隣の家族は青く見える
(2018年1月期・フジTV・木曜22時枠)
脚本 – 中谷まゆみ
音楽 – 木村秀彬、堤博明
主題歌 – Mr.Children「here comes my love」
プロデューサー – 中野利幸
演出 – 品田俊介、相沢秀幸、高野舞
http://www.fujitv.co.jp/tonari_no_kazoku/
第3話 夫婦の絆!!妻の涙と夫のあふれる想い!!
【ストーリー】
真剣に子作りしたら?と深雪に言われたちひろは、子供を
作らないと何か不味いのかと語る。そして私は子供は持た
ないと主張。渉は朔のことを親戚としてみんなに紹介する
中、二人が共有スペースの片隅でキスしている所を奈々が
見てしまう。”大丈夫ですよ”と言う奈々。
しかし大器は奈々に対して朔が慣れ慣れしいことに嫉妬
する。”大丈夫だよ”という奈々。更に朔はガーデニングに
も詳しい為に奈々に接近。奈々は二人は親戚じゃないんで
しょというと、オレは隠していないから良いけど渉くん
はクローゼットだからと語る。そんな二人を見て益々大器
の気持ちを揺さぶる。戻って来た奈々に対して大器は
一応年齢差は有っても男と女なのだから節度を持って付き合
ってと語る。
大器は会社で課長からアウトレットモールの企画が好評だった
ので専門家として開発プロジェクトなどにも参加し手を
貸してあげて欲しいと言われる。
奈々は新札の予約を入れる。
片岡医師によると奈々は排卵はあるが高温期が平均よりも
短いのでクロミッド/排卵誘発剤
■感想
憎めないドラマだよね。
木曜日に「NCIS」が始まってしまったので感想が後回しに
なっているけど最後までちゃんと見るつもりです。
驚かされるのは今回は意外と問題点が他の家族に知られた
ことかな。勿論奈々を中心とする流れが有って、その彼女
ならば何でも吸収してくれそうだ。
このドラマは色んな家庭を取り上げているけど結局現代社会
に於ける子供を持つことへの問題をベースにして、個々の
家庭の抱える問題やLGBTなどの問題に触れて行くようだ。
朔と渉がゲイである事実が取りあえず五十嵐家にはバレて
しまった。
ちひろは子供が欲しくないが、再婚しようとする亮司の方
には子供が居て、妻側が親権を持っていたがその妻が死別
してしまった際に、今彼女と元彼女との間の子を取るかの
選択に迫られる格好となった。
またドラマではやはり不妊治療に於けるHOW TO色が高く、
女性ならば知っていることが多いのかも知れないが知らない
人の為に色々と説明書を読むようにして問題点を語る。
妊娠する為に葉酸、ビタミンCDE、そしてクロミッドの服用。
クロミッドには副作用があるし、何よりも不妊治療は段階が
進むごとに金銭的な問題も絡んでくる。
それに対する助成金の問題なども語られて、その辺は如何にも
台本を読まされている感が強かった。
不妊症の場合周りのケアも必要。
だからこそ秘密にするって言うのも難しい。
一番の問題は小宮山家かな。
しかし逆にこういう家にしたからこそ子育てに於けるアドバイスとか
助け合いの構図が有って色々と問題を第三者の目から精査出来る所
があるのだろうね。
■出演者
五十嵐 奈々 …… 深田恭子 (35歳、スキューバダイビングのインストラクター)
五十嵐 大器 …… 松山ケンイチ (32歳、中堅玩具メーカー)
川村 亮司 …… 平山浩行 (バツイチのスタイリスト)
杉崎 ちひろ …… 高橋メアリージュン (子供を持つ気のないネイリスト)
青木 朔 …… 北村匠海 (同性愛者)
広瀬 渉 …… 眞島秀和 (コーポラティブハウスで暮らす同性愛者)
小宮山 深雪 …… 真飛聖 (専業主婦)
小宮山 真一郎 …… 野間口徹 (深雪の夫)
小宮山優香 …… 安藤美優 (長女)
小宮山萌香 …… 古川凛 (次女)
矢野 朋也 …… 須賀健太 (玩具メーカー”Tamada”)
倉持 充 …… 寿大聡 (ダイビングスクール)
長谷部 留美 …… 橋本マナミ (渉が務める建築事務所の建築士)
片岡洋子 …… 伊藤かずえ (若葉レディースクリニック)
糸川 啓太 …… 前原滉 (焼き鳥”いがらし”、健作の弟子)
五十嵐 琴音 …… 伊藤沙莉 (焼き鳥”いがらし”)
五十嵐 健作 …… 春海四方 (焼き鳥”いがらし”)
五十嵐 聡子 …… 高畑淳子 (大器の母、焼き鳥”いがらし”)
三浦亮太 …… 和田庵 (亮司の別れた妻との子)
三浦妙子 …… 山本与志恵 (亮司の別れた妻の母)
課長 …… 大西武志 (玩具メーカー”Tamada”の課長)
垣内健吾、鮫島彩華、乾真菜美、薄倉里奈
佐野菜々美、紺谷美友、菊地樹美、山川愛理、上野来果
八木橋聡美、むた、小財真樹、あおいみどり、下岡浩行
東龍美、岡本尚也、大竹口拓海、今野祐太