海月姫 第6話 第二章突入 尼〜ず解散危機!愛と勇気の闘争

海月姫
(2018年1月期・フジTV・月曜21時枠)

原作 – 東村アキコ『海月姫』
脚本 – 徳永友一
オープニングテーマ – カフェラテ噴水公園「Goサインは1コイン」
主題歌 – Beverly「A New Day」
編成企画 – 渡辺恒也
プロデュース – 小林宙
演出 – 石川淳一、山内大典

http://www.fujitv.co.jp/kuragehime/

第6話 第二章突入 尼〜ず解散危機!愛と勇気の闘争

【ストーリー】

まややはいざファッションショー/赤壁の戦いへ行く。
しかしあと何回ねり歩けば良いのか。
ドレスを汚し乾かしても着られる人が居ないとする中、
蔵之介が男姿であらわれる。そしてショーを無事にこなした
後彼は月海にキスをする。

翌日から月海はキスされたことでボーっとしていた。
クラゲ”クララ”に相談する。あれは世で言うところのキス
なのか。

慶一郎は蔵之介ら激怒。新聞には「女装男子」のタイトル
でマスコミ陣が家の周りで待機し、事務所には修を始めスタ
ッフが電話対応に追われて居るのだという。
そんな中修にはリナから電話があるあの子には内緒でドレス
をオーダーして欲しいと頼む。

蔵之介が取材陣の前に出てテレビでも報道されている中、
天水館にやってくると急いでjelly fishのホームページを
作る様求める。ドレスの注文が殺到するハズだと。
みんなは寧ろ昨日の男装姿を気にするが
“女だけどオスカル的に長男と言っているだけよね?”と納得
させる。テレビの前で蔵之介はjelly fishと検索して下さい
と語る。

月海が部屋でくすぶっているのを知って蔵之介が尋ねる。
キスのことを言われると挨拶みたいなものだとさっぱり
蔵之介に言われそれ以外の理由は有るかというと、月海も
納得し再び仕事を始める。

忙しくなったが月海は前のような静かな暮らしに戻りたい
とは思わないと告げる。

■感想

前回までは全く存在感の無かった弟の修が誠実かつ積極的な
男として台頭し始め、前回蔵之介が月海にキスしたことで傾き
始めていた流れを一気に再び修へと向けた格好だった。

決して悪くは無い展開で恋愛ドラマとしては一番型にはまる
「愛しさと切なさと心強さ」というものが備わってきた。

最初に恋心を抱いた人に恋愛のベクトルが向かっていくと
いうのがラブコメの定石だろうし、一番近くに居るものが
好きなのに相手の気持ちを優先して、支援していくウチに
身を引かねばならない状況に追い込まれて最後になって
取り返そうとしていく筋道は出来上がっている。

まさかこのドラマが「カインとアベル」になるとは思わない
けど、何処かで今まで兄が弟や周りの人たちを助けて他人の
事ばかりを考えて来た中で、蔵之介の中での転換点がある
のだろう。

今回は前回指摘した欠点である何故天水館なのか・・という
所にも言及し、鹿児島から出て来た主人公を唯一受け入れて
くれた場所だということで守りたい気持ちが有ること。

ただし人生が動く中でそれぞれの個性は逆に歯車を狂わせる
方向に向かわせてしまう部分も有って順調に進まないのも
またドラマだ。

これまで天水館を守る為ばかりで突き進んできたが、個人の
気持ちを無視してきたこと。その結果まややとばんばだけは
その輪から外れて言ってしまう。

一方的に蔵之介が人生を指導・示唆していくだけでなく、
フィードバックも多くあって気がつかされることの多いこと。
人は好きなものなら時間を惜しまないけどやらされている感
が強いと続かないものだよね。

みんなにとって同じ方向性を向けられる共通性を見出して
その上で縫製作業を行うことになった。そして戦略的に足り
ない部分は常に蔵之介が補完して新しい人材を連れて来てい
る。これまでなら中国人との取引だったのだろうけど
これからの取引はインドが多くなっていくのだろうか?

■出演者

尼~ず

倉下 月海 …… 芳根京子 (クラゲオタク女子)
鯉淵 蔵之介 …… 瀬戸康史 (議員の父と舞台女優の愛人の子)
鯉淵 修 …… 工藤阿須加 (蔵之介の弟・議員秘書)
ジジ …… 木南晴夏 (枯れ専・メガネ)
ばんば …… 松井玲奈 (鉄道オタク・アフロ)
まやや …… 内田理央 (三国志オタク・赤ジャージ)
千絵子 …… 富山えり子 (和物オタク・アパートの管理人)
花森 よしお …… 要潤 (鯉淵家専属の運転手)
稲荷 翔子 …… 泉里香 (グローバルシティクリエイト)
佐々木 公平 …… 安井順平 (グローバルシティクリエイト)
鯉淵 容子 …… 床嶋佳子 (慶一郎の妻)
鯉淵 慶一郎 …… 北大路欣也 (与党の最大派閥を率いる大物国会議員)
目白先生 …… (BL漫画家)
リナ …… 若村麻由美 (舞台女優・蔵之介の母)

幼少期の月海 …… 平澤宏々路
幼少期の蔵之介 …… 志水透哉
千世子 …… 富山えり子 (千絵子の母)
ニーシャ …… 江口のりこ (インド系。インドの縫製会社)
さがみ庵の店主 …… 林和義 (開発反対派)
クラゲ”クララ”の声 …… 諸星すみれ

新井郁、柴田次郎、鴇田蒼太郎、野々山郁也、ガルシア凛々
吉田梨緒那、杉村千恵子、高野光一、富山玲奈
寺田ムロラン、小田竜生、葛目祐樹、比佐仁、田所ちさ
早馬充、中村隆希、綾音

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