) カルの部下
エミリー・ライトマン (Hayley McFarland) カルとゾーイの娘

ベン・レイノルズ (Mekhi Phifer) FBI捜査官

Dr.バーンズ / デイヴ・エルストロム / テイヴ・アサートン (Max Martini) 精神科医、実はDEA捜査官
ロン・マーシャル (Tommy Flanagan) ファイトクラブ主催者
バーナード・ディロン (Conor O’Farrell) FBI捜査官
シモーネ・アスキュー (Yolonda Ross) オーランドのマネージャー
フワン・カンポス (Maurice Compte) ラウルの兄、連れ戻しに来た
ラウル・カンポス (Rick Gonzalez) 弟、ファイトクラブ
— (Mark Correy) Lightman Group Tech
— (Mariano Mendoza) Fight Referee
ジョーンズ (Tom Ohmer) 捜査官
オーランド・リマ (Alvaro Orlando) ファイトクラブ
— (Mark Allan Stewart) Right hand Jack
— (David Ury) Witness

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