隣の家族は青く見える 第6話 動き出した運命の行方!!衝撃のラスト!!

隣の家族は青く見える
(2018年1月期・フジTV・木曜22時枠)

脚本 – 中谷まゆみ
音楽 – 木村秀彬、堤博明
主題歌 – Mr.Children「here comes my love」
プロデューサー – 中野利幸(CP)
演出 – 品田俊介、相沢秀幸、高野舞

http://www.fujitv.co.jp/tonari_no_kazoku/

第6話 動き出した運命の行方!!衝撃のラスト!!

【ストーリー】

奈々と大器は不妊で悩む。朔と渉は性的指向の問題で悩む。
深雪と真一郎は妻の虚栄心と夫の失業で悩む。ちひろと亮司
は子供に生活を邪魔されたくない価値観から悩んでいく。

琴音が早産する中、彼女は奈々に付き添って欲しいことを
頼む。そんな光景を見て母の聡子は何か子供のことで辛い
思いをしているのか大器に問うと年明けから不妊治療を
している事を告げ知らない振りをしてあげて欲しいと。
そんな奈々はまだ妊娠していないだけと思い込むことにして
いた。

琴音の娘・真奈が生まれお宮参りを済ませた後に大器たちの
元にやってくる。色々と食事を用意してくれた奈々に一同
感謝する。酒を勧められる大器だが今は辞めていることを
告げる。そんな中琴音が真奈に一日中尽きっきりになって
いることを知る。長い間保育器で育った反動ではないかと
されるが、旦那や父親には一切抱かせないようにしていた。
二人をばい菌扱いし、この子はピュアなので不潔な男たちに
触られたくないと動物的本能が語っているという。奈々さん
はピュアなので抱いてあげてと言われる。可愛い!~と抱く
姿を見て聡子は耐えられないと語る。
聡子は大器に現状はどうなのかを尋ねると、4回目の人工授精
の結果待ちだという。タイミング法から数えるとかなり失敗
していて、奈々は元気にやっているが内心では弱っている
だろう事を告げる。ちゃんと支えてあげなさいと聡子に
言われ、オレなりにはやっていると語る。

■感想

ほぼ安定路線に動いている感じ。

母(親)と子の問題は何処の家庭でも発生していて、それぞれ
に求めているものが何処か一つずつ欠けてしまっている様な
状況の中、4つのパーツが一つになれば完全な理想の家庭に
なるということを示す流れが有る。

無い物ねだりをしてしまう所は人ゆえの本能。
今回は琴音がそんな動物的本能という言葉をセリフで使って
いたけど、どの家庭でも男親の立場の弱さと言ったら寂しい
ものがありますな。

何かというと奈々の不妊治療の件に向かってしまう所があり
その事情を知らない人の心ない言葉があるけれど、知って
て言うのと知らないで話してしまうのは訳が違うので、
公言している訳では無いので仕方がない。ただ何気なく語っ
ている言葉が人を傷つけるものだという事が色んなところで
示されている。

この辺は本来人に話す事が出来ていれば違う展開なんだろう
けどLGBTの問題と同期してなかなか話すことが出来ない
状況が続いている。

子供を持つことで夫婦の絆が確固としたものや親としての
決意が生まれると思っていた常識も今はそうでもないんだ
なと思わせるところも有る。

日本人の価値観らしく拘束力のあるものが欲しいと願う
同性カップルの朔の中には親が居ないが故に結びつける何か
が欲しいのだろうけど、先日の長谷部の物言いだと、両親は
健在で刑務所に入っていたりネグレストなどの育児放棄など
の問題が有ったであろうことが想像されるな。
しかし主導権は朔が持っているかと思ったけど意外と朔の方
にも渉に対する拘りを持っていたところは意外だ。

そんな彼の元に届いた高卒認定試験の通知。
小宮山家の長女の優香の成績が落ちているという受験繋がり
が出来て男の威厳を取り戻すべくして居場所を見つけつつ
有る真一郎の学習支援ボランティア。

母親が子供を護りたいが故の行動なんだろうけど、どうして
も過剰良すぎる行動が目に余るところも多いね。

大器は最後、原史奈さんの家を尋ねていたけど一体何がある
んですかね。まぁ浮気は正直考えられないですけど。

■出演者

五十嵐 奈々 …… 深田恭子 (35歳、スキューバダイビングのインストラクター)
五十嵐 大器 …… 松山ケンイチ (32歳、中堅玩具メーカー)
川村 亮司 …… 平山浩行 (バツイチのスタイリスト)
杉崎 ちひろ …… 高橋メアリージュン (子供を持つ気のないネイリスト)
青木 朔 …… 北村匠海 (同性愛者)
広瀬 渉 …… 眞島秀和 (コーポラティブハウスで暮らす同性愛者)
小宮山 深雪 …… 真飛聖 (専業主婦)
小宮山 真一郎 …… 野間口徹 (深雪の夫)
小宮山優香 …… 安藤美優 (長女)
小宮山萌香 …… 古川凛 (次女)
矢野 朋也 …… 須賀健太 (玩具メーカー”Tamada”)
倉持 充 …… 寿大聡 (ダイビングスクール)
長谷部 留美 …… 橋本マナミ (渉が務める建築事務所の建築士)
片岡洋子 …… 伊藤かずえ (若葉レディースクリニック)
糸川 啓太 …… 前原滉 (焼き鳥”いがらし”、健作の弟子)
五十嵐 琴音 …… 伊藤沙莉 (焼き鳥”いがらし”)
五十嵐 健作 …… 春海四方 (焼き鳥”いがらし”)
五十嵐 聡子 …… 高畑淳子 (大器の母、焼き鳥”いがらし”)
亮太 …… 和田庵 (亮司の別れた妻との子)
マスター …… 山本佳希 (BAR”BASE”)
広瀬 ふみ …… 田島令子 (渉の母、足のひび)
課長 …… 大西武志 (玩具メーカー”Tamada”)
さな …… 薄倉里奈 (優香のダンス仲間)
りり …… 鮫島彩華 (優香のダンス仲間)
りの …… 乾真奈美 (優香のダンス仲間)
糸川真奈 …… 矢部桃羽 (啓太・琴音の娘)

原史奈、鎌田梢、伊藤寧々、田中啓三、佐野菜々美
紺谷美友、菊地樹美、山川愛理、
清水春花、八木橋聡美、むた、小財真樹、あおいみどり
下岡浩行、東龍美、福島キョウヘイ

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