日本が快進撃を続けており、ついに決勝戦まで進んでいる。
日本が参加している選手構成はFIFA U20 WORLDCUP in CHILIを戦った
船越監督率いるチームをベースに、U20全日本大学選抜(平山相太監督)
の中から選抜した選手、そしてJリーグの若手有望な選手によって
構成された選手たちだ。
今年は知っての通り、五輪の開催のアジア予選ではないので、日本は
ロサンゼルス世代(2028年)のU20の選手を選出して挑んでいる。
U20 WORLDCUPは昨年の秋に行われた大会なので覚えている人も
多いだろうかも知れない。放映権は確かJ SPORTSだったことも有り
見られなかった人もまた多いだろう(日本戦はJ SPORTSオンラインが
無料でストリーミングしていたのだっけか?)
この時の日本代表は予選グループに於いて開催国のチリ、エジプト、
ニュージーランドに圧勝し、3勝0敗の無敗、7得点0失点で予選突破
した。決勝トーナメント1回戦目では3位抜けしてきたフランスと対戦
し、試合内容は日本が大きく上回り決定機を多く作るも、延長終了
間際にエリア内で日本側がハンドしPKを与えて大会初めての失点が
即脱落という厳しい現実に晒された。試合内容は日本の攻撃陣が
三度もゴールポストに当てるくらいにゴールに近く、延長での
日本のカウンターは美しい流れを描いていたことは忘れられない
程だったが、やはり何度も言われているように、
「決める時に決めなければ勝つことは出来ない」
という典型だった。
そんな秋の大会でのu20日本代表のメンバーから8名
(梅木怜、市原吏音、小倉幸成、大関友翔、荒木琉偉、森壮一朗
横山夢樹、石渡ネルソン)
大学選抜からのメンバーが5名。
(小泉佳絃、小倉幸成、ンワディケ・ウチェ・ブライアン世雄、久米遥太
岡部タリクカナイ颯斗)
※一部、選手が重複あり。
■日本代表 U23
今回のu23アジアカップに選出されたメンバー
佐藤龍之介
荒木琉偉 u20
道脇豊
市原吏音 u20
大関友翔 u20
山田楓喜
松木玖生
川合徳孟
永野修都
内野貴史
鈴木海音
梅木怜 u20
田中聡
小林将天
横山夢樹 u20
土屋櫂大
嶋本悠大
石渡ネルソン u20
森壮一朗 u20
石橋瀬凪
山田大樹
小倉幸成 u20、大学
ブライアン・ンワディク 大学
久米遥太 大学
濱﨑知康 大学
岡部タリクカナイ颯斗 大学
古谷柊介
関富貫太
小泉佳絃 大学
■【予選グループステージ(勝ち点)】
●グループA
ベトナム(9)、ヨルダン(6) /// サウジアラビア(3)、キルギス(0)
●グループB
日本(9)、UAE(4) /// シリア(4)、カタール(0)
●グループC
ウズベキスタン(7)、韓国(4) /// レバノン(3)、イラン(2)
●グループD
オーストラリア(6)、中国(5) /// タイ(2)、イラク(2)
単純に驚くのがグループリーグに於ける中東とそれ以外のチーム
の結果である。
上の結果を見ても分かる通りグループリーグ最下位だったカタール、
イラン、イラクはアジア内に於いては少なくともA代表では強豪の
部類に入る。3位だったサウジアラビアもまた同様だ。
開催国が東アジアやオーストラリアであるならば、多少納得できる
が、開催国は中東サウジアラビアである。
真冬の東アジアの国と違い、気候的にも地理的にも明らかに有利な
国が地の利を活かした結果を出せなかった。
(試合を見れば前後半で給水タイムが設けてあるくらいだから暑い
であろうことは想像される)
そして国内リーグはオフシーズンである東アジアと違い、中東の国は
秋春制を導入しているので現在リーグ半分を過ぎた頃で、コンディシ
ョン的には有利なはずである。
■驚くべきは日本の対戦に於けるスタッツ
シリア戦は支配率52%、シリアに与えたシュート数4(1)
UAE戦は支配率59% UAEに与えたシュート数1(1)
カタール戦は支配率52% カタールに与えたシュート2(1)
()=枠内有効シュート
全3戦で相手に与えた有効シュート総数が3本だった。
【準々決勝】
ヨルダン戦は日本に初の失点を与えると共にスタッツでも日本
には数値以上にインパクトを与えるチームだった。
日本にとって堅守で縦への素早いパス構成はかなり厳しいものとなり
再三ピンチを迎えた。
PK戦では止めらたと思ったボールがゴールネットを揺らすことに
なったが、同様のケースのゴールシーンを見たことが有るので
ボールが弾かれ上がった際には、もしかすると入るかなという
意識をもって見ていた。
【準決勝】
韓国戦もまた競技場はヨルダン戦と同じで
キング・アブドゥッラー・スポーツシティ・スタジアムだった。
風の影響が画面越しから伝わってくる以上に大きく映り、
画面左から攻撃する際にはシュートが伸びて、右から攻撃すれば
押し返される。
試合内容は前半のスタッツが10対1のシュート数だったことや前後半
を通して結果として日本が韓国を上回ったことも有って日本が勝利
したことは結果と共に内容でも負けていないことを証明した。
しかし後半に投入された選手の中には殆ど機能せず、戦術的
に理解しているのか疑問な選手が居たのも確かである。
【決勝】
対戦相手はまさかの中国となった。
これまで日本の代表はずっとジェッタの試合を
キング・アブドゥッラー・スポーツシティで行ってきた。
風が強くヨルダン戦の試合辺りから気になる要素として存在して
いた。
逆に中国はプリンス・アブドゥッラー・アル・ファイサル・スタジアム
で行ってきており、3位決定戦はキング・アブドゥッラー・
スポーツシティで行い、日本代表の決勝戦は初めてのプリンス・
アブドゥッラー・アル・ファイサル・スタジアムで行われる。
中国はこれまで5試合行ってきたが、一度も負けがなく、逆に勝利
した試合は予選のオーストラリア戦と準決勝のベトナム戦のみで、
タイ、イラク、ウズベキスタン相手には0-0の引き分けで進んで来た
チームである。5-3-2という守備的陣形でショート数こそ少ないが
負けていないこと、無失点である事のポテンシャルとジェッタで
行われた競技場の雰囲気やアンジュレーションがアドバンテージと
してあるのかも知れない。そして日本よりも年上の選手たちが待ち
受けている。
果たしてどうなるのか。
試合は1月25日(日) 24:00 Kick Offだ。