グッド・ドクター
(2018年7月期・フジTV・木曜22時枠)
原作 – 韓国KBSドラマ『グッド・ドクター』
(脚本:パク・ジェボム、オ・ハナ)
脚本 – 徳永友一、大北はるか
脚本協力 – LiLy、倉光泰子
絵本制作 – kokoro
音楽 – 得田真裕
プロデュース – 藤野良太、金城綾香
協力プロデュース – 西坂瑞城
演出 – 金井紘、相沢秀幸
主題歌 – androp「Hikari」
ナレーション – 根岸朗
http://www.fujitv.co.jp/gooddoctor/
第7話 元小児外科患者が再入院!結婚直前の2人に悲劇が…
【ストーリー】
高山は美智から終わりにしようと言われる。私はこの病院を
残すことを取った以上小児科医は閉鎖するしあなたとは居ら
れないという。院長には今日中に話すと。高山は病院を守る
君の立場を理解してきたが今はあのチームを必ず守るという。
そんな中夏美の元に倉田菜々子と婚約者の馬渕健太郎がやって
くる。夏美先生には14歳の頃に一つ卵巣嚢胞で摘出してもらっ
たこと。壊死していたので片方だけだという。赤ちゃんが
出来づらいのは確かでリスクがあるとそこで初めて健太郎に
語る菜々子。大事なことを黙って居たゴメンとし、結婚のこと
を考え直してくれても良いから・・と。しかし健太郎は
言いづらいことを話してくれたことを喜ぶ。
美智は司賀院長に再建計画のことを語る。小児科を閉鎖して
高齢者向けの療養型病院にすることで再建出来るというもの。
菜々子は母・良枝とプロポーズについて夕食を取りながら
会話していると突然苦しんで病院に運ばれる。
突発性の熱・・脳かも知れない。CTとMRIで原因を特定する
という。
しかし検査の結果脳に病変が見られない。
すると湊は血液検査の結果CRPの上昇、抗核抗体と抗TPO抗体
が陽性だったと報告する。何らかの病巣が自己免疫反応を
起こし脳を攻撃している状況だという高山だった。
■感想
先週のエピソードの感想書けていないのですが書いた方が
良いのかな。もう旬が過ぎると読まれることも少ないのが
ブログなんでどうしようか迷っているんですが・・
先週はちびっ子たちが遊びに来たのでドラマ自体は見たけど
感想は書けなかったんですよ。
さて、今回は何とも難しい話でした。
赤ちゃんが出来ずに結婚・付き合いを拒絶するエピソードは
今の高山と美智の恋愛関係にも通じるところが有り、上手い
ことそれを示唆しているところはなんとも言えない。
子宮の病気ということで男性には分かりづらいが、そんなに
若い内から病気にかかるものなんでしょうか?
何処かに奇形種がある為に脳に自己免疫反応を生じてしまった
様子。腫瘍がある可能性は縦隔、後腹膜、卵巣の可能性。
そしてもっとも確率が高いのは卵巣。
悪性の場合は全摘で良性の場合は部分切除が可能だったという
解釈で間違い無いのか。
赤ちゃんが出来るかどうかというのはやはり女性には負担が
大きいことなんでしょうね。
子供の頃から病気だと結婚や恋愛は諦めてしまうという。
私はパニック障害持ちでこれが治らず定期的に負のリサイクル
をグルグル回ってしまっている。一人ならば働いてなん
とかなるのですが、自分の生活スタイルを他人に併せて過ご
すことが難しい為に、結婚を諦めたのがちょうど大台に乗った
時だったりもします。女性のパニック障害者は結婚出来ること
が多いのですが男性は結婚後にパニック障害になるかどうか
で人生は大きく変わってくる。
なので全く気持ちが分からないでもないんだけど、男の人には
覚悟は必要なところがあるかも知れないな。子供を持つこと
だけが幸せではないのだけど、まだ20歳と若いからね。
そもそも卵巣だけで腫瘍が治まっているのかどうかも分から
ない怖さが存在する。
精神的なこと、感情的なものを治せるのは医者ではなく愛する
ものであるということを受けて、湊が粋な計らいをする。
湊は卵巣の全摘については、それを行えば病気が治るので
悲しい顔をする必要性が何処に有るのかって態度を見せて
いたけれど、その後に院長からの教えで人の愛情について
学んだってことなのね。柔軟性が有り過ぎる気もするが・・
そして今回は中島に花を持たせたことで一番の天敵化していた
湊との間で一応の繋がりが見られた。
■出演者
新堂 湊 …… 山﨑賢人 (26歳自閉症スペクトラム障害、サヴァン症候群)
瀬戸 夏美 …… 上野樹里 (小児外科医)
高山 誠司 …… 藤木直人 (小児外科医のエース)
間宮 啓介 …… 戸次重幸 (小児外科長)
東郷 美智 …… 中村ゆり (理事長)
橋口 太郎 …… 浜野謙太 (看護師)
猪口 隆之介 …… 板尾創路 (副院長)
司賀 明 …… 柄本明 (院長)
野々村 勇 …… 池岡亮介 (小児外科医)
中島 …… 浅香航大 (レジデント)
中谷裕子 …… 池津律子 (46歳、看護師長)
丸井 …… 松居大悟 (レジデント)
松田佳子 …… 井上苑子 (25歳、看護師・お団子)
倉本若菜 …… 夏目かな (21歳、看護師)
綾瀬奈緖 …… 川島夕空 (9歳、一卵性双生児・患者)
武智倫太朗 …… 斎藤汰鷹 (8歳、2015年から入院・白血病)
富岡圭太 …… 小島怜珠 (9歳、卵アレルギーの患者)
新堂奏太 …… 田中奏生 (湊の兄、雨の日に・・?)
幼少期の湊 …… 伊藤駿太
森下伊代 …… 松風理咲 (汐里の妹、入退院を繰り返す)
森下汐里 …… 松井愛莉 (姉)
倉田菜々子 …… 福田麻由子 (20歳卵巣膿腫/2012年11/22に退院)
倉田良枝 …… 山下容莉枝 (菜々子の母)
馬渕健太郎 …… 藤原季節 (保育士、菜々子の婚約者)
栗原功平、最上あさ子、相田雄一郎、永坂有理、市原茉莉、小俣里奈、
錦戸梨絵、小館桃香、佐藤侑梨、鈴木葵椎、高谷心也