メンタリスト The Mentalist シーズン3 第21話 赤毛の継子のように Like a Redheaded Stepchild

リンク広告 テスト




第21話 赤毛の継子のように Like a Redheaded Stepchild

脚本/
監督/

【ストーリー】

●カリフォルニア州・ハングツリー。
リズボンとパトリックが現場へやってくる。リグズビーは被害者
はウォルトン・パーセル。今朝宝石店の主人が発見。昨日の閉店
間際に女性物のネックレスを買っているという。しかし何も
盗まれていないことから物盗じゃないこと。先日別の宝石店が
襲われた事件も有るとすると、防犯カメラを調べる様告げるリズ
ボン。被害者はどういう人なのか?というリズボンに対して郊外
のカーソン刑務所の看守だというリグズビー。パトリックは
ホントに?と問うが手を見てなっとくしたという。爪を噛んでいる
こと。緊張が強くブルーカラーだけど力仕事じゃないという。
一瞬ボクの見立ても鈍ったかと思ったというパトリック。服装が
らしくないのだという。一見ちゃんとしても楽な靴に安いスーツ。
刑事かと思ったという。リグズビーはオレのスーツは安くないぞ
というとパトリックもそれは分かるが彼の服装は憧れを示して
いるとしきっと刑事のような仕事に夢を持っていただろうこと
を告げる。看守だから殺されたのだと。職場は人殺しがうじゃ
うじゃしているだろうとし今の所もと受刑者だとパトリック。
リグズビーも繰り返し刺されているのは囚人の殺し方だという。
手製の武器で何度も刺して敗血症を起こしていると。でも疑問
があるというパトリックは刑務所の外の人間が刑務所内の武器を
使う必要は?と。リズボンはこの辺りでカーソンから出所した
人を洗うと告げる。

ヴァンペルトはチョウに結婚式の招待状だと手渡す。
ディナー付き?というチョウに対してもの凄く美味しい食事だ
とすると、それなら行くというチョウ。リグズビーにも招待状
を渡す。隣はダレ?というとチョウ先輩だというヴァンペルト。

リズボンはウォルトンの情報は?と尋ねる。
地元育ちで両親は死んでいること。近くに親戚はなく21歳の
誕生日から看守になったというチョウ。ヴァンペルトは携帯の
通話記録から被害者の恋人が分かったという。シェリー・ディリ
オン(Cheryl Texiera)で美容師だという。パトリックと話を聞い
て来るのでチョウは刑務所へ行ってという。パトリックが言って
いた元受刑者って線はどうか?というリズボン。ハングツリーに
居る凶悪な元受刑者のリストが届いているというヴァンペルト。
ヴァンペルトが行こうとするがリグズビーは俺が行きますとして
一人でさっさと行ってしまう。

リグズビーはリストの一人・スティーヴ(William Forsythe)の
家にいく。捜査中の殺人事件の件で話があるというと、帰れ
豚野郎といし話す事は無いというスティーヴ。
「やぁオヤジ会えて嬉しい」とリグズビーは室内に入る。

よくここが見つかったなといわれるといつでも居場所は把握して
いるという。ということは今でもサクラメントにいるのかと。
質問がしたいとし手順通り、事件付近に住む元受刑者を当たって
いるのだという。事件から1日も経っていないのに行き詰まった
のかと言うスティーヴ。事件を知っているのかと問うと、町を
10分歩けば犯人が誰かも分かるという。サツには無理だろうとし
手順に拘るからだと。オレは夕べダレも殺していないとし飲み屋
にいた・・デラウェア通りのと。仕事は何を?と問うとボチボチだ
と話をはぐらかす。闇タバコの密売かとすると薬も売っている
のかと。息子が刑事とはヘドが出るという父に対して刑務所に
戻させたくないんだと。お前は独りよがりだとし母親側の遺伝だ
ろうという。何度オレがしつけ直しても直らないと。情報がない
なら以上だというリグズビー。

●カリフォルニア州・ハングツリー・美容室”ベルエポック”。
リズボンとパトリックは恋人のシェリーに話を聞く。
ショックで呆然としているという。付き合ってまだ2ヶ月だと
いう。最後に遭ったのは一昨日で食事に行ったという。夕べ電話
が来るハズだが来なかったので捨てられたかと思ったという。
ウォルトンは死ぬ前に女性用ネックレスを買っているのに捨てられ
ると思ったのかとリズボン。彼は良い人だったでしょ?というと
今までの彼とは違うタイプだろうというパトリック。
ホントにそうよというシェリー。君の好みは悪い男だ。虐待され
て育った子に多いとし好みは変えた方が良いという。ウォルトンは
夢を持ってて実現させる為にコミュニティカレッジで夜間クラス
をとっていた・・犯罪学だと。殺す者に心当たりは?全くない
という。職場のものを盗んだことは有るか?というパトリック。
無いですと語る。

●カリフォルニア州・ハングツリー・州立カーソン刑務所
●ハングツリー・カミュニティカレッジ

■事件

ウォルトン・パーセルという男性が宝石店の横道で刺殺され
発見される。彼の仕事はカーソン刑務所の看守。彼は女性ものの
ネックレスを購入していたことが判明するが、盗まれていたもの
は無かったことも有り物盗の犯行とは考えづらかった。
しかし先日も宝石店が襲われた事件が有った為に関連性を調べて
いく。看守故に容疑者は元受刑者など多数に渡るだろうことが
伺えた。

■感想

いよいよヴァンペルトの結婚の招待状が配られて、リグズビー
と彼女の関係も終わりなのか、それとも大逆転があるのかという
感じのエピソード。

今回は「利用するものされるもの」というテーマ性が存在する
エピソード。その関係は家族にまで及び、リグズビーは父親に
よって商売の為に利用され、囚人であるマーカスは妹を使って
移送しようとしていたウォルトンをスパイさせていた。
そして刑務所では看守のアールズは一人凶悪犯がいると刑務所内
の秩序も恐怖政治のようにして規律が守られるとして利用する。
これはイラクやシリア、アフガニスタンなどのイスラム教徒が
国全体で起きていること。その序列をアメリカが壊した為に
一気に悪人は自由に振る舞うようになってしまい収拾が付かなく
なってしまった。

更に今回はリグズビーの過去にも触れ、彼の父親が初登場する。
このリグズビーの流れは本筋とは完全にミスリードを誘って
別の流れが有った。

上司のリズボンは既にリグズビーの父親の事は知っていたが、
父親であるスティーヴン・ロバート・リグズビーは故殺、傷害、
麻薬取引で長年服役していた様で、リグズビーは子供の頃に虐待
されて育っていたのかな。
リグズビーが前に進む為に必要不可欠なエピソードだったのかも
知れない。子供は父親の腕力に叶わないが、いつかそれが逆転する
時が来る。これがちょうどその転換点だった感じだけど、父親を
頼りにして頼みに行った結果、利用され裏切られ、それでも
やっぱり親子には違いないとばかりの光景になんとも言えない
所がある。

冒頭ではハングツリーに居る凶悪な元受刑者が容疑者だとされる
中リグズビーが真っ先にそのリストを受け取り一人で向かった。
ヴァンペルトに知られたくないのかなと思っていたけど、
リズボンに話した後には、今後父親と接触する際には誰かを連れて
いってと言われ、ヴァンペルトと共にスティーヴンに遭いにいく
光景が有る。
その際リグズビーが幼少期の頃の話を彼女に語って聞かせたけれど
どう思ったのかな。

■捜査

被害者は看守でありコミュニティカレッジで犯罪学を学んでいた
ウォルトン。そしてその彼女であるシェリー・ディリオンという
美容師の女性もすぐに見つかる。ウォルトンが女性もののネック
レスを購入していたという事からも二人の間にある程度の関係性
が築かれていたことが伺える。

ここで疑問となるのは・・・

1) ウォルトンが元囚人に殺されたとしたなら、何故囚人が使う
ような手製の武器で殺害されているのか。

2) ウォルトンは囚人の中でも凶悪犯の一人を厳重警備の刑務所
に移送しようと計画していたこと。

3) 宝石店が襲われている事との関係性

■捜査2

カーソン刑務所のアールズ(Clifton Powell)の話から、
ウォルトンは移送計画を立てていたが、その計画には大学の
先生の手を借りていたらしいこと。
コミュニティカレッジではハフ教授(Kymberly Newberry)が
確かにその計画をクラスで話し合っていたが実名は出していな
かったこと。

パトリックがそこで彼らしくどんな話合いをしていたのかの
記憶を引き出す為に、授業と称して人間の脳について講釈し、
欲しい情報は見つからないが必ず潜在的には残っていることを
告げる。

ウォルトンが語っていた人物は・・

1) 生徒A (Jennifer Lauren)

その人にはタトゥーがあるハズ。ウォルトンは男の彫り師をボコ
ったと話していたと証言

2) 生徒B (Noshir Dalal)

僕の出身地のことをよく聞いていた。フォンタナの男。

3) ハフ教授

彼はいつもきっちりとしていた格好をしていた。兵士みたいな
古代ローマの将軍みたい。シーザー・・ジュリアス・・ブルータス
・・マーカスだ!

■容疑者

・マーカス・ランズデール(Jamie Harris)

フォンタナ時代に判じん至上主義の暴走族。10年前にハイウェイ
でパトロールの警察官を撃ってその人物を車イスにさせた。
刑務所内では恐喝、ドラックディーラーを守り、密告者には制裁
を加える。

妹がシェリーだったということでかなり怪しいものが浮上したけど
当初は兄からスパイしろと指示されていたものの、シェリーに
よればウォルトンの人柄の良さに惹かれて本当に好きになっていた
様だ。

■あぶり出し作戦

A) リグズビーサイド

リグズビーとヴァンペルトはスティーヴンを使って容疑者を
捉えようとしていた。相手は麻薬の製造をしていた人物のブッチ
カーウィン(Darin Heames)。換気の煙突を塞いで室内が煙り
まみれになった所で、出て来た所をリグズビーとヴァンペルト
で逮捕した。

B) パトリックサイド

こちらはかなり手が込んでいた。
パトリックは監視カメラの映像を見て脱出ルートを見抜いていた
り、刑務所内の人物関係などの把握など多岐に渡る情報を得た
のだろう。
まずは模範囚のニック(Robert Cicchini)が密告人だということ
を吹き込み、ランズデールが殺人に於いて自分で手がける人物で
あることを見抜いた。ニックの監房にチョウが仁王立ち。

そして囚人が外に出る為の方法論として洗濯室からの搬入口が
利用されているだろうことを掴み、ニックが居なくなった後に
トラックで逃げるだろうことを想定して外で待っていた。

■結論

結局ニックが犯人だった。半年後に出所予定の男。
しかし出所した後にも軍資金が必要なので、刑務所という場所
自体をアリバイとして利用し、上手いこと宝石店を襲っていた
事実がある。その過程で一度ならばまだしも二度目の犯行現場に
於いて不幸にもウォルトンと出くわしてしまい殺さざるを得なく
なったとされる。ニックは普段は殺しはせず窃盗をしていた人物
だったのにね。

■その他

・パトリックはリズボンに頭があがらない?

今回はやたらとパトリックがリズボンを喜ばせるシーンが多かっ
た。

カレッジスクールでは美人アシストと称して、思わずリズボン
も照れ笑い。

また美容室に行く際に、リズボンに対してショットカットが似合う
のに・・と語る光景が有る。

・好きだが邪魔はしない

ヴァンペルトの結婚式に呼ばれたリグズビーだけど、いけないと
して断った。彼女は悲しがっていたけれど、まだ君を愛している
からだという。友達の振りは出来ないので君が結婚する姿は見られ
ないというが邪魔するつもりはないとし幸せになれよとして、
彼女に別れの?キスをすることになった。

■使用された曲

■出演者

パトリック・ジェーン …… 犯罪コンサルタント、CBI
テレサ・リズボン …… CBIの捜査チーム・上級捜査官
キンブル・チョウ …… CBI捜査官・元軍人
ウェイン・リグズビー …… 放火事件のエキスパート
グレース・ヴァンペルト …… CBIの新人捜査官

ニック・モナコ …… 模範囚
マーカス・ランズデール …… 凶悪犯
アールズ …… カーソン刑務所
シェリー・ディリオン …… 美容室”ベルエポック”
スティーヴ・ロバート・リグズビー …… ウェインの父親、元犯罪者
…… 看守
…… バーテンダー
…… 法医学
トマス …… 貧乏ゆすりしている囚人
…… 生徒B
…… 生徒A
ロケット(エレイン・ハミルトン) …… 詐欺師
ブッチ・カーウィン …… 麻薬製造、武器不法所持
アンディ …… スティーヴがナイフで殺そうとする
ハフ …… 教授、コミュニティカレッジ
ホルヘ・ベラスケス …… 模範囚、タトゥー入れ

スポンサーリンク
レンタグル大336

シェアする

フォローする

スポンサーリンク
レンタグル大336