Major Crimes ~重大犯罪課 シーズン4 第16話 ダイヤ泥棒 Thick as Thieves

第16話 ダイヤ泥棒 Thick as Thieves

脚本/Kendall Sherwood
監督/Jon Tenney

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レンタグル大336

【ストーリー】

エディ(J. Teddy Garces)とカルメン(Christina Vidal)は家の
外からコーリー(Zac Badasci)の名前を呼ぶ。物音がしない為に
ドアを蹴破り中に突入。銃を構えながら中の様子を見て回ると
奥の部屋からただならぬ臭いがしてくる。そこにも鍵がかかって
いたことも有り蹴破って中に入ると悪臭とハエが酷かった。
そこにはコーリーが無残にも殺害されて見つかる。

重犯課が現場へ。
我々は被害者の母親のセルマ(Myndy Crist)に保釈金を立て替えた
のであり昨日公判前手続きにコーリーが現れないので探しに
来たという。カルメンは名刺を差し出すとそこには”タマヨ保釈
保障業”と書かれていた。サイクスは強盗殺人課の担当だが被疑者
死亡で重犯課にまわってきたとプロベンザに語る。
保釈は3、4度目だというエディ。私の仕事は人ではなく保釈金の
評価だからとカルメン。しかしどうしてここにコーリーが居ると
分かったのか?と問うと彼の車にGPSをつけておいたからだという。
この件には100万ドルがかかっているのだとし、法廷に行かせる
のが私の仕事だという彼女。あなたが仕事をしたから俺たちが
仕事することになったとプロベンザ。中に突入する際には鍵が
かかっていたという。保釈金立て替え屋はチンピラと変わらない
なとプロベンザ。婚約したばかりでしょというサイクスは
暫くはもっと幸せオーラを発してないと・・・というと、この年に
なると時間の流れが早く
それにもう結婚に関してもスネに傷を持つ身だからなと。

タオは被害者の前歴は微罪ばかり。車の不正操作と自販機の小銭
泥棒。最後に捕まったのが武装強盗・・・ダイヤを盗んでのこと
だと。ブロベンザは身の程知らずだなと。強盗事件では共犯者が
居て逃走車を運転していたとサンチェス。その辺の事情をコーリー
を問い詰めても口を割らなかったみたいだと。共犯者には彼の
死は好都合。ダイヤも一人占め出来るし、共犯者の名を知られる
ことも無くなると。

ケンダルは腐敗が酷いが死亡は火曜日。保釈後間もなく死亡。
死因は後頭部に喰らった一発の銃弾で弾は頭の中に残っていると
いう。サンチェスは薬莢は周りに落ちていなかったとし慣れた
様子で至近距離で撃っているという。相棒がダイヤを持っている
と見るのが妥当だなと。

プロベンザは部下に指示する。

・ここにダイヤが無いかも徹底的に探すこと。
・家の所有者のことを調べること。
・ダイヤが何処でどう盗まれたの。

バズは予備警察のクラスで受講しているので良かったら強盗・
殺人課との橋渡しをするというが、プロベンザは”悪いなコロンボ”
と告げその必要はないという。忠実な留守番猿がデスクに鎮座
しているのだから・・と。
フリンに電話すると事件の調書を取り寄せろとプロベンザ。

シャロンはこの記事によればコーリーは身元不明の共犯者と
追突事故を仕組んでいる。フリンはリムジン前で急ブレーキを
かけてコーリーがリムジンに乗っていた宝石デザイナーに銃を
突きつけたという。コーリーのホンダ車のナンバーの一部を目撃。
3人の目撃者が面通しでコーリーを特定したという。杜撰な犯行
ねとシャロン。コソ泥が誰かに利用されたのか。
そんな中シャロンはフリンに体調に問題はないかと尋ねる。
今すぐにでも現場に出たいくらい調子は良いとするが、医者の
許可が出ていないという。スライダーの裁判で証言しないと
いけないのよとフリンに告げる。ラスティはフリンに法廷に行く
けど車で待っていようか?という。

ラスティはシャロンに対してこういう言葉を自分の口から言う
なんて夢にも思わなかったがどうやら道徳的ジレンマに陥って
いるとシャロンに語る。検事補・ホッブスはラスベガスのガス
(Rene Rosado)を呼んでいるとし今日の裁判の証人だと。ガスは
オレがマリアナの為に傍聴しに来たと思うしスライダーは自分
の為だと思っているという。2人の板挟みに恐れているのか?
スライダーが出廷した時に手を振ったら・・オレが手を有るのを
ガスが見たら?ガスはあなたのスライダーのブログを見てるの
ではないか?と言うシャロン。ガスがラスベガスに戻ってから
話をしていないのか?とシャロン。メールはもらっているが返信
は何度かしただけ。法廷の外でガスを待っていたらどうかとし
ブログのことを話せば良いという。走る車に飛び乗る真似は
しないでよとエレベーターまで見送るシャロンに対してフリン
はエレベーターに乗るだけだという。

プロベンザは強盗事件の共犯は、片方は場数を踏み一方はペーペー
だという。現場は収監中の囚人の持ち家を隠れ家にしていた様だ
と。犯行に使った車を堂々とその家の前に停車しているなんて
捕まえてと言わんばかりだというシャロン。そして共犯者は雲隠
れしていると。リムジンの運転手が遠目に共犯者を目撃しているが、
共犯者はずっと車内にいたという。宝石デザイナーは姿を見て
いないというタオ。デザイナーが300万ドルのダイヤを持っていた
利用は?男はジャガー・スミス、通称”宝石商ジャガー”。
本人と話したがダイヤを取り戻したがっているというプロベンザ。
バズはジャガーはニューヨークを拠点とするデザイナーでセレブ
の顧客に合法ダイヤのオーダーメイドを売っていたという。
サイクスはジャガーは自分の作品は全て撮影しているのでどれが
盗まれたのか明白だという。ジャガーとコーリーに接点はない
のか?というシャロンに今の所無しだとサンチェス。コーリーたち
は何故ジャガーがダイヤを持っているのを知っていたのか?
コーリーが保釈時、共犯者が刑務所まで迎えに行った可能性は?

刑務所前に設置している防犯カメラを見る
2015年12月1日のVTRを見るバズは保釈されたコーリーは公衆電話
へ行き電話。その後ミニバンが到着。サンチェスは公衆電話の履歴
を追ってとしこの日のこの時刻だと。車の所有者はセルマ・ヒュー
イット・・母親ですとタオ。

■事件

保釈保証業をしているカルメンとエディが法廷の公判前手続きに
出廷させる為に逃走しているコーリー・ヒューイット(20歳)のこと
を探していると家の中で死亡して発見される。
コーリーは300万ドル相当の宝石の強盗事件の容疑者で、仮釈放
された日の火曜日に殺害されていたことがその後の検視の結果判明
する。火曜日の足取りを調べる為に拘置所からの映像を取り寄せ
コーリーが出所した後からの行動を探っていく。この武装強盗
事件には共犯者が居るとされていたが・・

■感想

今回はラスティの件/マリアナ殺害事件裁判の比重も高く描かれた
ことも有り、子供と両親の関係、そして子供の生育環境の問題
などが取り上げられた。
そして何よりも世の中は金が中心に回っていて、その金のせいで
人間性がおかしくなって人を騙しダマされるという構図が描かれ
ている。

今回殺されることになったコーリー含むヒューイット家の家庭
環境がイマイチよく分からなかったけれど、本来の父親はどう
してしまったのだろうか?

・2人の象徴的犯罪者

1人は、天才的なスケこまし詐欺師のエイブリー。
1人は、保釈保障業として大金を貸しては利益を得ている女性で
バウンティハンターのようなカルメン。

この二人の男女は全く繋がりはないものの、ある種ソシオパスの
ようにして人の弱みにつけ込み金を得ている。そして今回は
宝石商の”ジャガー”の持つお宝を巡って繰り広げられる犯罪者
同士の対立の構図の様な形となった。

エイブリーとカルメンの両者に共通するのは、生きて行く上で
少しずつ生業にしていた経験が活かされたものとなっていること。
元々持っているスキルなんかも加味されて、他人を痛みには鈍感
になっている。

取調室に見るこの二人の表情を見ると、まるで悪びれた様子も
見せないし、色々と言い訳を作ってすり抜けようとしている。
その辺はまさに犯罪者スキルの一端なのだろうけど、そこには
プロの犯罪者を取り締まるものたちが待ち構えているわけで、
その中でも論理的思考で理詰めしていくシャロンを目の前にして
そのような言い訳が通じるハズも無い。

・コーリーの死はラスティの別未来なのか

コーリーは元々は殺されるような人物ではなかったのだろうけど
やはり親との関係が上手くいっておらず、親の犯罪に手を貸した
結果共犯者にさせられてこの様な悲劇的結末を迎えている。
コーリーの年齢を考えると状況的にはラスティがこういう状況に
陥っていたとしてもおかしくはないハズで、ラスティがあのまま
の人生を送っていれば十分にあり得たバッドエンドの形でも有る。

■事件捜査

今回の事件は何よりも不自然な事象の原因を探ることで真相に
たどり着くものだった。

・ダイヤ泥棒で使用した車が堂々と家の前に駐車されていた

コーリーが殺害された家は自宅とは全く関係のない場所だけど
それでも車は目撃され捕まって居る。それにも関わらずその車を
使って家の中に潜伏しようとしていたのは不自然ではないのか。

・コーリーの出所後の行動

1) 公衆電話で電話をかけた。
2) 母親に車で迎えに来てもらった
3) 母親は仕事に戻り、その直後に殺されている

・ダイヤ泥棒

何故ジャガーがダイヤをその日その時持っていると知っていた
のか。

・セルマの経済状況

彼女の口座記録を調べれば家は既に抵当に入っているし、保釈金
である100万ドルなど捻出出来るハズも無い。そんな人物に保釈
保証人が何故金を貸したのか。10万ドルは返金されないという
ことも知っているにも関わらずだ。

・コーリーのかけた電話の相手

ブライス・ファウラーという人物だったが1982年に6歳で死亡して
いた人物。ピッツバーグ在住で記録上昨年蘇り、オレゴンの
運転免許を取得。その時に採取した指紋が共犯者のものと一致する。

・ドリー・ボーウェンのマーヴィン失踪捜索願

4週間前に届け出をしているが3日前に取り下げている。
マーヴィン・ニールとはコーリーの共犯者の別名。
この共犯者には偽名としてリチャード・ヴァン・ドゥーザ、
スコット・リトルなどが有り、色んなところでこの名前を使って
投資詐欺を繰り返している。

■中盤

1)
何故ジャガーがダイヤを持っているのか。そのことをマーヴィン
の恋人のドリーはベッドの中で思わず話をしてしまった。

今回アリス/マリアナの件で裁判員裁判になり全員一致でスライ
ダーは有罪判決を受ける。判事などが裁判員に対して月曜に
審理の処罰審査をするのでそれまで誰にも事件については話さない
様に示唆する流れが有る。

色んな所に守秘義務は存在しているが、大抵それら守秘が破られて
しまうのは人災によるところが大きい。話を聞くとマーヴィンを
探していた女性ドリーは高級ホテルのバーのコンシェルジュを
していて、そこで彼に逢っている。関係を深めるウチに守秘義務で
あるハズのダイヤの輸送についてベッドの中で話してしまった様だ。

2)
そのダイヤの流れを巡り、今度はセルマが情報を握っている。
保釈保障業のカルメンはセルマが金を借りに来た際にダイヤを
持って来た。それを見てダイヤを盗んだ人物たちだと分かり、
彼らは300万ドル相当のダイヤを持っていることを容易に知ること
となった。

■結末

容疑者としてセルマや偽名を使っていたエイブリーに向けられた
が二人共アリバイが有る。エイブリーは元々ニュージャージー州
カムデン出身。そしてコーリーが殺害された時にはモロ・ベイの
中古車店でビュイック・リーガルを買ったとしている。

セルマも当然会社に行ったのでアリバイがある。

ただセルマとコーリーの件に於いて空白の時間を知っているのは
セルマが語る証言だけの部分も存在している。

結果として金を借りた際にセルマたちがダイヤを持っていると
知り、強盗犯だと知ってカルメンが自宅に居たコーリーに銃を
突きつけてダイヤの在処に案内させたようだ。

ああ言えば上祐とばかりにカルメンが言い訳するが、その辺は
既に物的証拠を押さえているシャロンたちが上手いこと誘導して
いった感じだった。

コーリー殺しは第二級殺人で取引したようだ。

で、結局ダイヤは誰に売ったのだろうか(笑)

■その他

・ラスティの流れ

今回はラスティは両者に挟まれた格好だった。
ラスティはマリアナの兄のガスとも関係を築いていたし、
殺人鬼のスライダーとも関係を結び”友達”だとして先日情報を
引き出していた。

その話を予めガスに話していれば問題にならなかったのだろう
けど、ラスティは話す機会が有ったにもかかわらず、殺した
犯人側と接触していたことに罪悪感を持ったのか、それとも
ガスはラスティに判決を聞く際に手を握る光景が有ったので、
セクシャリティ的な何かが有ってそれを避けたい意図が有ったの
か。

・シャロンがラスティに怒る

母親として息子に怒るような感じで、そろそろ関係が成熟した
ことも有って、シャロンはラスティにも強くいう立場になった
のだろうか?

「そんなことじゃいつまでも人と真剣につきあえるようになら
ないわよ!!」

・フリン・・・大丈夫か・・・

フリンが検察側証人としてマリアナが溺死された時の状況を
語った。その際に詳細を語ろうとする段階で彼の動きが一瞬
止まったんですよね。時間にして10秒だったでしょうか。
プールに顔を1分静められただけで溺れ死ぬかということに
対してフリンが説得した方法論だった。

■使用されている曲

・Major Crimes End Credits Theme
Written by James S. Levine

■出演者

シャロン・レイダー (Mary McDonnell) FIDから重犯課へ
ルイス・プロペンザ (G.W. Bailey) ベテラン
アンディ・フリン (Tony Denison) プロペンザの相棒
マイク・タオ (Michael Paul Chan) 分析力
フリオ・サンチェス (Raymond Cruz) ギャング捜査に強い
バズ・ワトソン (Phillip P. Keene) カメラ
エイミー・サイクス (Kearran Giovanni) 特捜班から異動
ラスティ・ベック (Graham Patrick Martin) 母親が失踪中
Dr.フェルナンド・モラレス (Jonathan Del Arco) 鑑識
ラッセル・テイラー (Robert Gossett) 副本部長
ケンダル (Ransford Doherty) 検視官

アンドレア・ホッブス …… 地方検事
グーロブ …… 判事
ボビー・G.モンロー …… スライダーの弁護士
グレッグ・スライダー・ラゼニック …… マリアナ殺害犯
ガス・ウォレス …… マリアナの兄
セルマ・ヒューイット …… 母や由
カルメン・タマヨ …… タマヨ保釈保障業
エイブリー・クック …… セルマの彼氏、詐欺師
ドリー・ボーウェン …… マーヴィンに詐欺られる。コンシェルジュ
エディ …… タマヨ保釈保障業スタッフ
コーリー・ヒューイット …… 20歳、セルマの息子

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