人は見た目が100パーセント
(2017年4月期・フジTV・木曜22時枠)
原作 – 大久保ヒロミ
脚本 – 相沢友子
主題歌 – JY「女子モドキ」
プロデューサー – 草ヶ谷大輔
演出 – 松山博昭、品田俊介、永山耕三
http://www.fujitv.co.jp/hitopa/#intro
第5話 ポジティブ女子に福来たる
【ストーリー】
シャンプーとジーンズを学んだ女子モドキの3人。
それは純が榊から髪の毛を褒められたからでも有った。
「来週の日曜日に会えませんか」とメールしたが返信がなく
諦めているとするが返信が来る。しかしそれは美容院の予約が
取れたとする返信だった。
聖良は満子に昨日は行けましたかねとして純のことを心配
する。どんな髪型になったのか。
純がやってくると二人はそれぞれ落ち武者だ!!いや死神(髪)
だと語る。
純は昨日のことを話す。榊からゆるふわや編み込みしたり出来
ますよと言われて編み込みしてもらったが、鏡で見た自分は
自分ではないような感じだったこと。気持ちが良くて編み込みを
崩さないようにしていたが寝てしまったという。ゆるふわを
したくてキラキラ女子になり、細菌から観葉植物レベルに相手
の目に留まりたいと語る。落ち武者なのにポジティブねと。
帰り道に突然の雨が降りコンビニでビニール傘を買い物して出る
と、そこには榊が雨宿りして困っている姿を目撃する。
なんとか一歩踏み出そうとして純は榊に声を掛けようとする
が・・・「城之内さんかと思ったら落ち武者!!」「ビニール
傘?」「話しかけないでくれます?」というリアクションが来る
のではないかと心配してついに声を掛けられずにいた。
私は最低だ・・好きな人が目の前で困っているのに何も出来なか
ったとして翌日満子と聖良に語る。生きてて済みませんと
落ち込む中、二人は鏡を見たときのことを思い出してと元気づけ
る。しかしもう思い出せないとしあれは幻・・魔法は解けてしま
ったのだという。気持ちの持ちようだとしてもう一度ヘアアレンジ
にチャレンジしたらどうかということになる。
■感想
もの凄く砕けた演出の話で今まで以上にマンガっぽい演技構成
が取り入れられた。
これはこれで決して悪くないし面白く感じたけど、やっぱり
コメディコントっぽく見える。
それとやはりHow toものに陥ってしまっているな。
そういう情報を求める人が多いのかも知れないけど興味ない人
には興味がない。
純の行動は「のだめカンタービレ」の上野樹里さんみたいだ。
今回のHow toは「10.ヘアアレンジ」「11.傘」だった。
傘のエピでは、高いものにはそれだけの価値が有るというのも
分かるし傘もファッションの一つだと言われれば確かにそう。
日本の関東地区で年間雨が降る日が3日に1回、190日/365だと
考えれば、傘にはそれなりに拘りを持っても間違いはない。
また意識を改革するために、ポジティヴさが生まれる背景には
それなりの努力という下敷きがあることも示されて、顔だけで
なくその裏にある努力も提示された。
髪の毛に拘れば自然に美容院をしている彼の目に留まる確率だって
高い訳だしね。
でもこのドラマ、こんな調子だと例えステキ女子になっても
会社の即戦力には届かなくないか?何も仕事してないし。
ただどんなことをしても桐谷美玲さん可愛いということに違いは
ない。初期的アドバンテージの高さがありすぎる(笑)
■出演者
城之内 純 …… 桐谷美玲 (製紙会社->)
前田満子 …… 水川あさみ (製紙会社->)
佐藤聖良 …… ブルゾンちえみ (製紙会社->)
榊 圭一 …… 成田凌 (イケメン美容師)
岸根香澄 …… 足立梨花 (庶務課の「ステキ女子」)
森村美優 …… 岡崎紗絵 (庶務課の「ステキ女子」)
丸尾拓馬 …… 町田啓太 (冴えない理系男子)
岡部和人 …… 中尾暢樹 (榊圭一の後輩美容師)
國木田修 …… 鈴木浩介 (化粧品会社クレエラ)
松浦栄子 …… 室井滋 (化粧品会社クレエラ社統括マネージャー)
河合景子 …… 安座間美優 (化粧品会社クレエラ・受付の子)
戸川亮介 …… 元木聖也 (イケメン美容師)
三沢基樹 …… 堤下敦 (製紙会社)
ロボットの声 …… 渡部美月 (純の家)
笠井 ……
有里 ……
東加奈子、菅登未男、濱田和馬、眞嶋秀斗、逢見亮太、下垣真香
坪井ミサト、斎藤匡泰、辻凌続、彩音、柴浩二、江戸田健司
中井さくら、浦川大輝、平良トゥーリオ、ヨシダ怜奈、豊田真希
堀みづき、筒井萌子