BONES – 骨は語る – シーズン7 第12話 ハリウッド殺人事件 The Suit on the Set

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November 3, 2011
第12話 ハリウッド殺人事件 The Suit on the Set

脚本/Karine Rosenthal
監督/Emile Levisetti
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『来年夏、「体の頸骨が帝國を滅ぼす。」
ブレイン・コンウェイが演じるFBI捜査官・リスターと、シェ
リー・レッドファーンが演じるライクス博士主演、人気作家
テンペランス・ブレナン原作による「紛争を招く骨」。
息をのむアクションがあなたの骨に響きます。』

テレビ司会者は主演のブレインとシェリーに映画化に際して
インタビューをする。
ブレナンが書いた本の映画化ということも有り、舞台設定は
ジェファソニアン研究所の人たちだった。
その映像を見ていたホッジンズ、アンジェラ、カミール(カム)、
スイーツ。
カムはこれは一体何なのか?と問うと、最高の映画ですよとい
語るホッジンズ。しかし他の博士たちの紹介はないのかとして
ホッジンズは不満を述べる。スイーツは爆破シーンを繰り返し
再生していた。

一方原作者として特別にハリウッドの撮影スタジオに招待を受けた
ブレナンとブース。ブレナンは脚本家のリアムに対して、原作と
違うとしてクレームを入れるが少し脚色しただけだという。
ブースは映画よりもドーナツの美味さに関心を寄せていた。
原作を尊重しているというリアムに対してブレナンは、あの
“氷の城”の火事は何の脚色なのかと問うと、ダイナーでのボヤ騒ぎ
だという。ラボ名も変わっているというと、ワシントニアン科捜研
(通称W.I.S.K)だとして、響きの良さをアピールする。
スタジオを見学している中、副社長のマンディ・オーが挨拶にやっ
てくる。要望が有ればなんでも言ってくれというマンディに脚本
が違うと言おうとするが、多忙ですぐに携帯電話で電話して
話が通じない。

撮影している姿を見るがブレナンは使用されている台詞は滅茶苦茶
で、胸についても有るハズのない骨が付着しているとして呟く
中、ついに我慢出来ず、思わず”カット!!!”と叫んでしまうブレナン。
撮影監督のジョッコは激怒する中、新しい遺体を持って来て撮影
し直しだと語る。

アンジェラはホッジンズの元にいく。
ホッジンズは相変わらず俺たちの見せ場が映画にないとして文句
を語る。マイケルには格好良い姿を見せたいとし、自分の役の
出番を増やして見せたいという。しかしアンジェラはそんな
ホッジンズに対して、あくまで映画の役であり、本物には勝てない
としてホッジンズを喜ばせる。

ブレナンはこのドラマの監修者がダグ・フィルモアだという
事を知る。彼は足病学者だという。ダグは確かに法医学的に
間違っている描写だが、監督からは正確さよりも見栄え重視で
と言われている事を告げ、その分ギャラも良いと語る。

そんな中新たな遺体の”小道具”が運ばれてくるが、その小道具
は何故か腐った臭いがしてくる。ブースもブレナンも嗅いだこと
の有る臭いだと告げると、ブレナンは遺体の”小道具”を見て
本物の遺体であることを指摘する。
ブレナンはすぐに遺体の画像をジェファソニアンに送信する。
スタジオ内に失踪者はいないというもの。
アンジェラに対して複顔することを求める。ホッジンズはこれで
解決したら出番が増えるかも知れないとして期待する。
遺体は自分が調べるというが、警備主任のマイクは、この件は
FBI管轄ではなくロス市警によるものだという。ブレナンは
死後90時間から100時間が経過している事を告げ、骨から見て
40代半ばの男だと指摘する。ブレナンはブースに私たちで捜査
をしようと言うが、こればかりはどうしようもないという。
ブレナンはダグもいることを告げると、ダグはこの映画のセット
は本物から借りてきたものなので、調査することは可能だという。
ブレナンは映画制作は夢だと告げ、死体一つ出ただけで諦めろ
というのかとブースに告げる。マスコミ対策に本物のコンビが
捜査をしていることを知れば良い映画の宣伝になる事を告げると
マンディも乗り気で二人に任せることにする。

カムらジェファソニアンの施設とリンクしつつ調査をすることに。
カムはハリウッドのセットもあまりに精巧なので凄いと語る。
しかしブレナンは無駄に足用機材ばかりが揃っていると不満。
死亡時の損傷が随所に見られるという。
腕、胴体、頭蓋骨など骨折箇所が見られること。
カムはカメラを左の肋骨に近づけて欲しいと語ると、出血痕から
死因は大動脈の切断だろう事を語る。

映画でホッジンズ役を演じるサマーズがやってくる。
忘れ物を取りに来たという彼だが、サマーズはブレナンたちが
調査するのを見ていた。ブレナンは複雑骨折していて、第七肋骨
が動脈に刺さっていることを指摘。するとサマーズは靴の底に
何かの葉っぱが付着している事を指摘し、クスノキ科の月桂樹で
はないかという。自分は植物学、微生物学、昆虫学で博士号を
取得しており、それだからこそ出演することが出来たのだという。
ブレナンは有益な精査宇があるのにもったいないとすると、
サマーズはMRSA感染と同じようなものだとして、科学ネタで
盛り上がる。大学院は何処なのか?というブレナンの質問に、
バークレーのジェイコブソン教授だというと、ブレナンは教授の
ことは知っているとして、問い合わせて彼に問題が無いようならば
調査に参加してもらうという。質量分析機を使えるか?という
問いかけに勿論だという。
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ボーンズは自分が執筆した本がハリウッドで映画化されること
を受けてハリウッドの撮影所にブースと共に招待される。
そんな中、撮影所にはかつて一緒に調査したことの有る、
カナダ人の足病学者・フィルモアが映画の監修をしていることが
分かる。そして撮影を見ている中、運ばれて来た小道具のハズの
遺体が本物である事を知り捜査をすることになる。

ハリウッド/撮影所が殺人事件の現場になるというのは、ドラマ
設定としてはよくあることで、連ドラである限りは一度はその
シチュエーションを背景に描くことは一つの通過儀礼のような形に
なっているのかも。

今回のドラマ設定としてスタジオ内にやたらと大きく描かれている
マリリン・モンローの壁画を通して見ると、映画「七年目の浮気」の
ストーリーラインをベースにしたものが有るのだろうけど、
設定としては、寧ろビリー・ワイルダー監督の映画「サンセット
大通り」を彷彿とさせるものが有った。

ボーンズ自身が小説を映画化することが一つの夢だったとしていた
けど、研究畑の彼女にそんな夢があるとは思わなかった。

ブースの流れを通して見ると、彼の象徴をスティーブ・マックイーン
として描いたり、過去ブース役のDavid Boreanazがエンジェル役
として出演している「バフィー ~恋する十字架~」を彷彿とさせる
ヴァンパイア役を学生時代のカミールが演じていたとする辺り
は笑えるところ。
映画「吸血鬼の侵略(マザーサッカー)」の存在をアンジェラトロン
を使って捜し出すといラボの機器を私用の為に利用するという
流れを先週のエピソードから引きずっているような感じだった。

気が付くとシーズン7もこのエピソードを入れて残り2話。
Dlifeでは一気にシーズン1からここまで放送してくれたけど、
シーズン8は放送はしないのかな。

ドラマとして演じているものを更に映画化と称してその役を演じさせる
というなんとも複雑な構図が有る。ドラマ化と映画化の違いみたい
なものを感じたけど、こんな駄作であってもブレナンは映画化して
欲しいとする流れは有るのだろうか。
ただ皮肉にもハリウッドスタジオに於ける資金は潤沢で、ジェファソ
ニアン研究所の現状とを見比べてみると、節約を迫られる前回の
エピソードと対比して見ると滑稽なものが有るのかも知れない。

足病学者のフィルモア博士はS6-17以来二度目の登場。
そんな足病学者がやたらとスタジオ内のラボに足病学に対する
機器を充実させていることにブレナンは違和感を唱えていたし、
ブレナンはかつて彼のしていることを法医学としては認めない
趣旨の発言をしていたので、フィルモアがやたらと敵対意識を
持っていた。しかし無駄に金を使っているかと思ったけれど、
最後に事件の真相を明かすことになることに繋がる足跡から
現場の状況を再現させるという段取りを見る限りでは、意外と
足病学者も捜査に使える感は有ったね。

ハリウッドでの価値感はこの世のものとは少し違うとばかりの
展開だけど、そもそもラボのスタッフたちの特異な価値感を目に
している視聴者には何を見ても驚かないところもある(笑)
長年手塩をかけて育てて植物を折られたことが殺害の動機となって
しまうところは驚かせたけど、まぁそんな形も有るのかなって
感じの内容だった。

個人的には監督役が「新ビバヒル」のナオミをレイプしたHal Ozsan
が演じていたので、「君犯人じゃないよね?」(c)要潤って感じ
で見ていたけどね。

■検索用キーワード

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・俳優は虚実を混同する
・完全殺人の方法のサイト
・シンプソンズのバードだ。パーカーも喜ぶぞ。
・私は役の為に寝るような女ではない
・次回作のオファーは脇役、主役はジェニファー・ガーナーだ
・中手骨の表面がデコボコ。拡大すると骨に破片
・破片はアルミノ珪酸塩だ。スマートフォンの画面に使われる素材
・車は65年製MG
・クリエーティブな人は非常にに官能的なライフスタイルに溺れるもの

■使用された曲

テンペランス・ブレナン (Emily Deschanel) 骨
シーリー・ブース (David Boreanaz) FBI捜査官
アンジェラ・モンテネグロ (Michaela Conlin) 骨格から似顔絵
ジャック・ホッジンズ (T.J. Thyne) 知識が豊富、実家が金持ち
カミール・サローヤン (Tamara Taylor) 博士、”カム”
キャロリン・ジュリアン (Patricia Belcher) 検事
ランス・スイーツ (John Francis Daley) 心理学博士

Dr.ダグラス・フィルモア (Scott Lowell) 足病学者
Dr.ドン・サマーズ / バリー・スコット (John Ducey) “ホッジンズ役”
マンディ・オー (Rosalind Chao) 副社長
ジョッコ・ケント (Hal Ozsan) 撮影監督
Dr.ケーシー / シェリー・レッドフェーン (Ashley Jones) “ブレナン役”
アンディ・リスナー / ブレイン・コンウェイ (Jordan Belfi) “ブース役”
マイク・グラスリー (Chris Williams) 警備員
バレリー・ロジャーズ (Amy Landers) 植樹、整備
リアム・トイネン (Michael Charles Roman) 脚本家
フェルナンド・パラ (Rene Rosado) 庭師
ニック・サミュエル (Abhi Sinha) 社長秘書
— (Michael Medico) Assistant Director

クリスティーン (Patience Kemper) 赤ちゃん
クリスティーン (Ali Louise Hartman) 赤ちゃん

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