警視庁いきもの係
(2017年7月期・フジTV・日曜22時枠)
原作 – 大倉崇裕『小鳥を愛した容疑者』
『蜂に魅かれた容疑者 警視庁いきもの係』
『ペンギンを愛した容疑者 警視庁いきもの係』
『クジャクを愛した容疑者 警視庁いきもの係』
脚本 – 田中眞一、三浦駿斗
主題歌 – 超特急「My Buddy」
編成企画 – 渡辺恒也
プロデュース – 貸川聡子
演出 – 木下高男、松木創、石川淳一、菊川誠
http://www.fujitv.co.jp/ikimono/
第8話 フクロウが来たりて謎を解く!凸凹コンビ解散の危機
【ストーリー】
圭子は管理課からの異動の可能性を鬼頭から示唆される須藤。
今のウチに動物のことを教えてもらえと。
石松にもそのことを話す。地球温暖化チームが南極観測にいく
為に圭子に参加の依頼が来ているとのこと。圭子は意外にも
その道では有名な人物だった。弥生はいくべきだとするが・・
署にはイタチのようなものが多数籠に入っていた。
フェレットだとし、10匹がグッタリしていると連絡が有ったと
いう。須藤は圭子に異動の件を聞こうと悩んでいると、圭子は
勘違いしてフェレットが心配ですよね、須藤さんも思い詰めた
顔をしていると指摘される。
そんな中石松は「東池袋フクロウ騒音トラブル殺人事件」に
ついての資料をもってくる。この事件が最後の担当かもなと
須藤は考える。
被害者は渋谷孝(44歳)、会計士で自宅で撲殺されていたという。
発見したのは妻の敦子で夜の9時半に見つけたという。
容疑者は隣人の藤田道典(41歳)、翻訳家。動機は藤田の飼う
フクロウの鳴き声や羽ばたきが五月蠅いというクレームが有り
ケンカしていたという。
■感想
見ているだけで癒されるドラマだね。
捜査の着眼点はどれも動物の習性を知るからこそのものがあり、
このドラマの特徴を上手く表している。
一課との関係もケンカし合いながらも良い味を出し合っている
けど、正直一課が捜査するような事件なのかな。
現場を見て地球儀の上の糞の落ち方からして違和感を覚えていた。
しかし現場検証をすれば少なくともあれだけの埃の跡が有った
し、すぐに分かりそうな気もするけどね。
一方で犯人は動物の習性に詳しいようで詳しくない。
まぁ殺害してしまった尻ぬぐいをさせられたのだろうから仕方が
ないのかも知れないけど。少なくとも動物を愛して居るものの
行動には見えないところも有った。
それ以前に佐伯新さんと青山倫子さんが不倫の関係になるかな。
それが最大の謎だったのではないか。
こんなに面白いのに5.7%しか視聴率が取れないのも不思議だ。
橋本環奈ちゃんのリアクションの可愛さだけでも視聴率6%分は
十分あると思うぞ(笑)
■出演者
須藤友三 …… 渡部篤郎 (48歳、警視庁総務課動植物管理係、警部補)
薄 圭子 …… 橋本環奈 (22歳、動植物管理係)
石松 和夫 …… 三浦翔平 (33歳、捜査一課・巡査部長)
日塔 始 …… 長谷川朝晴 (42歳、捜査一課・警部、係長)
三笠 弥生 …… 石川恋 (23歳、警察博物館受付職員)
桜井 薫 …… 清原翔 (28歳、捜査一課、巡査)
四十万 拓郎 …… 横山だいすけ (35歳、所轄、巡査)
ナオミ …… ティティ 猫
二出川 昭吉 …… でんでん (68歳、上野署の警察OB)
鬼頭 勉 …… 寺島進 (55歳、捜査一課、警視、管理官)
田丸 弘子 …… 浅野温子 (52歳、警視庁総務課・事務員)
友塚公平 …… 佐伯新 (藤田の友人、ミミズクを飼っている)
藤田道典 …… 千葉ペイトン (41歳、翻訳家、渋谷家の隣人)
渋谷敦子 …… 青山倫子 (孝の妻)
渋谷孝 …… 岡慶悟 (44歳、会計士)
前川和也