メンタリスト The Mentalist シーズン3 第20話 ジェーンに赤信号 Redacted

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第20話 ジェーンに赤信号 Redacted

脚本/
監督/

【ストーリー】

ラローシュ家に入り込むめざし棒の男は金庫を開けて中身を
確認。更に本棚を見回し目的の品を探そうとするが・・
ラローシュが戻ってくると両手を挙げろとし、「私の金庫を
開けたのか?」と問う。犯人は逃走する中ラローシュは発砲。
柵を越えて犯人は逃げようとするが駆けつけた警察官によって
取り押さえられる。その影でパトリックの車も発進していく。

●カリフォルニア州・サクラメント・スターリング電子機器修理店

ホームレスのルガー(Charles Malik Whitfield)にチョウとリグ
ズビーはドーナツを与えて何か見ていないかと問う。ルガーは
ドーナツを食べながら何を探しているのか教えてくれたら分かる
かもという。リグズビーは銃声とか不審者、普段とは違った行動
をとるものが居なかったかという意味だという。彼はあと何ドルか
くれたら思い出すかも知れないと語る。

ヴァンペルトはリズボンに対して強盗の仕業だろうとし被害者は
テッド・フィッシャー(Jan M. Janssen)、店のオーナーだという。
リズボンはどうも腑に落ちないという。警報装置は鳴ったのに
犯人は店内を荒らしていたのかということ。ドアから押し入った
のに被害者はドアから背を向けた格好で倒れていること。
パトリックがやってくると鋭いなと語りこれはただの物盗りじゃ
ないという。脱出ルートを調べていたこと。犯人は目的の品をまだ
見つけていないこと。ヴァンペルトは何故そう思うのかと問うと
目当てのものが見つかれば捜索は辞めるがこの辺は所構わず全て
の場所が荒らされていること。捜し物が最後の場所で見つかる
可能性は皆無に等しいという。
パトリックはオフィスに戻っているというと、リズボンは何で
急いでいるのかと問う。まだ仕事が有るという。

リズボンの元にラローシュがやってくる。
金曜日に残業しているのか?と彼に尋ねると、家に泥棒が入った
とし現行犯で捕まえたという。リズボンはウチで取り調べするか
と問うが警察に任せたという。月曜の法廷で犯人は後悔すること
になるだろうとラローシュ。

パトリックは留置場のドナルド・カルペッパー(David Warshofsky)
に面会に行く。彼はパトリックに対して早く出さないとあんたに
頼まれて盗みに入ったと話すぞと語る。プロ意識に反するのでは
ないかと問うパトリックに”いいえ”と答える。
絶対に捕まらないというから大金を払ったのに・・せめて頼んだ
ものは見つかったのかと問うと、金庫の中には古いコインや
時計や変な丸いタッパーが有っただけだという。ラローシュは
何か言って無かったかと問うと「金庫を開けたのか?」と聞いて
来たという。酷い失態だとすると君を信じて損したというパト
リック。そんなパトリックにリズボンから電話が鳴ると、今は
何処に居るのか?と問われる。フルーツを買いに来たとし、フラ
ボノイドは論理的思考と視覚的記憶に良いから・・と語る。
早く戻ってよとリズボン。

テッドが店を購入したのは1年半前。善良な市民だという。
恵まれない子やホームレスへのボランティアなどをしているとい
うヴァンペルト。リズボンは店を購入する以前の過去も調べてと
語る。リグズビーはテッドの恋人と話が出来たのでアパートで
逢って来るという。

出かけようとしたリズボンたちの前にラローシュが来る。
ウチに入った泥棒は一年前に君らが犯人で事情聴取していた
ドナルド・カルペッパーだという。パトリックはボクを殺すと
脅したという。リグズビーは宝石店の事件のヤツでジャグジー
に居たと語る。何か今回と関連があるのか?

●サクラメント・テッド・フィッシャーの自宅

パトリックは先に行っててとリズボンとリグズビーに語る。
テッドの恋人のヘザー(Devon Sorvari)を見かけるとお悔やみ
を述べる。昨日の夜のアリバイを尋ねるとヘザーはウチで寝ていた
としボランティアで朝が早いからだと。テッドはいつも遅くまで
仕事をしていたのか?と問うと、大きな仕事が有るときだけで
普段は仕事人間ということは全く無いという。一年前ヨガ教室で
知り合ったという中、家の中で話をしましょうと語るリズボン。
するとヘザーは鍵をかけたハズなのに空いているという。
ドアを開けると荒らされていた。犯人何かを探していること。
まだ見つかって居ないのであれば店に戻るハズだというリグズビ
ー。見張らせると。ウチには金目のものなど何も無いのに・・と
ヘザー。私たちは物に執着することはないという。彼は8年間海外
協力隊にいたという。すると突然ビビアン・グリスウォルド
(Kerry O’Malley)がドアから覗いているのを見かける。
私は上の住民だという彼女。不審者を見かけたり、物音は聞こえ
なかったかと問うと、今買い物から帰って来たばかりだとして
買い物袋を見せる。

リズボンとリグズビーは車の中で会話する。
リズボンはヘザーを調べてとしアリバイがないという。
そんな中リズボンは黒っぽいセダンが尾行してきているとし、
現場近くにも駐まっていたことを語る。ナンバーを調べてと
リグズビーに告げる。

パトリックは留置管理/ハイウェイパトロールのオドネ
ル(Michael Maize)がカルペッパーの留置所前で見張っている
のを知って声を掛ける。囚人は移送するまで警護しているという。
パトリックはそこにコインが落ちていたけど落としたか?と問う。
これはお守りじゃないかなというと、伯父が古いコインを持って
いてそれを売って牧場を飼うはずだったがポーカーに負けてしま
ったという。これはボクのではないとするがパトリックはその
コインを見せて催眠術にかける。

■事件

ラローシュの自宅に不審者が入り込む。何も盗まれたものは無か
ったものの、犯人は捕まる。容疑車はドナルド・カルペッパーで
1年前にCBIが殺人で事情聴取している人物。

一方でサクラメントのスターリング電子機器修理店では男性の
テッド・フィッシャーが強盗の被害に合う。
リズボンは現場の状況を見て腑に落ちないことだとして、遺体
が撃たれているのはドアを背にしたものだということ。
また店内を荒らしているが荒らしまくっている為に、犯人は目的
のものをまだ見つけていないことをパトリックは読み解く。
しかしそんなパトリックはことある毎に捜査から抜け出しては、
拘留されているカルペッパーに会いに行く。逃がそうとするが、
逃亡させる為に逃がすのではなく無罪で釈放しないと事の経緯
を全て弁護士に話すということだった。

■感想

レッド・ジョン事件が少なからず絡んでいる内容なので気になり
ますね。本筋の事件よりもパトリックがこの事件を片手間に
こなしているという状況が気になります。

リズボンから一緒に現場や聞き込みに行こうと言われても、なんや
かんや言い訳をつけては何度もやんわり拒否する姿。

ただパトリックとしては最後にリズボンに語るけど、トッド・
ジョンソン殺害に関して、ハイタワーが誰も殺していないこと。
CBI内部にレッドの手先が居るということで、ハイタワーの他
4人居たがそのリストをラローシュが手にしていることで、その
リストを何とかして見たいということだった。
ラローシュ本人が犯人であることも否定出来ない状況であること
やリズボンを危険に晒したくないというパトリックの優しさ故に
面倒なことになってしまった。

ただ要所でパトリックは口を挟んでいたが、彼が居なくても何処
までCBIが捜査出来るのかという点では興味深いシナリオになった
のではないか。

特に最初の現場でリズボンは被害者が撃たれた状況に対して違和感
をもっていたところは流石だね。

■捜査

テッド・フィッシャーの死亡時刻は11時から午前2時。

・犯人はテッドの何を探す?

・犯人は二人、パトリックに命令されてラローシュの家に入った
カルペッパー。

・住民としても信頼の厚いテッド・フィッシャーが殺害された。
犯人はテッドの持つ何かを探しており、その影には明らかに怪し
いピンクのパーカーを着た上の住民だとするグリスウォルド
とルガーというホームレスの姿が有る。

どちらも様子見して何かを監視している感じだ。

テッドの妻のヘザーから話を聞いた後、リズボンは黒いセダンに
追いかけられていることに気がつく。

・脅迫を受けていた

オマールという人物からのメッセージとして
「おい、フィッシャー絶対に逃がさない。このメジノーン、自分の
したことの報いは絶対に受けさせる!」

言葉のアクセントから鑑識のピートに調べてもらう。

またチョウは発信番号から電話の持ち主を捜してもらう。

・テッド・フィッシャーの前歴

フィッシャーは8年間海外協力隊に居たと証言したのはヘザー。
しかし10年間遡ってもそんな在籍記録がない。
派遣先をヘザーに聞くことに。

しかし調べるとテッドのウソ。彼は傭兵もボランティアもウソ。
テッドは陸軍除隊後2000年から2009年までサガリス社に勤務。
傭兵をしていた。

■捜査2

ルガーとグリスウォルトを同時に取り調べる。ただ勿論取り調べ室
は別々で互いに連絡を取り合える関係ではない。

二人共共通しているのは「銃の所持・携帯免許を持っている」

・ルガーはサガリスでの同僚だとしてそこが警備会社である事
を知る。サガリスとはいわゆる傭兵であり民間の契約警備員。
イラク、ファルージャ、ヤバスラに派遣されていたとし、テッド
からの電話で「トラブルに有っている」と電話が有ったという。
会いに行った時には死んでいた。そこで犯人捜しのために情報を
集めていると店の中で音がして中に居た女は武装していたと。

・グリズヴォルドを取り調べたのはヴァンペルト。
クライアンとの依頼でテッドを監視していたこと。ある大きな
盗難事件が有り被害者はクライアントで2年前に海外でテッド
が容疑車だったこと。捜査が始まったと共にテッドが仕事を辞めて
いる。
彼女もまた店を監視していたとし、店の中で物音がしたこと。
裏口から走った室内に武装した男性がいて銃を抜いていたと。

・パトリックはルガーとグリズウォルドはプロのウソだと語る。

パトリックは違う角度から調べるべきことを助言する。

・チョウの活躍。
正確にはチョウが頼んだ鑑識の力だけど・・。
脅迫者はイラク訛り。プリペイド携帯で持ち主は不明とのこと。

・証拠保管庫のKTが鳴る

この携帯が鳴りオマールという人物が何者かが分かったことで
大体の事件の全容が掴めた感じ。
オマールの携帯の発信地を調べる為にパトリックには時間稼ぎし
て欲しいとするが、呼びつけた後にあっさりと電話を切って
しまった。
オマールは待ち合わせ場所にいたリグズビーを襲おうとしていた
がチョウが車の中から殴り飛ばしてそれを止めた。

■捜査3

オマールから真相を聞かされる。
彼の父はアメリカ人と働いていた。自由で民主的イラクを作りたい
ということ。しかし父が殺されたのが2年前。父はもしもの時の
為にテッドに家族の面倒を見るように金を渡していた。オマール
によるとテッドはアメリカについた時に200万ドルを渡すとして
いたけれど、そんな金をオマールの父もイラク時代にどう集めた
んだろうか。

オマールの取り調べをしていたのがチョウ。
全てを失って母や妹になんと言えば良いのかというと
「辛いな」と一言ぼそり。チョウもそれなりに辛い思いをしてきた
立場の人手はないかと。

犯人の狙いはその200万ドルだと判明。
その事実を知っている人物で顔見知りということになる。

■結論

パトリックは全てが分かったとして店に関係者を集めるよう告げ
る。関係者とはルガー、グリスウォルド、ヘザー、オマール。
ただみんな警戒してなかなか集まらず、ルガーはすぐにトラック
の中にいることが判明したがグリスウォルドは出てこない。
チョウはパトリックに電話すると店を見渡すのに一番良さそうな
場所を尋ねる。通り向こうの屋上だろうとすると、ペンとプラカ
ードを持ってるか?としてパトリックの指示通りにメッセージ
を送る。「グリスウォルド、店に来い」と。

200万ドルはこの店にあるとして鑑識に調べてもらう。
運び出してもらった後に残ったのは絨毯。
古いカーペットはシルクの手織り。報告すれば没収されるという
ことでヘザーがパトリックに話を持ちかける。
ヘザーは彼が世界をよくする為に働いていたのはウソだとし傭兵
をしていたという。200万ドルもあればどれだけの動物が助け
られるのかと。テッドは私を見て犯罪呼ばわりしたとのことなので
彼はそれをオマールに渡すつもりなんだろうね。

結局オマールに金は戻りヘザーは逮捕された。

■その他

・ラローシュは犯人を知っているのか?

「金庫を開けたのか?」というラローシュのセリフは引っかかる
ところだけど、あのタッパーは如何にも何かがあるという感じで
逮捕したカルペッパーに聞いていたみたいだ。

カルペッパーは過去S2-9に出ている。

第9話 ルビーより高し A Price Above Rubies 脚本/Eoghan Mahony 監督/Charles Bees...

パトリックは手を変え品を変え、留置所の外で監視している
ゲイリー・オドネル(Michael Maize)を退けて、カルペッパーを
逃がそうとしていたが、彼は無罪として逃がせと要求。
プロ意識に欠けるカルペッパーにパトリックとしては呆れて
いたけどね。

しかし今回は何度パトリックはリズボンの申し出を避けたかな。

そしてパトリックも不信感を持つリズに対して・・

「今まで君を騙したことがある?」
「ボクガ今までに君を間違った方向に導いて困った事態に陥っ
たことは?」
「故意に何かをねじ曲げて事件解決を妨げたことは?」
「少しは信じて・・」

結局パトリックは追い込まれてリズボンに全てを語った。
リズボンもまた
「隠しているのは何? 誤魔化すなら殴るわよ」と。

しかしその殴る戦法が上手いことカルペッパーに使えた。
リズボンはあっさり弁護士の居る前でカルペッパーを
殴り逮捕は違法だとして釈放させた。

ラローシュからは1週間の抵触と怒りを認めるセラピーに半年間
通うよう命じられる。
リズボンはパトリックにこの貸しは大きいこと事を告げると
パトリックは照れながらも感謝していたね。

■使用された曲

■出演者

パトリック・ジェーン …… 犯罪コンサルタント、CBI
テレサ・リズボン …… CBIの捜査チーム・上級捜査官
キンブル・チョウ …… CBI捜査官・元軍人
ウェイン・リグズビー …… 放火事件のエキスパート
グレース・ヴァンペルト …… CBIの新人捜査官

J.J.ラローシュ …… CBIボス

オマール・ハッサン …… フィッシャーに留守電
ゲイリー・オドネル …… ハイウェイパトロール
ビビアンアン・グリスウォルド …… サガリス社
ヘザー・ブルー …… テッド妻
ドナルド・カルペッパー …… 泥棒
コール・ルガー …… サガリス社
…… 弁護士
ロン …… CBI
テッド・フィッシャー …… スターリング電子機器修理店
…… 警察官

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