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ライザのサバヨミ大作戦! Younger 第3話 フリーダ様2年ぶりに活動開始

第3話 IRL

原作/Pamela Redmond Satran
監督/Darren Star
脚本/Darren Star

【Story】

朝、ライザの事にジョシュからメールが届く。
「キスで終わり?今夜会える?」
「今夜は無理」
「明日は?」
「OKAY…OK…K(^o^)」

ライザはマギーに相談する。
近くウチにジョシュと居るときに裸になる。
私の体を見て本音を聞かせてほしいという。
マギーは良いわよとしてIライン型したアンダーヘアの
ミニドレスだとするが、胸の谷間の皺とか足の皺を
気にしていた。女性にはただでさえ悩みが多いのだから
増やさないでとマギーはアドバイスする。あなたは
完璧だという。しかしライザは、
「親友の目ではなくアーティストの目で見て欲しい」
と語る。ジョシュは一日中、若い女性の肌をタトゥー
を入れるときに見ているのだから怖い。自分より娘に
近い人とセックスすることが・・。セックスした最後
は2年前。それ以降一度もないという。やり方を忘れた
訳じゃ無いのだしリラックスよとマギー。その為にも
私が処方された薬をあげるという。他人に処方された
薬を飲むのは違法じゃないの?というと、「かわいい事
を言うのね」とマギー。

●エンピリカル出版(Empirical Press)

ライザはダイアナのオフィスに行く。
映画「You’ve Got Mail」は最高だ!として夕べ見た映画
のことを語る。するとライザは年齢を気にして私は
古い映画をTabletで見るのが好きな動画配信のヘビー
ユーザーだという。それを聞いたダイアナはあなたに
特別に見せてあげるとして届いたばかりの箱の中身を
開ける。そこにはジュディス・リーバーのオーダーメイド
のバッグが入っていた。コブラ、エイの革、アンティーク
ゴールドの金具、オニキスの装飾、ヘマタイト、オース
トラリアのクリスタル・・。それを目にしたライザは
すてきだと語る。男にバッグの価値が分かれば良いのに
というダイアナに対してライザは男は見ていますと。
ボヤッと全体を見るのが男性。見た自覚も無いまま、その
バッグに惹かれる筈だという。
それを聞いてダイアナも彼女に質問する。
Match.comのProfileの写真をバッグを身につけている
画像に変えるべきか?と。ライザは絶対に変えるべき
だとし写真を撮る。アプリのフィルターで仕上げてねと。

ケルシーはライザに明日スウェーデン領事館で朗読会
があるという。ビヨンベリの作品。ライザは翻訳した本
を見終わったけど確かに彼は凄いという。既に出版社が
決まっているが気持ちを変えてみせるというケルシー。
どうやって変えるのか?
ヨーデでも歌うか・・それはスイスだと。スウェーデン
と言えば「福祉」「ニシン」「白夜」
だという。
そこにジョシュからメールが来る。
彼のタトゥーの絵を見せる中、彼からIRLで見てだって
書かれているという。IRLって知っている?と尋ねると
ケルシーはIn Real Lifeのことだとし、インドに行って
居たときには電波の届かないところに住んでいたの?と
言われる。

●ニュージャージー州へ

ライザはマギーと共に車で自宅の家財道具を業者に
売りに行くためのもの。
道中マギーはライザにニュージュージー州は昔セルフ
給油が違法
だったのか?と問うと、今でもそうだという。
同性婚は認められているのにセルフ給油が違法なんて・・
そこにジョシュからのメールが届く。運転しているライザ
の代わりにマギーに見てもらう。
「明日なんて焦らさずに今夜来て」というもの。
なんて返信したら良いのか。
「夫と住んでたニュージャージーの家を売却してきた。
運び出すものを仕分けしにいく所。」
「ホントは40歳で”フリーダ”を出産に使ったことも入れる
のか?」
マギーはそんな名前をつけているのかと呆れる。
マギーがつけた名前は”娯楽センター”だった。
マギーに返信を任せる。
「待たせて悪いけどガッカリはさせない。期待して。
思い切り燃えさせてあげる」と返信する。

【Impression】

基本的に2話を1話括りで放送しているドラマ。
2話の分かれ目は、個別のエピソードの後に”Youngers”
のロゴが出るところです。

ただこのドラマはネタが繋がっていることが多くて、
今回のエピソードを見ても3話と4話が1話であるかのような
演出は数多くのシーンで見られました。

ドラマで面白いのは、若者組がライザに投げかける言葉が
若者向きの内容なのでライザはそれを理解するのに苦労
するのだけど、ライザの上司のダイアナは年齢のサバを
読んでいるのが2歳程度なので、ライザに比べると自分
らしさを出せる立場で心理的負担も少ない。

IRLとは何か?と言われればライザはケルシーからさりげ
なく教わるしかないが、その事をダイアナはライザに
尋ねればそのままケルシーから教わったことを右から
左に受け流す形で知らせることが出来る。

またライザは26歳の自分と40歳の自分を演じているので
実はダイアナに対して共感を得るような価値観を備え持
っているのは二人の間での会話やイベントに於いては
相当役に立つということ。今回の件でもバッグの価値観
はライザとダイアナは通ずるところが有ったし、何よりも
メールやSNSについてはケルシーたちから習っている
ところも有って色々とその情報を使うことが出来る。

男女の出会いについて、ダイアナはmatch.comを使って
いるようだ。
趣味はロッククライミング、日曜日にはフラック・コレ
クション(美術館)によく行く恋人候補を見つける。
美術学と室内楽を趣味にしている二人ならばマッチする
のではないか。

【Work / Mission】

・ケルシーはうまい具合に領事館で行われたスウェーデン
の作家の朗読会に潜り込み、アントン・ビヨンベリと
接触する。彼女は彼に作品の良さを解くと話を聞いて
くれるようになる。

・ライザはジョシュから夜の誘いがある。
2年ぶりのセックス。何よりも肌の衰えを気にして裸に
なるのを臆する。

【be interesting!】

・ジェネレーション

今回も年齢差を意図することは多かった。

ストーリーにも書いたけどOKAY -> OK -> Kと徐々に略字
になっていった。OKAYというと中学の英語の授業の中で
地方の人の言い方だって聞いたんだけど、ニュージャー
ジーってそんなに田舎?

・ダイアナの現実?

ライザはダイアナの恋愛事情に関連して共感を表した際
に、ダイアナからは「26歳にこの年の女の現実が分かる
訳が無い・・・ツンドラよ!!」
って台詞が笑えた(笑)

・フリーダ様

ドラゴンボールネタかと思ったけどあれはフリーザ様
でしたね。女性器のことをライザはそう呼んでいる
様だ。その後マギーがフリーダに向かって語りかける
シーンがまた笑える。

・年齢差故の心配

これは常にあることだよね。
ジョシュは若いしそれにタトゥーアーティスト。
仕事の為に肌を見る機会が多いし、その上にイケメンなら
誘惑だってあるはずだ。デイシャ (Jenna Williams)
という女性とイコ(Yoriko Haraguchi)という女性が
二人が会話している中で突然タトゥーを入れてとして
やってくる。二人とも美人だしこういうのを目にしていく
ウチに少しずつダメージを受けそうだけどね。

・デビッドの登場

今回初めて登場したのでは無いかな。写真では何処かで
見たけどね。デビッドは業者に頼んで家財道具を倉庫に
運ぼうとしていた。ライザは高く売るために家の中に
飾っていたが勝手に片付けられたことで激怒する。
しかしデビッドはお詫びに全ての道具をライザに譲る事
を告げる。

・ダイアナの前に訪れた相手

なんと残念なことにやってきたのは、意図した医科大の
教授ではなくオネエ系のバッグ好きの男性だった。
ただ年下の男から「出来る重役」「教養がある」
「超オシャレ」
と言われたことで気分を良くしていた。

・ケルシーは仕事を勝ち取る

とても頭はキレる感じだね。
アントンから僕の本のテーマは何かと問われた際に
「屈辱・・人生はお尻を拭いてもらいながら始まり、
お尻を拭いてもらって終わる。その間はお金を追うだけ」

元々は子供時代の自分を書いたつもりだったアントンは
そういう見方のケルシーに好感を持つ。

しかし会話中にケルシーはテッドから「むらむらして
いるから来て」と馬鹿みたいなメールが来たし、アントン
も妻からメールをもらっている。

・ジョシュとの関係を持つか!?

ライザはマギーから緊張をほぐすために彼女が処方されて
いる薬をもらっていた。薬はXANAX。ザナックスとは
パニック障害ではお馴染みのベンゾジアゼピン系の
処方薬。不安や緊張を和らげるのだけど眠くなるところが
ある。3mgの錠剤を1錠飲んだら速効で寝てしまったね。
マギーのフルネームか分からないけどケースには
C.MARGARETと書かれていた。マギーのフルネームなのかな。
寝ている写真を撮られてしまった。

【Used songs】

・Give It to Me Now by Farmdale
・Tempted by squeeze
・Baby Come Home by Scissor Sisters
・C’mon C’mon C’mon by Blues Saraceno

【Cast】

ライザ・ミラー (Sutton Foster) 40歳・エンピリカル出版・ダイアナのアシ
マギー・アマト (Debi Mazar) 40歳、ライザの親友、ルームメイト
ダイアナ・トラウト (Miriam Shor) 43歳、エンピリカル出版のマーケティング責任者
ジョシュ (Nico Tortorella) 26歳、タトゥーアーティスト
ケルシー・ピーターズ (Hilary Duff) 26歳、エンピリカル出版のエディター
ローレン・ヘラー (Molly Bernard) 25歳、ヘクター・アンド・ドーフの広報担当
ケイトリン・ミラー (Tessa Albertson) ライザの娘。高校3年生でインドに留学中
サッド・ステッドマン (Dan Amboyer) ケルシーの彼、ヘッドファンド
デビッド・ミラー (Paul Fitzgerald) ライザの夫、小説家

アントン・ビヨンベリ (Thorbjorn Harr) スウェーデンの作家
(Sam Haft) バッグ好きの青年
イコ (Yoriko Haraguchi) デイシャの友、タトゥーを入れたい
(Ellen Harvey) スウェーデン領事館員
(Aleksander Mici) 引っ越し業者
トレント (Adam Mucci) 買い取り業者
フレデリック (Marquis Rodriguez) ジュディス・リーバーのファン
デイシャ (Jenna Williams) タトゥー

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