櫻子さんの足下には死体が埋まっている 第2話 うーん面白みに欠ける・・

櫻子さんの足下には死体が埋まっている
(2017年4月期・フジTV・日曜22時枠)

原作 – 太田紫織『櫻子さんの足下には死体が埋まっている』
脚本 – 山岡潤平、武井彩
音楽 – 菅野祐悟
テーマソング – Kis-My-Ft2「PICK IT UP」
エンディング – BuZZ「LEAN ON ME」
編成企画 – 稲葉直人
プロデュース – 森安彩
演出 – 佐藤祐市、山内大典

http://www.fujitv.co.jp/sakurakosan/index.html

第2話 傷ついた迷子の少女を救え!

【ストーリー】

正太郎はナイフを持った男に刺されかける。

20時間前。
愛理たちは磯崎が育てていた悪口を言い続けた方の植物が元気が
ないことを知って驚く。全ての条件は同じにして育てた植物に
こんなに差が出るとは・・。ディスられまくって枯れていく人生
って可哀想だという愛理。生まれや育ちは選べないですから・・
と。杉森がやってくると明日は休館日だが午前中に骨格標本と
植物標本コーナーのメンテナンスを行うという。
九条は正太郎のことを先ほどからにらみつけていた為に、彼は
何か悪いことをしたのかと自問している中、九条の元に梅から
の電話で後押しする。
なんと九条は先日のお礼として正太郎を自宅の夕食に誘うため
のものだった。
正太郎は僕を誘うために睨んでいたのかと九条に尋ねる。
梅が作った料理はどれも美味しかった。九条はホッケの骨を見つ
めていると食事の時くらいは骨から離れる様梅から指摘される。
正太郎は九条に何時から標本士になろうと思ったのかを尋ねる
と17歳の頃からだという。法医学の叔父さんの影響もあるのか
と問うとそうだという。そんな中正太郎は牛骨ラーメン(カップ麺)
を購入してきていたので美味しそうでしょと語る。

そんな中正太郎はコンビニに立ち寄ると裸足でパジャマ姿の少女
が歩いているのを見かける。夜の11時を過ぎているのに・・
正太郎は声を掛けると少女は”ピンクのハート、コンビニ”と語る。
その頃山路、近藤、新井は合コンで盛り上がる。一番盛り上げよう
としていたのは山路だったが女性たちは近藤目当て。
山手線ゲーム・・”警察が言いそうな言葉”を語る中、正太郎から
電話が鳴る。近くに交番がないので電話したとのこと。
正太郎は少女を九条家に連れて行く。少女は”いーちゃん”という
名を口にする。
梅が話を聞きだそうとするが、九条は警察に任せれば良いと語る。
山路たちがやってくる。
子供って一人でどのくらい歩けるものなのか。九条は年齢と同じ
距離を歩けると言われていること。身長100cm程度なので5歳前後
だろうとし、5kmくらいは歩けるという。でも裸足でもカカトが
傷ついていないことを指摘する正太郎。2、3km四方だろうと。
山路が話しかけるが少女は彼から逃げる。5歳でもウチくらいは
分かるものではないのかと。
そんな中九条は少女の左手に違和感を覚える。痛いのかと尋ね、
違和感が有るのかと問う。痛くないというが、彼女は過去に橈骨
を骨折し偏位も起きているという。骨折で癒合が上手く行かずに
ずれた状態でくっついてしまった事だという。手を付いた際に
手首を骨折、その後然るべき処置をされなかったのではないか
とのこと。背中にも傷が有ることから虐待の恐れを疑う。
しかし怪我は1、2年の間のことだと。

■感想

うーん、ドラマの面白味が皆無になったな。
これで視聴率を取ろうと言うのならば相当無理が有りそうだ。

日本のドラマにありがちな主人公が現在に至る過去にばかり
焦点が当たり、如何にも訳ありで、現在の職業にたどり着いたと
いうことが描かれる。

視聴者に対して主人公の過去のことが気になるでしょ?みたいな
シナリオ構成ではなく、寧ろ目の前の現実と真剣に向き合う
ドラマをきちんと確立した上で、ドラマが長期化する可能性が
あるならそういうキャラクターの掘り下げでも行えば良いのに・・

肝心の捜査自体は大したものがなく、この子の名前が分かった
時点である意味ではあまり見るべきものがなかった。
赤ちゃんが居ることは室内を見れば自ずと分かるハズだし、
日本のドラマらしく変なポージングをつけるか、戦隊ものみたいに
変なセリフを投げかけて解決をするかというマンガチックなドラマ
になっているけど、そんなシーンは本当に要らない。

ドラマでは、生まれや育ちは選べないとしながらも、生き方は
自分で選べるということを子供に伝えたかったみたいだけど、
少女にそれを言ってもなぁ。
九条さんって最後まで子供にも厳しくずっとロボットみたいな
無機質な対応を見せていた方が良いんじゃないだろうか。

■出演者

九条 櫻子 …… 観月ありさ (ドS気質のプロ標本士)
館脇 正太郎 …… 藤ヶ谷太輔 (自然の森博物館に勤務・技術補佐員)
志倉 愛理 …… 新川優愛 (自然の森博物館学芸員補)
山路 輝彦 …… 高嶋政宏 (八峰署の刑事)
磯崎 齋 …… 上川隆也 (自然の森博物館主任学芸員)
近藤 卓也 …… 細田善彦 (八峰警察署・山路の部下)
新井 隆太 …… 田中聡元 (刑事課鑑識係)
谷上 和裕 …… 近藤公園 (自然の森博物館学芸員)
杉森 重男 …… 渡辺憲吉 (自然の森博物館館長)
沢 梅 …… 鷲尾真知子 (九条家に同居している使用人)

津々見三奈美 …… 小谷花純 (磯崎の生徒?、一重の友達)
富永柚胡香 …… 吉澤梨里花 (裸足の少女)
富永真美子 …… 桜井ユキ (柚胡香の母)
圓一重 …… 中村ゆりか (磯崎の生徒?)
西沢二葉 …… 三浦透子 (磯崎の生徒?)
長原 …… 増田修一朗 (ジャンキー)
富永家の隣人の人 …… 鯉沼トキ
設楽先生
祥太朗

原田菊雪、小林恵美、松島志歩、中村優里

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