[N] スーツ / SUITS シーズン3 第1話 すれ違う思い The Arrangement

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第1話 すれ違う思い The Arrangement

監督/Christopher Misiano 脚本/Aaron Korsh

【これまでのあらすじ】

ハーヴィーにあなたが負けたら合併はしないとエドワードに告げる。
勝ったら好きにして良いというジェシカ。でも負けたら「業務避止
義務」の期間を延長させるという。地道に努力して次のチャンス
を待ちなさいと・・代表はお預けだと。ルイスは私かナイジェ
ルか名前がリストになければ二人共残れるという。彼の名前を
載せたとルイス。ドナは彼は約束を守ったわと。マイクは無理
だとしてジェシカにハーヴィーが許さないと語る。
これは検事への手紙、あなたに経歴詐称の疑いがあると
申し立てをしたらこれを渡すというジェシカ。マイクはハーヴィー
に話を聞いてというが、後でだという。君はジェシカの部下じゃな
い、オレのだと。君は首だと憤怒するハーヴィー。ジェシカは
駄目だという。スコットは密告しないで嫌いなら嫌いだと言って
欲しかったという。ハーヴィーは密告なんてオレはしていないと
いう。合併は彼女のお陰でしょとハーヴィーは語るがエドワード
は彼女の勤務地はここか?ロンドンか。ジェシカは今後はマジメに
働いて身の程を弁えてという。マイクはハーヴィー卒業じゃない
ことをレイチェルに話す。更に弁護士でもないんだと。しかし
二人はその後盛り上がり関係を持つ。

【ストーリー】

アパートで寝ているマイクは電話でハーヴィーに呼び出される。
事務所に行くとそこは「ピアソン社」となっていた。
みんなが出社する中、ハーヴィーはマイクに対してこれからパー
トナー会議で主要スタッフは参加だという。こんな夜中に有る
のか・・クッキーモンスターのヌイグルミが有れば大丈夫ですと
マイクジョークを語る。事務所の合併が決まる会議だとすると、
マイクは僕も参加するのかと問う。ジェシカと話をしたが合併を
実現させたのは君であり出席すべきだとなったという。許すも
何もオレの負けだというハーヴィー。君は全てのことをしたんだ
という。
合併は成立すると、「ダービー・ピーソン事務所」となり更に
この事務所は強くなると語る。するとレイチェルが突然現れ、
そうはならないと語る。マイクは嘘付きであり彼は経歴詐称を
していると語る。マイクは驚く中、それが夢だと分かる。

ドナはハーヴィーにいつまで書類を見てるのかと問う。
デロンは承諾のサインをしたのよと彼女。しかしハーヴィーは
ネッソの言いなりになるのは面白くないという。
スコッティ(Abigail Spencer)の行き先を決めないといけない
とするが、ロンドンだとしてダービー(Conleth Hill)に伝える
様指示する。レイを下に呼んでくれというと、これからブルック
リンに行くというハーヴィー。

ハーヴィーはブルックリン・ネッツに所属しているデロン・ウィ
リアムスの件で、エージェントのマイケル(Thom Marriott)と
逢うと、彼は偉大なハーヴィーが自ら契約署を届けに来たかと
微笑む。提示額を変えに来たのだという。デロン・ウィリアムス
は第4クォーターではプレーしない・・要求が飲まなければ
と語る。しかしマイケルは試合の途中放棄は出来ないという。
その試合のことではなくNBAファイナルの最終戦でのことだという。
彼の戦力は欠かせないハズ。これ以上払う気はないというと、
それならダラス・マーベリックスに移籍だというハーヴィーに
対してマーク・キューバンが応じるわけがないという。それなら
聴いて見ろというハーヴィーだが、君はマークに嫌われている
から無理かと。オレがキューバンと話したとし朝10時までに
決めろというハーヴィー。

ハーヴィーは帰宅するとジェシカが家の中に居た。
デロンに黙って勝手に値段交渉したわねと彼女に対して彼の意思を
尊重しただけだという。彼は最初の契約でサインしたのだという。
オレはその3倍の額を要求したと。ハッタリをかましただけだと
いう。法外だというジェシカに本当に移籍の話が有れば妥当だろう
と。しかし実際にはなかった。
「嘘をつくのがオレのやり方だ」。それを知っているだろうと。
合併が気に入らないのでわざと負ける気なんでしょとジェシカ。
「業務避止義務」のせいで辞められないから私から首にさせたい
のだろうとジェシカ。そんな義務は気にしていないという。
僕のやり方なんだよとし、前は君も気に入っていただろうと。
そこに電話が鳴るとネッツが要求を呑んだよと語る。

レイチェルの元にマイクが訪れる。
レイチェルは時間をくれと言ったでしょというと、2日経ったから
・・逢いたかったという。あなたはずっと嘘をついていた。あなた
に落とされた爆弾処理には時間が必要なのと。夕べ悪い夢を
見たのだという。君が暴露するという夢。もっと怖いのは君に
嫌われること。初めて逢った時から好きだったのだという。君が
思っているような男じゃないというマイク。資料室で分かち合った
勘定を亡くしたくないのだというマイク。それなら隠し通して
欲しかったというレイチェル。隠していたら何も起きなかっただ
ろうと。ああなったよかったのだという。しかし逮捕されたら・・
正体がバレたら怖いでしょと。解決するには事務所を辞めるしか
ないというレイチェル。

マイクは会社に行くとジェシカに逢う。
あなたの活躍は合併だけでなくハードマンを脅してモニカの心を
変え「フォルサム食品」の訴訟も逆転勝利に導いてくれたことだ
という。そのジェシカは場所を変えて話そうと言うと、そこは
「マイク・ロス アソシエイト」の個室が用意されていた。あなた
を評価している事を告げるが、人を裏切って個室をもらうなんて
間違いだという。
するとジェシカは16歳の時の話をする。

「私が16歳の時、両親は試しに別居したこと。母は私が妹の
送迎が出来る様に車を買ってくれた。友達にはうらやましがられた
が私は居やがった。車に乗る度に思い出す。5年後その車で
ハーバードに通った結果、今の私があること。」
あなたはこの部屋を「ハーヴィーを裏切った象徴、または成功の
象徴」と考えれば良いという。ハーヴィーとよりは戻ったのか
というマイクにジェシカは戻っていないと語る。

■感想

シーズン2を見てから随分と時が経過してしまった。
Dlifeでの放送は2年半ぶりか。しかも「クリミナル・マインド」
枠で放送が始まったので、当分クリマイはない。
WOWOWでいずれも録画しているので追いついてクリマイ辺りは
WOWOW視聴でレビューを書きたいところなんだけど・・・

シーズン2でイギリスの法律事務所がやってきたことや、この
事務所のシニアパートナーとの対決みたいな感じで色々と
因縁の対決だったり看板を守ろうとしていた流れが思い出される
し、何よりもマイクの経歴詐称のことが問題になり、そのせいで
またまたドラマは複雑なところで回ってしまっている。

スコットの存在役割がどうだったのかを思い出せず苦労している。

ハーヴィーは随分とマイクに頼っていた所も有ったので良い関係
に思えたけれど、彼が居なくなることで何処まで支障を来すように
なってしまうのかな。

何よりもハーヴィーに対して、ジェシカとマイクが連合して
だまくらかしたことでハーヴィーの心が事務所から離れている
感じ。ハーヴィーに巨大案件を任せることで、何処まで事務所に
貢献してくれるか分からない状況の中、案件を任せることが
出来るのか。

■初回としては面白かった

敵を知る為に相当な情報戦が水面下で繰り広げられている様子。
敵でも味方でも基本的にどれだけの情報を掴んでいるのかどうか
が今後の戦略上、イニシアチブを取っていくことになりそうだ。
相手に弱点を握られればそこを突いていくのが弁護士の仕事なんだ
ろうけど、このドラマでは身内同士がその辺の事情でゴタゴタ
してしまっている。
シーズン3は何処まで相手を「信頼」出来るのかにかかっている
のか。

ドナ様によると、「ハーヴィーがマイクをかっていたのは、能力
ではなく忠誠心」
だとしていた。その忠誠心は一度裏切ると
同じことを繰り返す可能性が有るので、なかなか信頼を取り戻す
のは難しいハズ。ただ利用は出来るけどね。

・ハーヴィー vs ジェシカ
・ハーヴィー vs マイク
・ハーヴィー vs キャメロン (弁護士の仕事として)
・マイク vs レイチェル
・ルイス vs ナイジェル

こんな感じで対立していくのでしょうか。

■弁護士としての案件

・NBA選手の年棒問題

クライアントのデロン・ウィリアムスの件で、現在所属している
ブルックリン・ネッツから年俸を引き上げる為に、クライアント
の意向とは関係無くハーヴィーがダラス・マーベリックスから
契約の打診があると嘘をついて駆け引きを行う。

ジェシカはわざと失敗して首になろうとしているのではないかと
疑うが、結果的には今のネッツのマネージャーのマイケルはその
条件を飲むことになった。

結構ハーヴィーってスポーツ好きで個人のオフィスにも飾って
あるよね。

現実にこのエピは形は違えど存在しているような話となった。

・ヘシントン石油

エヴァ・ヘシントンがアメリカ政府に個人攻撃を受けることに。
担当検事はリチャード・ジェンセン。
ハーヴィーとリチャードはかつて上下関係に有ったのか。
ヘーゼルトンの件で助け合ったようなことを口にしていたけど、
リチャードは何やら選挙戦に出たいようで、不正をしている事実
に対して見逃せない姿勢だ。

エヴァのことについての情報はスコットにもらっていた。
そのスコット以上に情報を集めてきているのがマイクだったりも
する。

エヴァは科学工科と石油探査の博士号を持っている。
男社会の中でもトップに立つ。どの会社でも同様の贈賄をして
いるようで茶番劇だとされる。

しかしエヴァを調べると

2008年 ヘシントン石油は石油流出で隠蔽。
2010年 内部告発者を買収
2006年 環境影響調査の結果の改ざん

そして今回はパイプライン建設の契約の為に外国政府への贈賄を
訴えられている。

リチャードのことを引き下ろすことは可能になったが、特別検察官
だとされるキャメロンと対決していきそうだ。
元々ハーヴィーは検察側の人間だったんだっけ?

・マイクは情報を得る為に、IT部門のベンジャミンを利用

マイクの個人的なパソコンに侵入したこと。それだけでは証拠
にならないがマイクはそのことを録音していた。弁護士ならば
それくらいは用意しておかないとね。言う事を聞くんだとして
言っていたけど最後はベンジャミンと和解のためにその録音
データを消すことになった。「(ハーヴィーとの関係を元通りに
したいので)タイムマシンを作ってくれ」と頼んでいた。
先週の「キャッスル」のリックを思い出す。

キャッスルS6-5
https://dramatimez.sakura.ne.jp/blog/?p=6290

■好きなもの

・エドワード

ルイスはエドワードに備品係になりたいが為に、色々と調べた
ようだ。
エドワードもルイスのプロファイルは知っていて、フレッシュな
シニアパートナー、金融を得意、アソシエイトの育成は見事な
手腕を発揮しているという。

そんなエドワードにお願いの為に、カフェ・プーシキンのチョコ
タルト、お茶は大紅袍を用意する。そして備品係にして欲しいと
してバーバラを退職に追い込もうとする。

・ルイス

ルイスは休憩室でラズベリー・ブランデーバーとユニボールの
ペンを使うのを好んでいる様子。
そして何よりも新人を教育するのが好きみたいだ。

謎の備品係バーバラ・L・トッティンガムによって、それらは
全て没収ーと。

ドナからは自分で買えば良いとしていたけど、自分で買ったら
舐められるとして買うのを拒む。顔にインクがついていると
ドナに指摘されて指にインクがついていたのも知らず擦る事に
口ひげのように黒くなっていくルイスの光景が有る。

■その他

・オフィスを持つマイク

マイケル・ジェームズ・ロス(マイク)がアソシエイトのオフィス
を持ち、オフィスの中には学位証明署のようなものが有った。

マイクはレイチェルに相談して事務所を辞めれば悪夢を見ることは
無くなるだろうことを告げ、マイクもその通りにするがオフィス
をもらい断ることが出来ない状況だった。

それを見られて失望されるが、結局マイクはジェシカに対して
オフィスは要らない事を告げ、ハーヴィーとの関係が良かった
事を告げる。

・ルイスはドナに秘密を打ち明ける

中学時代にランディという同級生に虐められたことを語ると、
彼女からは「ブレックファスト・クラブ」の真似なのかとされ
ていた。

復讐されるとなればこれだけでは済まないと考えたルイスは
余計なことに足を突っ込んだ。

・ルイスはナイジェルにしてやられる

ダービー国際法律事務所では備品係と指導係と兼任出来ないと
いう規則があり、ナイジェルはルイスにダマされた仕返しとして
彼からアソシエイトの指導者としての地位を取り上げようとした
様だ。ナイジェルとしてはチャンスを与えたのに無視したと考え
て容赦しないとなってしまった。
この二人、あれだけ良い感じにもなった時が有ったのに切ないね。

・職を失うドナ

結局ドナってどうなったんだっけ?
今でも一応働いているみたいだけど首になったのか。
ドナはマイクに対して裏切られたことを激怒していた。

■使用された曲

・Greenback Boogie by Ima Robot
・End Credits Theme by Christopher Tyng
・Sleeping At Night by Caught a Ghost
・Use Me by Beans & Fatback
・Sacrilege by Yeah Yeah Yeahs
・Bloodstream by Stateless
・Too Fat to Crawl by Hit Back

■出演者

マイク・ロス (Patrick J. Adams) 記憶力が天才的
ハーヴィー・スペクター (Gabriel Macht) 弁護士、シニアパートナー
ジェシカ・ピアソン (Gina Torres) 弁護士事務所”ピアソンハードマン”経営
ルイス・リット (Rick Hoffman) 弁護士、ハーヴィーのライバル
レイチェル・ゼイン (Meghan Markle) パラリーガル
ドナ・ポールセン (Sarah Rafferty) 弁護士

エドワード・ダービー …… ロンドンの弁護士事務所
ナイジェル・ネスビット …… ロンドンの弁護士
キャメロン・デニス …… 特別検察官、エヴァを起訴
リチャード・ジェンセン …… 連邦検事・エヴァを起訴
エヴァ・ヘシントン …… ヘシントン石油
デーナ・スコット …… ロンドンの弁護士”スコッティ”
マイケル …… NBAブルックリン・ネッツ・エージェント
ベンジャミン …… IT部門
デロン・ウィリアムス …… NBA選手、クライアント
ハードマン …… フォルサム食品の件・マイクら対立弁護
モニカ …… フォルサム食品の件
バーバラ・L・トッティンガム …… ??? B.L.T・・実は・・
ノーマ …… ルイスの秘書?
ランディ …… ルイスの中学時代の友達
…… キャロリン

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