人は見た目が100パーセント
(2017年4月期・フジTV・木曜22時枠)
原作 – 大久保ヒロミ
脚本 – 相沢友子
主題歌 – JY「女子モドキ」
プロデューサー – 草ヶ谷大輔
演出 – 松山博昭、品田俊介、永山耕三
http://www.fujitv.co.jp/hitopa/
第10話 最後の選択と決断
【ストーリー】
純は榊が女性と車の中でキスしているのを目にする。
彼女なのか?とすると榊は全く否定もせずにそうだという。
別れたいのか?という榊に対して、純が答えかねているとそういう
ことなら良いですよとして別れましょうという。
満子たちは純が別れたことを賞賛する。聖良もそんな人と付き
合ってもろくなことにならないと告げる。
翌朝純は眠れなかった為に朝早くから出社していた。一人でいる
とワーっとなってしまうのでどうしたら良いか分からないと
いう。風呂掃除し不要なものを捨て(断捨離)、睡眠薬を飲んだり
したが結局吐いただけだったという。皆さん失恋したときにはどう
立ち直るのか?。私たちが頑張らないといけないとして友達として
満子と聖良はサポートしようとする。
満子がキャラ弁を作ってくる。その後も昼飯には手巻き寿司、
焼き肉など精力が付く物を食べる。
しかし榊が純の前にやってくると、ボクはまだ純のことが好きです。
会いたかったですと言われる。
翌日そのことを満子たちに話すと一体どういうつもりなのかと
激怒。しかし純はよりを戻したことを語る。どうして?本当にそれ
で良いのかという問いかけに、榊といると幸せなんだという純。
無理矢理忘れようとして苦しい思いよりも受け入れて幸せな時間
を大切にしたいという。気持ちは分かるが逃げだという。しかし
純はそういう幸せがあってもいいのではないかと告げる。満子
たちは否定すると良い訳がないとし今はよくても後が苦しくなる
だけだという。しかし純はこれは私の問題だとして私が誰と
付き合おうと二人に迷惑はかからないと言ったことから、満子
たちと喧嘩になり口を利かなくなるのだった。
■感想
いよいよ最終話。
榊が悪びれた様子もなく二股・三股は当たり前みたいな感じ
でシラっと語るところを見ると、マジでグーでパンチしたくなっ
て来る(笑)なんだコイツって感じで・・・。こう思うのは古い
人間だからなのか、日本人の価値観だからなのか。
結婚する前だから多少相手との相性を見極める為に色んな人と
付き合うっていうのはあるとは思うんだけど、二股は無いよな。
「お互い悪いところを直していく。それって無理しているって事
ですよね。人は変わらないもので最初から受け入れる方が余程
互いのため。」
相手の気持ちが分かって居ないようなヤツが、城之内さんも
僕を好きですよねとかいうチャラさ。ホント不快過ぎるのも
いい加減にしてって感じで。アホキャラもここまでさっぱり
するとスッキリする・・・訳ないですわ(笑)
苦手なファッションについて、得意な人に任せれば良い。
分業化が進む現代っぽい主張だけど、そうなってくると個性とか
全く無くなってくるな。自分の主張はどうなる?結局服も異性も
人任せになって自己を失ってしまうのか。
研究とは少々安っぽかったけど自分から考えて悩むところが
人間らしいところ。そしてそういうのを一緒になって考えてくれ
る人がいることのありがたさ。
ちょっぴり背伸びしたけど、流行を取り込んだことで周りから
良くなったと言われるもののやっぱり自分で選んだものでは
ないからなんとも言えないかな。
因みに研究テーマの21は香水、22はハイヒール、23はファンデー
ションでした。この辺は無理矢理挿入した感じに見えるけど
まぁ香水の時のやりとりが面白かったので良かったかな。
物をもらうよりも言葉をもらう方が嬉しいっていうのは分かる
感じだね。
■出演者
城之内 純 …… 桐谷美玲 (製紙会社->)
前田満子 …… 水川あさみ (製紙会社->)
佐藤聖良 …… ブルゾンちえみ (製紙会社->)
榊 圭一 …… 成田凌 (イケメン美容師)
岸根香澄 …… 足立梨花 (庶務課の「ステキ女子」)
森村美優 …… 岡崎紗絵 (庶務課の「ステキ女子」)
丸尾拓馬 …… 町田啓太 (冴えない理系男子)
岡部和人 …… 中尾暢樹 (榊圭一の後輩美容師)
國木田修 …… 鈴木浩介 (化粧品会社クレエラ)
松浦栄子 …… 室井滋 (化粧品会社クレエラ社統括マネージャー)
河合景子 …… 安座間美優 (化粧品会社クレエラ・受付の子)
戸川亮介 …… 元木聖也 (イケメン美容師)
三沢基樹 …… 堤下敦 (製紙会社)
ロボットの声 …… 渡部美月 (純の家)
東加奈子、フースーヤ、並木綾子、久保沙由李
名倉愛、坪井ミサト、糟谷咲貴子、矢野ものり、米盛有彩
遠山俊也