CSI:科学捜査班 シーズン14 第17話 ロックンロール・オールナイト Long Road Home

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第17話 ロックンロール・オールナイト Long Road Home

脚本/Gavin Harris
監督/Philip Conserva

【ストーリー】

ライブの翌日、リムジンの中に女性の遺体が発見される。
ラッセルはサラを見つけて状況はどうかと尋ねる。ガイシャは美女で
こんなリムジンに乗れても死ぬハメになると語る。リムジンはレンタ
カーで夕べロックバンドに貸し出したものだという。バンド名は聞いて
いないとし、支払いは現金払いで密かにという感じだったという。
運転手は急性アルコール中毒で病院に運ばれ胃洗浄中だとすると、
メンバーとハメを外したみたいだという。その隙に車を盗んだのだろう
と。路地に止められて有ったのを後で見つけたいう。ニックが現在
病院に行っているとのこと。
ガイシャの体は血だらけだが体だけで車両に血がないというサラ。
余所で殺されたのだろうとすると、レッドツェッペリンはリムジンを
ホテルのプールに沈めたと語るラッセル。いやザ・フーかと。
誰の仕業でも狂熱のライブだというサラ。

運転手で病院に運ばれたレイシックの元に行くニック。
あなたは運転手でしょと問う中、現場には4人居たけどみんなオッサン
たちだったという。名前は無いとし、リハーサルみたいな内輪だけ
って感じだったという。女性はバンドと一緒にパーティーに出ていた
のかと問うとそうだと語る。リムジンの弧はマーシーって言うのだと
し、メディテレニアンでバンドと一緒に拾ったという。夕べ最後に
ブリムストンクラブ行ってそこでもう一人と会ったのだという。女性
の名前はタンジェリンだったとし、盛り上がって一緒に飲んだとのこと。
最初はイイカンジだったがバンドのオッサンが一人突っかかってきた
とし、彼女に近づいたら歯をへし折るとし、オレはやってみろと言った
のだという。リムジンを回収して徹底的に調べることを語る。

モーガンとグレッグはリムジンを調べる。
ネックレスにはタンジェリンのイニシャル。シパ神ヒンドラー教の
創造の神、定番のヤツだという。セックス、ドラッグ、ロックンロール。
でもその黄緑のガムボールはロックらしくないというグレッグ。
モーガンは契約の付帯条項が書かれた契約書があるという。
バンドの各メンバーの楽屋に用意して欲しいものが書いてあるとし、
ベーシストはチェスターガーデンレッドのボトルを1ダース、
ドラマーはソーセージのビン付けを3つ。
ギタリストはオーガニ・チュー・オーガニック・ガムボールを一皿で
緑色だという。ヴァンヘイレンって感じだとし、茶色のM&M’Sは不可
だったという。このバンドはガム、チョコだけでなく多分ドラックも
していたのだろうと。
ホッジスにこれを渡すという。一人が死んで一人が消えた、
ロックスターとドラッグ、それにグルーピー。致命的な組み合わせだ
という。

アルはガイシャの死因は複数の鋭器損傷による失血死だと思われると。
身元が判明したとし、マーシー・コーディー。犯罪歴が有り、売春の
勧誘だというと、フィンはプロねと語る。でも夕べは仕事ではなかった
ようだとし、性交渉が見られないという。血を洗い流して見つかった
のは謎のバンドの手がかりになりそうなもの。胸にサインがして有った。
マーシーはファンだったのだろうとし、そこにサインするのは
相当有名なロックスターではないかという。犯人のサインならば大助かり
だけど・・と。最初の文字はGみたいだというフィン。

そんなフィンの元にホッジスがやってくる。フィンは胸のサインで参って
いることを語ると、ホッジスはこっちは成果が有ったという。モーガン
とグレッグが見つけた物質はレキサン樹脂。灰がはじっているので灰皿
の中でタバコと溶けたみたいだという。復元したらギターのピック
だったこと。特別なもので特注品のサイン付き。サインの文字はGとSだ
という。メーカーから特定したとし、君とボクの喜びが合体してキッス
の完成だという。

取調室にジムはジーン・シモンズ(Gene Simmons)を連れて来る。
写真を見せて知っているかと問うと、見覚えはあるが名前は思い出せ
ないという。おいおいおい死んだのか?おいおいおい殺されたんだ
と言い合う二人。リムジンではギターピック、他にタンジェリンが
居たが行方不明なんだとし全部話してくれという。KISSのメンバーと
アンタは内輪のライブをドバイの王子かロシアンマフィアの為に開いて
その後のパーティーで女達も居て酔っぱらって羽目を外したのではな
いかという。シモンズはオレは飲まないしドラッグもしていないという。
リムジンの車内は?と問うと、アレは本物ではなくパッケージ商品の一部
だという。「スター体験コース」を野郎どものグループがスター気分
で俺たちの連むというもので、ライブは見せかけで、夕べの演奏は
余所の軍団だという。ギターはアーノルド・ボコウスキー、
オクラホマ州タルサの会計士、ドラムはレックス・ヤング、ネットで
リッチになったヤツだが良い奴だったという。ベースはエド・カペーナ、
ホノルルでビールを母親と作っているという。
パーティーではロックスター顔負けだったとし、こうしたのが俺たちだ
というならケツにキスでもしやがれと語る。

■感想

またしてもジーン・シモンズ(笑)
Dlifeで放送中の「キャッスル」S3-22で先日見たばかりだなと思って
いたけど、ここでも登場した。
見て居るとこういうかつてのカリスマ性のある人の稼ぎっぷちって
色んなところで有りそうだなと思わせた。

3人の大人が大学生の頃にロックバンドを組んでいて、同窓会のように
して集まり、ジーン・シモンズとコラボレートするだけでなく、
レックスにはその後、ヴォーカルとしての腕を買われてレーベルから
声を掛けられるというウソみたいな話が有った

■ファンには羨ましい体験ツアー

かつて魅了した人とコラボレート出来るなんて夢みたいだろうね。
ファンミーティングなどをしている芸能人は多く、韓国ではよく
そういうのを開催するみたいだけど、日本のファンは金になる
と見られて相当足下を見られる様なファンミーティングが行われて
いると言われている。

日韓雪解けムードの時には長渕剛が韓国のファンを呼んだり、広末涼子
が韓国のファンと身近に遭うなど行われたりした話が掲載されていた
けど、落ち目の歌手とか俳優さんならばそういう企画でファンと
ふれ合えるというのも良いかも。
AKB48はそういうファンの願望を破った画期的な企画だったけどね。

■犯行現場

色々とネタ多きエピソードだった。
知っている人にはニヤリとさせられるものだろうし、知らない人は
知らない人でも流れに身を任せて楽しむ事が出来る。

出来ればニックがバンドを組んでいたという流れにもう少し言及して
欲しかったけれど、殺害現場を見つけた際に、血痕の跡を見て、彼
ならではの視点でどういう状況なのかを言い当てるところなど、
上手いこと過去の経験が生きた話だった。
キース・ムーンがドラムを叩くとキラキラ飛び回るヤツ。あれはドラム
セットに水を掛けていて、ソロの時にライトアップすると飛沫でキラキラ
になるとのこと。

しかし殺害現場のあの場面で血まみれになったドラムをあんな風に
叩くものですかね。現場を掃除した人は相当大変そうだし、あれを
見つからずに遺体を運んでいくというのも無理な気がする。

■同窓会は必ずしも良い物とは限らない

どれだけ関係性が深いのかは知らないけれど、同窓会で当時の記憶
が蘇って恨みをはき出す人って多いよね。
レックスのことを尋ねると、みんなはアイツばかりが女性にモテる
し、まるで残りの人たちは常に脇役だったという。

みんな現在はそんなに仲良くないことを語っていた。
そういうのってなんか寂しいね。

しかし同窓会とはちょっと違うが、レックスにとって一番逢いたい人
は誰でもなく、娘であったこと。

■謎のタンジェリンを追え

今回居なくなった人物は二人。レックスとタンジェリンだった。
レックスが容疑者として浮かび上がるが、レックスは最初の夜に
スタジオで歌をレコーディングしているとプロデューサーがいて
レーベルと契約するとしていたのだという。

金の流れから確かにコジテーター・ミュージック・インターナショナル
から1000ドル入金されているが、その後デジタル配信に於いて金が
必要だと言われて5万ドルを払っているという。

レックス犯人が近づく中で彼の遺体が発見され、凶器の血のスティック
も見つかった。
「KISSじゃなくイーグルスの「ホテルカリフォルニアだね」」とグレッグ。

レックスとタンジェリンのツーショットの写真が携帯の中に入っていた。
そしてタンジェリンの部屋にはビリビリに破かれた手書きの歌詞が
入っていた。

■物語の結末

結果としてタンジェリンはシモンズの元にやってきたことで、彼が
警察に改めてやってきた。刑事ドラマのファンだからプレゼント
しようと。

レックスの口座から5万ドルの小切手が決済されたことで、入手先は
レーベルオーナーのアレックスだが、完全にこれはキャットだと判明。

モーガンは「ナイジェリアのメール詐欺みたいだ」としていたけれど、
ヤフーオークションではよくナイジェリアからメッセージが届くこと
が多かったな。

マーシーとレックスを殺害したのはアーノルドだった。常にバック
コーラスでいることに嫌気をさした者。
音声を分離させる技術を使ったりしていたし、使用されたマイクの中
にあるアーノルドが注文したガムからニックが追いつめていたけど、
ちょっとマイクの件は嘘くさそうな感じで、殺した時に付いたかどうか
の証明になるのかなって感じだった。

■娼婦タンジェリンを娘のように思うブラス

どうも捜査中に被害者に肩入れするってパターンは多いよね。
このシーズンの初回にブラスは娘が娼婦から殺人犯になってしまった
ことで失っていることも有るので、今回はタンジェリンが他人の
ように見えなかったようだ。

こういうシーンって、「NCIS」のギブスや「クリミナル・マインド」
のモーガンのエピソードの中でも描かれているよな。

■使用された曲

・Who Are You by The Who

■出演者

D.B.ラッセル (Ted Danson) CSI主任・S12より
ジュリー・フィンレイ (Elisabeth Shue) CSI・S12 #14より
ニック・ストークス (George Eads) CSI ・ S12・昆虫学
サラ・サイドル (Jorja Fox) s10で復帰
グレッグ・サンダース (Eric Szmanda) CSI研究員
アル・ロビンス (Robert David Hall) CSI検死官
デビッド・ホッジス (Wallace Langham) CSI
デビッド・フィリップス (David Berman) CSI (眼鏡の方) 検死
モーガン・ブロディ (Elisabeth Harnois) L.A市警、SID、エクリー 娘
ヘンリー・アンドリュース (Jon Wellner) DNA
ジム・ブラス (Paul Guilfoyle) 刑事、警部
ミッチェル (Larry Mitchell) 捜査官

本人出演 (Gene Simmons) 歌手
マーティ・カーチ (Michael Des Barres) “キャット”、体験ツアーセット
エド・カペーナ (Jamie Kennedy) “ダーウィンズモンキー”ベース
アーノルド・ボコウスキー (Joshua Bitton) “ダーウィンズモンキー”ドラム
アンジェラ・グレン / タンジェリン (Katherine McNamara) 20歳
レックス・ヤング (Paul Greene) “ダーウィンズモンキー”ドラム
マイク・レイシック (Nick Galarza) 運転手
マーシー・コーディ(Alicia Fusting) 被害者
— (Robert S. Martin III) Young Uni
アレックス・グラデンコ () レーベルのオーナー、キャットと同一

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