ライ・トゥ・ミー 嘘は真実を語る Lie to me シーズン2

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October 19, 2009
第19話 ハ-メルンの笛吹き Pied Piper

脚本/Sharon Lee Watson 監督/Paul McCrane
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死刑囚ジェイソン・ウィルキーの死刑が実行される日。
そこにはフェイとチャーリーのシェリダン夫婦も来ていた。
甥のレックスがジェイソンによって誘拐殺害され、その両親
であるデイブとスーは交通事故によって亡くなっていた。
人生は不公平だとフェイは呟く。チャーリーは甥を殺した罪を
償ってもらうとし、薬物注射では生ぬるいと語る。
いざ決行の時、カルはゾーイの隣に座る。ゾーイが検察時代に
カルが協力した事件だった。
死刑囚に最期の言葉を尋ねると、「オレは無実だ」という。
『笛吹きは報酬をもらえなかった。だからハーメルンの子供
たちを連れ去った。オレは連れ去ってはいない。笛吹きの仕業
だ』という。それを聞いたカルは知事と話したい事を告げ、今
の言葉が真実であることを告げる。

リアとローカーは今回の事件について語り合う。
リアは8歳児を誘拐して殺害し、家族には嫌がらせをしたのだと
して死刑は当然だと主張する。17年も刑務所で生きていたという。

その頃死刑執行が行われることに対してチャーリーがインタビュ
ーを受けていた。甥のレックスはたまたま狙われたもので、
他の子も狙われる可能性が有った事。
しかし死刑になれば町に平和が戻ると語っていた。
しかしジェイソンは17年間一貫して無実を訴えていたのは確か
だった。執行を停止出来るのは知事だけだとレポーターは伝える。

ローカーはジリアンに対して何故カルが死刑の現場に立ち会う
のか尋ねると、彼が関与した初の死刑事件だと語る。その時
の検事がゾーイだったこと。そんな中死刑が決行され、
76年以降バージニア州では104人目の死刑執行だと伝える。

カルはゾーイの家にいくとウィルキー裁判の資料が欲しいと告げ
る。市役所で手に入るというが、それだと時間がかかるという
カル。ゾーイはもう忘れようとするが、彼は裁判で何度もウソを
ついたが夕べの話は真実だったという。しかしゾーイは起訴の
決めてはあなたの見解だったのだと告げる。
エミリーがやってくると、ケンカの原因は私なのかとして心配
する。二人は仕事の話をしていただけだという。エミリーは
パパが死刑に怒っている記事を新聞で見た事を告げる。
ハンナが新車で迎えに来るので二人には車の送り迎えは良いと
断る。

ベンから17年前レックスの両親にかかってきた電話を聞かせて
もらう。「ジャックとジルは丘へ水汲みに、ジャックは転んで
頭に怪我をした。ジルも後ろから転んだ」「お前を
捕まえてやる、覚悟しておけ、すぐ行くよ」というものだった。
ベンによると今朝フェイが子供を学校に送って帰ると留守電に
は次の留守電が入って居たのだという。
「バラの花輪を作ろう、ポケットいっぱいの花。ハクション
ハクションみんな倒れる。」「お前を捕まえてやる、覚悟して
おけ、すぐ行くよ」というものだった。死刑のことをニュース
で見たイタズラではないのかというカルだが、声紋検査をした
結果一致したのだという。これは模倣犯ではないと。
ジェイソンが逮捕される前に作られたものではないのかという
が・・・そんな中カルのオフィスにゾーイが来ると、無実の人
を死刑にしてしまったのかと問う。

ジリアンはカルが一人でこの件を捜査しようとしていることに
疑問を告げる。あなたにも間違いを犯すことはあるとし、
当時ゾーイは若くて有罪を勝ち取りたかったし、あなたは
助けたかったのだろうという。しかしカルは昨夜死刑に立ち会っ
た際に、ジェイソンの中に以前にはない表情を見せたのだという。

ジリアンとカルはチャーリーとフェイの元にいく。
すると長男のオリバーが大学から戻る途中だとして心配して
いた。カルはFBIが保護してくれるハズだという。末っ子のグラデ
ィは8歳だとしてレックスが誘拐された時と同じだった。
カルはチャーリーが大事にしているホームフェドダイナーの
看板に触れると、チャーリーからは特別なものだとして粗相に
扱わないよういう。父がその物件を購入したのだという。
カルはチャーリーを挑発するようにしてテープは何処なのかとして、
お宅らが偽造した留守電のことだという。今回の件は茶番なの
だろうとして、ジェイソンの死刑を訴えてテレビに出続けていた
こと。念願が達成したがまた犠牲者面したいのだろうと告げる。
チャーリーは憤怒して人を傷つけるのが趣味なのかと呆れるの
だった。
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カルとゾーイが殺人事件を担当した17年前の当時の死刑囚が
ついに死刑執行の時を迎える。世間では死刑制度の賛否が
起きる中で、二人も死刑の執行を見守りに行く中、カルは死刑囚
のジェイソンが最後に語った言葉に違和感を唱える。
17年前からずっと無罪を唱えていた彼は「オレは無実で、
レックス(当時8歳)を連れ去っていない」というものだった。
その言葉は真実だということを知ってカルは知事に話してこの
流れを止めようとするが、止める事は出来ずついに刑は執行され
る。果たしてカルの見立ては間違っていたものだったのか。

カルはゾーイのことになると判断力が鈍るということを利用して
上手いことカルの中にも誤審が有ったのではないかとする
エピソードだった。

事件に関わることで自分の娘までもが狙われる対象になってしまう
難儀な仕事だけど、その分だけ、もの凄く緊迫感に溢れる流れ
になった。そしてカル自身の過去に担当した案件が
間違っていたのではないかとする中で、結果的に無実の人を死なせ
てしまった可能性があるということもまたカル自身の存在の価値と
ライトマン研究所の存続の是非を揺るがすところに繋がって居るの
で相当恐いエピソードである。

カルの分析が絶対的なものだと過信することは恐い気がする。
特に死刑の判断に於いて物証ではなくカルの証言・分析ばかりに
頼りすぎるというのはちょっぴり酷なものがないのかな。

なんといっても今回の案件は17年も前のことが引き金となって
いて、カル自身の診断も今のような正確性はないと思うし、
正確性がないといえば、17年前のゾーイ検事の写真には妊娠した
ような姿が有り、娘のエミリーが、自分は両親に愛された結果生ま
れたのではなく打算的な産物なのではないかとする流れをもって
面白いことカルとゾーイの過去の恋愛事情をあぶり出した感じが
する。
ただエミリーは自分を妊娠したことでカルの人生を狂わせて
しまったのではないかとする罪悪感を持っているけど、どう見ても
カルの今の姿を見れば好き勝手やっている印象しかないし、
自由に生きすぎているだろうというところが有るので違和感は
有る(笑)

いろいろとなぞなぞ好きの犯人からのメッセージが送られてきた。
正直あんまりハーメルンの笛吹き男のエピソードってよく知らない
ので、ピンとくるものがなかったのだけど、なぞなぞの一つに
「緑と赤で素早く動くモノは?」という質問に対して、カルは
「ミキサーのカエルだ」と答えていたけど、これって何のこと
なんだろうか? 実は「よみがえり ~レザレクション~」の1話
でも同様の話が出てくるんだよなぁ。

よみがえり ~レザレクション~ Resurrection 第1話 帰郷 The Returned

カルのことを心配するジリアンとゾーイの姿が有った。
今回は珍しくエミリーが妊娠した当時のことがエピソードと
して利用されたことも有り、カルとゾーイの今の気持ちはどう
なのかというところに触れるものが有ったのかもしれない。
ゾーイはカルに今の気持ちを尋ねていたけど、カルはゾーイの
質問をはぐらかしたような感じにも思えるしね。

ローカーとリアの流れも面白かった。
ジリアンは二人がカルを信じるかどうかで揺れているのを知って
二人を見出してくれたのはカルだろうとし、カルが居なければ
今でもそれぞれローカーは大学生であり、リアは荷物検査係だった
とすることを語っていた。今こそ恩返しする時ではないかとして
説得していたけど、ローカーがちゃっかりレイダーの事務所に
転職を考えているところは笑えたかも。
レイダーとはS2-3に出てきたカルの自称ライバルのことね。

ライ・トゥ・ミー 嘘は真実を語る Lie to me シーズン2 第3話 命の値段 Control Factor

結果として主犯はケビンだった。父がホームフェドダイナーで
勤務していたが買収したのがシェリダンの父親だったこと。
そのせいで長男が肺炎を患った際に病院に連れて行く金がなく、
発症後3日で死んだことから、「長男」「3日」に拘って犯行を
行っていたようだった。

・Brand New Day
Performed by Ryan Star
・BI’m an Animal
Performed by Neko Case

カル・ライトマン (Tim Roth) 心理学者・ライトマン・グループ
ジリアン・フォスター (Kelli Williams) 心理学者、
リア・トーレス (Monica Raymund) 24歳、カルの部下
イーライ・ローカ― (Brendan Hines) カルの部下
エミリー・ライトマン (Hayley McFarland) カルとゾーイの娘

ベン・レイノルズ (Mekhi Phifer) FBI捜査官

フェイ・シェリダン (Catherine Dent) 妻
チャーリー・シェリダン (Benito Martinez) 父親
オリバー・シェリダン (Matias Ponce) 息子、誘拐される
マルコム・ヘスラー (Kenny Johnson) カメラマン
ジェイソン・ウィルキー (David Marciano) 死刑囚
ケビン・ウィルキー (David Rees Snell) ジェイソンの弟
ベス・ランスフォード (Cathy Cahlin Ryan) ジェイソンの
Dr.コゼル (Erick Avari) 精神科医
ゾーイ・ランドー (Jennifer Beals) 弁護士、カルの元妻
— (Teddy Lane Jr.) Head Guard
— (Brian Catalano) Viewing Room Guard
— (Judy Echavez) Newscaster
— (Georgie Kidder) Kid Caller
— (Mark Correy) Lightman Group Tech
プリチェット (Michael Paul Gibben) 捜査官
— (Heather Pugh) Nurse

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