オーファン・ブラック 暴走遺伝子 Orphan Black 第4話 ヘレナ Effects of External Conditions

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第4話 ヘレナ Effects of External Conditions

脚本/Karen Walton 監督/Grant Harvey
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マギー・チェンはベスが撃った民間人だった。
Mrs.Sから親権を取り戻したいのであれば落ち着いたという事
を証明するようサラに忠告。アリソンはコシマと共にサラと
逢うと、私たちは命を狙われているクローンであることを語る。
サラが乗っていた車に乗り込んで来たドイツ国籍・カーチャが
殺害されたことを受けてサラはその遺体を採石場に捨てる。
しかし指紋を照合され逮捕写真が出たら、ベスやみんなと一緒
の顔をしていることがバレる事を告げ、サラには前科がある為
逮捕写真と照合される恐れが有った。しかしなんとかそれを
上手く消し去っていくサラ。
裏情報を買うための資金だとして、アリソンはクローンの件で
協力出来ることは金だけだと思い提供していた。
そんな中アートとサラはカーチャを殺害した犯人を見つけて
追いかける中、その部屋を捜索している際に、アートは殺され
かける。サラが一人その犯人を追いかける中、サラは逆に
ヘレナによって馬乗りにされナイフで殺害されそうになる。
しかし彼女は咄嗟に私はベスじゃないと語ると、ヘレナは殺害の
手を止める。その間にサラは彼女の腹に鉄棒を刺す。

ヘレナは民家アパートに入り込み、洗面所で腹部の止血をして
いると突然少年トレバーが洗面所にやってくる。ヘレナは彼を
室内に入れてハグする。

サラは夜アリソンの家にいくと、何で同士に狙われているのか
と話合いをする。サラは同じ顔をした息が臭くてイカレたヤツだ
ったことを告げると、アリソンは心配になり、彼女は私の存在
を知っていたのかと問う。サラは鉄の棒をさしてやったので
ここまで来る事はないだろうとするが、アリソンは長いこと不安
と戦ってきた事を語り、家族を守るためならば出来る事をする
という。サラはそんなアリソンにベス名義の口座に入って居た
金をアリソンの元に届けると、持ち逃げしようとしたが出来ない
事を告げ、私にも家族がいると語る。娘の名前はキラだと語ると、
今日逢う予定なのに殺し屋によって狙われている状態だと語る。
アリソンは自分の子供たちは養子だとするがサラの子はどうか
と尋ねると実子だという。ベスが狙われたので今度は私だろう
とサラは語る。アリソンはどうして欲しいのかと問うが、その内
助けが必要になるかも知れないので待機していて欲しいと語る。

コシマのネット回線を使ってテレビチャットをする。
サラは彼女にヘレナが落として行ったナイフのことを調べて
もらっていた。コシマによると柄の部分は古いが、新しい刃を
セットしているという。魚の模様は普遍的な繁殖力を象徴して
いるものだとし、羽根の部分は特殊だという。サラは彼女が
生きているのであれば知っていることを聞き出さないといけない
と語る。しかしフェリックスは相手は殺し屋なのに大丈夫なのか
と心配スル。まずは正体を突き止めないといけないことを告げ、
接触してきたのには何かを知っているハズだと語る。
サラはまたベスのフリをしてアートの近くに居れば犯人の正体が
分かるかもしれない事を語る。逆に見つけ出されてしまえば
私たちの人生も終わりだという。フェリックスはそんな考えに
対してイカレているのは遺伝なのかと問うと、コシマはマジメ
に受け取り、遺伝もあるが環境にも左右されるとして先天性と
後天性を語る。今居る9人中、4人が殺害され、1人が自殺、
1人がサッカーママをしていて1人がコシマだという。そうして
見るとサラが一番マトモに見えると語る。

アートからメールが届くとサラは現場に行くことになる。

翌朝、アリソンの夫のドニーはアリソンに対して平日なのになんで
子供たちを実家にいかせるのかと問う。今日はやることが有るのだ
というアリソンは夫が仕事で出て行った後、銃を携行していた。

一方アートと合流するサラ。
アートはサラに助けられたことに対して、子供も元妻も感謝して
いる事を告げる。
サラは何が起きたのかと問うと、犯人のバイクが発見されたとし
そこから血痕を辿っていくとトレバーの住む家に入って行った
ことが分かる。
現場には刑事のアンジェラも来ていて二人が助かったことに
安心する。指紋はないが手がかりはあるというと洗面所に連れて行く。
明らかに自分で縫ったであろう形跡が有り、目撃者もいるという。
トレバーの母に話を聞くと、自分はずっと寝ていたので見ていない
がトレバーが寝室に入ってきた時に服が血でびしょ濡れだったのだ
という。トレバーに話を聞くと「怒った天使が来た」と言っている
のだという。アートはトレバーに対してその天使はどんな顔を
していたのかと問うと、サラの方を指さす。サラはトレバーに対して
私が犯人ではないので安心してと語る。するとトレバーは君が来るよ
と言っていたのだという。そしてトレバーは彼女が置いていった
紙で作ったものを見せると、証拠品だとしてアートはそれを回収して
いく。

そんな中サラの元にMrs.Sから電話が鳴り、今日は午後8時にキラ
が寝る前に逢わせるがもしも来ない様ならば二度と逢わせないと
言われる。
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サラは自分と同じ顔をした金髪の人物(ヘレナ)によって襲われか
けるが自分がベスではないと話したことで、ヘレナは攻撃するの
を止める。その隙を突いてサラは彼女に致命傷を与える中、
彼女が落として行ったナイフが特徴的な紋様をしていることを
知る。ヘレンがクローンを殺害している事実に恐々としながらも、
ヘレンが捕まるとなるとサラたちに取っては不都合であることから
微妙な立場でヘレンの正体を追って行く。

ドラマとしてのメインはクローンを製造する組織の謎とか、何故
殺し合いをしているのかという意味合いに有ったりするのだろう
けど、個々のエピソードに於いては、クローンがクローンで
あるが故の特徴を利用して、互いに足りないことを補完し合う
関係にあると思うので、今回はその辺の要素を巧みに利用した
エピソードなのかなという感じ。
ドラマに於ける特徴的な点ということをこれまでの中では一番上手く
描いたような話だった。

ドラマとしてはサラがヘレンを追う為にキラに逢う事が出来ず、
ヘレンはサラが捜査していることを知り、警察署にまできて
色々と小賢しいしマネをしていくという交錯した流れが有ったけど、
今後もこういうことを利用した流れになっていくとなるとドラマが
ややこしくなっていく。そのややこしさが面白く伝わってくる
ようだとドラマは軌道に乗りそうだけどね。

基本的な疑問だけど、そもそもアリソンとかコシマは何故自分達
がクローン人間だということを知ったのだろうか?
ベスという人間と知り合ったことがきっかけなのか?
「今居る9人の・・」という下りって先週辺りから出てきたけど、
それってどういう根拠から出てきたんだっけか(ベスが捜査して
発見した人数?)

魚はキリスト教を象徴していて、ナイフの柄にあるのは聖戦を
意味すること。マギーの首の刻印を見ると犯人は一人ではなく、
「天地創造論者には私たちは憎悪の対象」であり、「神の子ではな
く、悪魔の子」とのことなので、取りあえず狂信者の犯人説が
今回は浮上したけど、狂信者というよりもマッドサイエンティスト
たちの流れを止めようとしているものたちによる仕業という方が
今の所はしっくりくるところなんだろうな。

ただクローンが作れるという事実は逆に”サラ型”以外のクローン人間
が生み出されてはいないのだろうかところにも繋がって居るので
その辺は気になるところ。

ベスと成りすますことを辞めるサラだけど、今後はどういう形で
クローンと接触したり、また警察から逃げていくのか。
まぁそう簡単には辞めさせない的アートやハードキャッスルの姿が
有ったのでグダグダっと続けていくのかな。

そしてヘレナの遺体を連れ去ったバンの人物は指輪をしていたけど、
ヘレナのナイフに付いていた柄と同じような指輪をしていたな。

そういえば声優さんは同じ人が吹き替えされているのだろうか?
それだとなんだか大変な感じだけど、コシマの声が妙に台詞に
棒読みな感じがして、「~だわ」という語尾が妙に耳に残る。

アリソンがサラの演技をするということで、「マイ・フェア・レディ」
のイライザのモノマネ(スペインの雨は主に荒野に降る~)をしていた
り、「マグノリアの花たち」のダリル・ハンナが演じた”アネル役”を
演じたことがあると言っていたけど、演技は棒だった(笑)

・Main Title by Dominik Hauser
・Mon ton ton by Humans
・L’Amour Est Un Oiseau Rebelle by Maria Callas

サラ・マニング (Tatiana Maslany) キラという娘がいる
ベス・チャイルズ (Tatiana Maslany) 警察官・悪徳?
カーチャ・オビンジャー (Tatiana Maslany) サラと居る所を射殺される
アリソン・ヘンドリックス (Tatiana Maslany) サッカーママ
コシマ (Tatiana Maslany) ミネソタ大の博士課程の学生・進化発生学
ヘレナ (Tatiana Maslany) クローン狩り

ポール・ディアデン (Dylan Bruce) ベスの同棲相手、元軍人
フェリックス・ドーキンス (Jordan Gavaris) サラの義弟・男娼
アート・ベル (Kevin Hanchard) ベスの同僚刑事
ヴィック (Michael Mando) サラの元彼・麻薬の売人
Mrs.S (Maria Doyle Kennedy) サラとフェリックスの養母
アンジェラ・デアンジェリス (Inga Cadranel) 捜査官
ギャビン・ハードキャッスル (Ron Lea) 警部補
ラジ・シン (Raymond Ablack) 警察署、サラが頼りにする
ジャニス・ベックウィズ (Jean Yoon) 鑑識

キラ (Skyler Wexler) サラの娘
トレバー (Jack Fulton) ヘレナが治療するのを目にする少年
— (Jane Spence) Trevor’s Mom
— (Jamillah Ross) NO Officer
— (Michael Brown) Swat Officer
— (Lila Yee) Old Lady

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