NCIS ~ネイビー犯罪捜査班 シーズン7 第9話 それぞれの祈り Child’s Play

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第9話 それぞれの祈り Child’s Play
「aka.チャイルド・プレイ」

監督/
脚本/

【ストーリー】

少年2人(Ty Panitz)(Reese Hartwig)がトウモロコシ畑で追い
かけっこする。
少年の1人がかかしにぶつかるが何か違和感を感じて袋を取り除く
と男性の遺体がかかしとなっていることが分かる。

ジヴァとマクギーは出勤。
マクギーがエレベーターに乗らずに来たことに対してジヴァは
尋ねると、良い運動になるから・・と。トニーはスーパーモデル
みたいにスリムになってきたなというと1kgくらいは減ったのか
と問うと7kgだという。トニーは俺は超特別捜査官だとすると
何一つ見逃さないという。女が出来たのか?白状しろ。訳もなく
ピザやドーナツを我慢するか?と問う。いつもホリーデーシーズン
に体重が増えるので今から備えているのだという。ダッキーが
オフィスにやってくるとマクギーに対してダイエットは中止だと
し感謝祭が済んでからにしてくれという。マラード家伝統のディ
ナーはボリュームが自慢だとしたらふく詰め込むつもりで参加
してくれという。ジヴァやトニーにもダッキーから招待状が手渡
される。「感謝祭のディナーに招待します。空きっ腹でどうぞ」
とジヴァは文面を読むとすきっ歯と関係が有るの?と問う。感謝祭
は明後日だよと。マクギーは妹に会う予定だという。ジヴァもお隣
さんから既に招待されているという。トニーも予定があるというと、
ジヴァはブロンド美女が七面鳥を料理してくれるのか?とジヴァ。
ポーカーのトーナメントに参加するんだとし、ビッグ・ベンド・
インディアン・カジノ・・カニ料理の食べ放題だという。先住民
の子孫と仲良くギャンブルなのか?。
ダッキーに対してお母さんはと尋ねると介護スタッフと親身で
元気にやっているという。しかしもう私の顔も分からないと。
そんな中ギブスがやってくると事件だと語る。

現場はトウモロコシ畑。まるで迷路だ。メイズの迷路。
インディアン語でトウモロコシだというトニー。ジヴァはインド
の言葉ならマッキでしょというと、そのインドじゃなくて先住民
のことだという。それならちゃんとアメリカン・インディアンって
言えば良いでしょというと、惜しいな正解はネイティヴ・アメリ
カンだと。

現場に到着する。
足跡が数人分で幾つかは小さいという。子供2人が見つけたもの
だというギブス。こっちらデカイ足跡があり引きずっていると
いうトニー。
ダッキーがやってくるとオードブルの次はコーンチャウダーで
どうか?と語る。するとみんなは「ポーカー」「妹」「お隣」と
答える。ギブスは後で良い・・と。
検死すると血の粘り気からすると死後そう時間は経過していない
がここで撃たれた訳では無いという。マクギーは被害者は海兵隊
のトレヴァー・マイケル・ロザーダ兵長で、所属はクワンティコ。
手が切られていること。切断は死後だという。トニーはカラスが
もって行ったのかもというと、ジヴァは鳥の羽根をトニーの耳に
触れさせる。死亡時刻は8から10時間前・・つまり3時から5時だ
という。”PC”と手に傷が掘られていた。東部一帯に拡大している
ギャングだというトニー。海兵隊を殺すという入団テストなのか
というトニー。ギブスは兵長もメンバーだとし入隊時にレーザー
で消したのだろうという。殺してからまたマークを入れ直したと。
ジヴァに対してトニーの肩に乗れというと酷いというジヴァ。

「西は?」・警察の車、「北は?」・農家の人、トラクター、
「東は?」・倉庫・距離200m弱。わざとここに置いていったの
だろうとし誰にでも見つけやすい場所だと。

・NCISオフィス
トレヴァー兵長の軍歴はシミ一つ無し。派遣は数回。誰もが羨む
任務についているという。サトラー戦略分析研究所の警備担当。
大手のシンクタンクだというマクギー。海軍や海兵隊がよく
使っているというとギブス。半年前からそこに勤めていたという。
ロザーダの住所だというと、マクギーとジヴァはロザーダの家を
調べろとしトニーは俺と来いという。トニーは研究所??というと
そういうのは”マクスマート君”の方が良いですよという。オタク
の楽園みたいな所でしょと。online game模様の壁紙とかエルフ
の形のベッドとか・・ボクはこっちで・・・というが・・。

・サトラー戦略分析研究所
庶務のクリスタ・ダルトン(Lisa Sheridan)が対応に出る。
ロザーダに何が有ったのかと問われるとギブスは死体がここから
30kmの所で見つかったという。ここで何の警備を担当していたの
かと問うギブス。案内するというクリスタ。ここは保育園ではなく
知能テストセンターだという。子供の知能を戦略に利用すること。
彼は緊急対応チームの配置が専門だとしてメガネのパーカー少年
を指す。ペンタゴンの連中がやっているのかと思ったというトニ
ー。知能の高い子は大人に比べて柔軟な発想が出来るという。
先入観がなくシンプルでクリーンでピュアだと。家族の同意も
取ってあるとし預かるのは1、2週間だという。子供に取っては遊び
のようなもの。ロザーダの仕事はシッターなのか?というトニー
に対してボディガードだという。この子供たちには研究所と
軍にとって貴重な人材だという。ブレット(Spencer Daniels)は
音楽プレイヤーを返してという。クリスタはシーリングファンに
コードを巻き付けるのを辞めればねというと、ブレットは
滑空比と逆トルクの実験をやっただけだという。実験と言っては
壊してばかりでしょという。そんなやりとりを見てトニーは
ヴァル・キルマー「天才アカデミー」だと語る。あの年頃では
扱いが大変でしょと。ロザーダと親しかったのは?と問うと
アンジェラ・ケルプ(Madeline Carroll)だという。少し様子が
変だったので気にかけるように頼んでいたとのこと。二人は
仲良しだったという。アンジェラに会わせてくれというギブス。

アンジェラはノーヴェル(Gabriel Olds)と部屋で戦略を練って
いた。ギブスはアンジェラが的確に敵地での参戦行動を指示
していることを驚く。彼女の部屋を見せてもらう。
ネコのキンバの絵。パパとママは離婚したのでママのダーリーン
(Emily Swallow)と二人で暮らしていること。トニーはキンバは
タリバンをやっつけているというとネズミもねと。やりとりを
見ていた男は自らをユースプログラム責任車のクレイグ・
ノーヴェルだと語り、何でも協力するという。ギブスはアンジ
ェラと二人きりで話したいと語る。

■事件

トウモロコシ畑で海兵隊の兵長トレヴァーが銃殺される。
彼はサトラー戦略分析研究所という大手シンクタンクでボディガ
ードの仕事をしていた。
遺体には腕が切り取られていて過去に所属していた東部最大の
ギャング団のPCの文字が刻まれていたことから、勝手に抜けた
ことへの報復か、ギャングに関わる事件かに思われた。
しかしサトラー戦略分析研究所は大人にない子供の柔軟性を利用し
その能力を海兵隊は戦略に使っていたものとされる。
果たしてこの研究所と関係しているのか。

■感想

感謝祭の時期だけ有って「かかし」にまつわる都市伝説的遺体
らしいものを持ち出すっていうのが如何にアメリカンな感じ。
「スーパー・ナチュラル」とか「13日の金曜日」とかホラー映画
では定番。今回のエピソードでも少年たちが見た死体がかかし
にされたのを見て話に尾をつけて体験談として語る内にどんどん
と話は大きくなっていきそう。こういう所から都市伝説やら
ホラーは生まれる。でも何で収穫祭でかかしが怖いものの
存在のようにして扱われなければならないのか。

そして何よりも感謝祭は家族や気の合う仲間と過ごすもの。
ダッキーが感謝祭にみんなを呼んだのも、母親が施設に入って
しまった寂しさ故のことではないかと思わせるところも有って
ちょっぴり寂しさも覚える。

みんながそれぞれに予定がある中で、最終的にはダッキー
の家でダック・・ではなくターキーを食べるというのは良かった
ね。アビーとダッキーだけになるかと思ったけど、来ないと思って
いたギブスまでやってきた。この9年間何処に行ったかダッキー
でさえも分からないギブスの行動。ギブスもダッキーの家に来ら
れないのであれば、せめて先日仲直りした父親の元にいけば良い
のにね。

少しずつギブスも変わって来たところがあるな。

■経過

遺体を引きずって行き、かかしとしてあそこに貼り付けにした
という時点で大人の男の仕業であることは前提条件として分かる
よな。

今回はみんな感謝祭の予定があるので早急に解決しようとして
いた感じもするけど、結果的には解決しなくて良かったか。
しかしせめてマクギーは妹を連れてきてよ(笑)
NCISでは2度しか出てこないサラ・マクギーを演じているのは
「Pretty Little Liars」のスペンサー役のTroian Bellisario
だ。

天才の子供を相手にするので気難しい展開になるのかなと思った。
しかし天才故に答えを壁の絵の中に埋め込んでおくなんて
凄い考えだね。

■無邪気な子供こそ怖いのか

大抵は無邪気な子供が怖いのではなく、その純粋さを利用しよう
とする大人が怖いんだけどね。
海兵隊なのに一体何をしているのかと思ったら、なんと軍事作戦
を子供に立てさせるというところが何とも言えない。
天才故に利用されているのだろうけど、「クリマイの」リード
博士の寂しさを考えると子供には子供らしいこともして欲しい。
そういう意味ではゲーム感覚でそんな作戦を取らせていたところ
も有るのかも知れないけど、よくよく考えれば人殺しの作戦とか
そういうのを子供に立てさせているんだよな。

実にどうでも良い事だけどトニーが研究所に行っていた際に
バイクゲームをしていたけどそのゲームタイトルが”NIRIN(二輪)”。

■ギブスはアンジェラと交流

アンジェラが怖い子なのかと思えなくもないけど、取りあえず
彼女が焼いたカップケーキをギブスが食べていたのが印象的。
普段なら食べないんじゃないかな。しかもあんな毒毒しい色した
カップケーキを(笑)

トニーは高校の統一試験は950点だったとしたけど、比較するもの
がなくてよく分からなかった。

海兵隊は派遣中よりも帰ってから怪我したり死ぬ確率は38%も高い
というアンジェラ。確かに戦地で死なずにアメリカ国内で死ぬこと
を皮肉に取ることは多い訳だけど、実は帰ってから死ぬ確率は100%
なんですよとトンチのような話ですね。まぁ帰ってからの方が
時間が長いのだから比較するべきデータの前提条件が設定されて
いないので違和感が有る。

アンジェラに容疑がかかった際にはギブスが話したことがある。
ギブスの手を見て木工をしていると見抜いた彼女。父親も家具
を作っていたからだとしていた。

■過去がつきまとう?

感謝祭と言えば故郷に帰宅する。
すると幼なじみにも再会することがあるハズだ。
被害者のトレヴァーの車が見つかり、携帯を調べるとエディ・
カスティーヨ(Francis Capra)からの連絡が有ることが分かる。
彼はPCというギャング団でトレヴァーとは幼なじみ。
彼だけが真っ当な道に進んだことを嫉妬していたのではないかと
いう疑いが出る。しかし実際にはエディも子の親になって初めて
9歳の息子が悪さしているのを知って手遅れになる前に更生さ
せたいと考えて居た様だ。

また車には燃料ホースが切断されていることを知る。
そこで車を駐められて結果的に殺されたのだろう。

■アンジェラの部屋から消えたもの

アンジェラは何でもないコラージュが2枚消えたとしていたけど
アンジェラはそのコラージュの意味を知っていたのだから話を
しても良かったのではないか。またそのコラージュの意味に
関してよくぞ犯人のノーヴェルは分かって居たね。

絵を生体認識アルゴリズムにかけたという。ただの暗号ではなく
言語で、26種の色彩を使っているのはアルファベットの26文字
を表していること。

絵は「噴水の女」と「テーマは死」だということが分かる。
2枚目の絵は「通信電波の妨害シグナル」のこと。

コラージュを見てトニーはトリックアートみたいだという。
薄目で見ると見えてきたとして「月夜のイルカ」だという。

しかし通信妨害シグナルは海軍と海兵隊の作戦「バリスティック
ウィンター」のデータ送信に使われて居たが、それを解析したもの
を中国のブラックマーケットに売りに出ていた事を掴んで行く。

アンジェラが機密を手に入れる訳が無いとジヴァは言うが
「悪い種子」を見た事ないんだねとトニー。
C-TEN・ダイナミックスの営業はデブラ・リー・ダルトン。
クリスタ・ダルトンと同じ名字だということで疑っていく。

母・娘・姉と妹が機密を売っていたと考えたテートニーは
「ハンナとその姉妹」プラス「三十九夜」だと語っていた。

■結論

デブラも殺されていた。
クリスタは何か知っているのではないかとして疑われる。
海外の口座を持っていること。子供を使って政府の機密を売って
いるのではないかとしていたけど、中国にあるゲーム会社が戦闘
シナリオを買っていただけだという。妨害シグナルに関しても
今では中止されている作戦だと。

ダッキーとジヴァが目を離した隙にアンジェラは逃げてしまった。

アビーからの情報で兵長と排水溝のデブラの接点は微量の蜜蝋
と亜麻仁油が検出された。肺の中の水の塩素とアルカリは
研究所前の噴水のもの。ノーヴェルの絵には蜜蝋と亜麻仁油が
使われて居る。どちらも油性絵の具の原料。

ノーヴェルがアンジェラを人質に取る。
ギブスはアンジェラに銃弾が当たる確率を尋ねると、気温、
湿度、風、半月の明かりから考えて97.6%だという。
「ヤレ、ジヴァ」ということで上手く当てることになった。

■その他

・アンジェラからジヴァへの質問

12歳とはいえ手厳しい質問だったな。
「人を殺したことがあるか?」
ジヴァは「無い」と答えたけど、嘘だと見抜いているところが
有ったのかな。

・1ジフィー待って

jiffyとは滅多に使わない単位だけど、アビーがギブスに対して
放った言葉。1/100秒のこと。

それにしても先日はアビーはカウパフを再現しようとしていたけど
今回の彼女は大叔母のクランベリーソースを作ろうと努力して
いた。一体どんなラボなんだか。

■使用された曲

■出演者

リロイ・ジェスロ・ギブス …… 主任
アンソニー・ディノッゾ …… “トニー”
ジヴァ・ダヴィード …… モサド
アビゲイル・シュート …… “アビー”分析・解析
ドナルド・マラード …… “ダッキー” 検視
ティモシー・マクギー …… コンピュータ

グレッグ・ノーヴェル …… ユースプログラム責任者
クリスタ・ダルトン …… サトラー戦略分析研究所
アンジェラ・ケルプ …… 12歳の娘、天才
ダーリーン・ケルプ …… アンジェラの母
エディ・カスティーヨ …… ギャング “PC”
ダーシー・マッキンナ …… アンジェラの代理人
ブレット・マーフィー …… 天才少年
…… Older Boy
レイ …… サトラー戦略分析研究所
…… Younger Boy
トレヴァー・マイケル・ロザーダ兵長 …… 被害者
デブラ・リー・ダルトン …… クリスタの妹、C-TEN・ダイナミクス社

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