人は見た目が100パーセント 第7話 人は見た目が100%なのは20代まで

人は見た目が100パーセント
(2017年4月期・フジTV・木曜22時枠)

原作 – 大久保ヒロミ
脚本 – 相沢友子
主題歌 – JY「女子モドキ」
プロデューサー – 草ヶ谷大輔
演出 – 松山博昭、品田俊介、永山耕三

http://www.fujitv.co.jp/hitopa/#intro

第7話 二人きりの夜に急接近!!

【ストーリー】

榊から早く元気になって下さいというお見舞いのカードと花
をもらった純は退院し出社する。幸せ気分に浸っている中、
榊にお礼のために店を尋ねると、業界の寺西という男性から
ジャミロクワイのチケットを2枚受け取っている榊の姿を目に
する。ジェイソンがよろしく言っていたよと言われる。

榊は純に気がつき声を掛ける。見舞いに行った時凄い寝顔でし
たよと言われると元気になった事を告げる。純はお礼のドーナツ
ですとして渡すがチケットを2枚受け取っていたのを目にして
いるので榊には恋人が居るのではないかと感じる。

満子たちは他に話をしなかったのかと問う。ついでにご飯でも
誘えば良かったのに・・と。さっきジャミロクワイのジェイソン
のことを口にしていたし私とは別世界の人だという。
お見舞いのお礼に買ったドーナツを自分も食べたいので買って
来ましたというと、先ほどまでドーナツについて邪道・正道に
ついて語っていた聖良は手をつけようとしなかった。実は
ダイエット中だという。満子は尿酸値に引っかかったのかと
問うとそれを否定し視界に入るだけでしんどいので早く食べて
下さいという。

三沢と丸尾が通りかかるのを目にする聖良。
美優と香澄がジャミロクワイのコンサートの話題をしているのを
耳にする純。榊さんにもらったんだという香澄。25日はデート
だねとして楽しみだという。

純と聖良がそれぞれ榊と丸尾の幻想を耽っていると満子がそれを
打ち消す。
その満子は二人に相談に乗って欲しいことがあるとし、今週末に
同窓会があるという。そこに高校時代のサッカー部のキャプテン
だった守口くんが来るのだという。好きだったけど向こうが
女として見てくれなかったという。高校を卒業して何年経ってい
るのか?20年?30年と問われ、10ん年ぶりだという。こいつ老けた
なと思われる自信が有るのだという。

そこで一堂、リフトアップ、ココナッツオイルなどの研究を
していくことになる。35歳から5歳経つごとに顔の皮膚が1cmずつ
下がるのだと。満子はフェイシォルフィットネスバー、
フェイスローラーなどを持つ込むが、いずれも即効性がないと
いうことに・・

■感想

普通の恋愛ドラマになってきた。
女性の心情を描くものとしては悪くないし、ある程度年齢の
違い/世代の違いを考慮に入れて結婚していない純と聖良だけで
なく、満子という主婦層までターゲットに入れて幅広い女性の
美に対するそれぞれの流れを描いてみせる。

純が榊に声を掛ける過程の中で、3、4度相手からのリアクション
への最悪の結末を想定した返信さを描いてみせるところは
自虐っぽくて面白いけど、やっぱり純は何をしても可愛い。

ドーナツを我慢している聖良に対して「尿酸値」を気にする所
からして笑えるのだけどね。

純が気がつくと自分らしさをチラホラ発揮していくシーン
が見られる。前回の無防備な寝顔シーンもその一つだったけど、
カラー材をこぼしてしまった榊を助ける時には、職場にあるもの
で片付けるところなど良い感じ。

新しく購入してやれるべきことがあるというよりも、今目の前
にあるものを使ってその組み合わせで一工夫するって方が
実際には人間的にも大きく見えないか。

ドーナツの件でも結果的に聖良は店の前にいたからこそ、丸尾
との繋がりが出来た。

満子にしても年齢は自分だけが重ねるものではなく、同級生なら
同じ歳月を過ぎていることを想定して考えれば、変わること自体
はそう受け入れ難いものではないと思う。そもそも満子はあれ
だけヤンキー姿だったのだから変わらない方がヤバイ(笑)
美容よりも主婦しているその変化の方が新鮮に映らないか。
そして守口くんが中年で太ったというオチもみて居る人は
ほぼ想定して見ているハズだ。

純はジャミロクワイのコンサートを香澄と榊が一緒にいくもの
だと考えていたけど、視聴者の誰もが二人が恋人ではないと
いうことはある程度ドラマの方程式からすれば違うものだと
思っていただろうし・・

ジャミロクワイのコンサートは残念ながら腰の痛みで中止して
しまったが何処までフジテレビとは運が無くなったのだろうか。

■出演者

城之内 純 …… 桐谷美玲 (製紙会社->)
前田満子 …… 水川あさみ (製紙会社->)
佐藤聖良 …… ブルゾンちえみ (製紙会社->)
榊 圭一 …… 成田凌 (イケメン美容師)
岸根香澄 …… 足立梨花 (庶務課の「ステキ女子」)
森村美優 …… 岡崎紗絵 (庶務課の「ステキ女子」)
丸尾拓馬 …… 町田啓太 (冴えない理系男子)
岡部和人 …… 中尾暢樹 (榊圭一の後輩美容師)
國木田修 …… 鈴木浩介 (化粧品会社クレエラ)
松浦栄子 …… 室井滋 (化粧品会社クレエラ社統括マネージャー)

河合景子 …… 安座間美優 (化粧品会社クレエラ・受付の子)
戸川亮介 …… 元木聖也 (イケメン美容師)
三沢基樹 …… 堤下敦 (製紙会社)
ロボットの声 …… 渡部美月 (純の家)
前田翔太 …… 荒井雄斗 (息子)
前田芳彦 …… 山崎樹範 (夫)
守口誠 …… 森田甘路 (元高校時代のサッカー部主将)
Layla Christine …… モデル
寺西 …… 業界人

長見玲亜、たくませいこ、久下恵美
津村和幸、うらじぬの、河本千明、北ひとみ、平栗里美
磯原杏華、今田竜人、安藤瑠一、古都悠翔、柿崎裕美
柴浩二、野間一輝、密照幸映、浦川大輝、平良トゥーリオ
内藤治、宮澤佑、蘭、佐藤匡泰、辻凌綾、ゆうゆう
Lilly

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