警視庁いきもの係 第9話 怒首領蜂!はTYPE-C

警視庁いきもの係
(2017年7月期・フジTV・日曜22時枠)

第9話 温泉ハリネズミと雀蜂パニック!動き出す最後の事件

【ストーリー】

ガサ入れは予定通りに・・そんな鬼頭が電話している所、
「金の響きが聞こえるか?」として黒ずくめの男が鬼頭に向けて
発砲する。

総務課動植物管理係の一行は慰安旅行の為、温泉に出かける。
そこには総務課とは関係のない石松や二出川もやってくる。
弘子たちはバスの中でみんなで来られて良かったと語る。
そんなバスの中で突然石松は蜂が飛んでいるという。圭子は
こちらから何もしなければ襲われることはないと告げる。
しかし何処から入り込んだだものなのか。

旅先のアイスは美味しいとする中、二出川とぶつかり須藤の
持っていたアイスがベッタり付く。

猿蟹温泉に到着すると、そこには何故か四十万巡査が来ていた。
犯人は必ず捕まえるという彼。地元の警察官がギックリ腰の為
に応援に来た所で、旅館のお嬢さん、大谷弓子が強盗に遭い
入院しているとのことだった。
圭子は匂いがするとして奥に走って行くとそこに居たのは
ハリネズミのチュースケだった。娘が飼っているものだがどう
扱って良いか分からないという女将。エサはキャットフードを
あげていた。脂質の低いもの。ハリネズミは雑食性だとし、
生き餌は何をあげているのか?と問うが分からないという。ケージ
から出してみると須藤に持たせてみる。すると圭子はハリネズミ
の手とお腹に傷が付いていることに気がつく。何処か部屋で放し
飼いをしていたのかと問うとずっとケージの中に居るという。
圭子は飼い主に会わせて欲しいと頼む。
大谷弓子によると下校途中に強盗に遭ったという。後ろから来た男
に後ろから頭を殴られて財布を持って逃走されたという。この辺は
治安が良いのに・・そんな中、日塔と桜井も圭子たちを追って
やってくる。

■感想

相変わらず面白いけど、いよいよ常にテールトーノーズ状態で
ストーカーのように何処にでも顔を出してくる四十万の怪しさ
が際だった形で現れた。敵なのか味方なのか。まぁ石松も捜査
一課の面々も何処までも付いてくるけどね(笑)

どうも石松が別のドラマの刑事役ともリンクしていて怪しさを
拭いきれないで居るけど、正直こういうドラマにそういう因縁
めいたものって必要?
総務課動植物管理係の楽しい面々たちの探偵物語だけで十分に
成立するドラマ。このドラマは是非続編を作ってもらいたい所。

今回はハリネズミの習性が取り上げられた。
序でに蜂の習性も重要な要素となっていた。

同じようなハリネズミに見えても飼っている環境によって
その性格の違いが現れる。匂いとかエサの傾向、そしてハリネ
ズミの怪我の状態からその違いを見つけ出した。

蜂は生物兵器/テロのような形で「ギヤマンの鐘」が関与して
いるのだろうか?蜂の流れはまた別物って感じだったね。

お腹が鳴った時のあの圭子の顔の表情がなんとも言えないな。

亀頭は打たれたと思っていたけど実際には打たれたフリをして
いただけみたいだ。
本当の栗原は5年前にスズメ蜂によって亡くなっているみたい
だし、石松も蜂によって刺された。

何処までこのドラマ、総務課動植物管理係がそんな捜査一課が
捜査するようなことに関与しなければいけないのか!?

■出演者

須藤友三 …… 渡部篤郎 (48歳、警視庁総務課動植物管理係、警部補)
薄 圭子 …… 橋本環奈 (22歳、動植物管理係)
石松 和夫 …… 三浦翔平 (33歳、捜査一課・巡査部長)
日塔 始 …… 長谷川朝晴 (42歳、捜査一課・警部、係長)
三笠 弥生 …… 石川恋 (23歳、警察博物館受付職員)
桜井 薫 …… 清原翔 (28歳、捜査一課、巡査)
四十万 拓郎 …… 横山だいすけ (35歳、所轄、巡査)
ナオミ …… ティティ 猫
二出川 昭吉 …… でんでん (68歳、上野署の警察OB)
鬼頭 勉 …… 寺島進 (55歳、捜査一課、警視、管理官)
田丸 弘子 …… 浅野温子 (52歳、警視庁総務課・事務員)

大谷弓子 …… 西畑澪花 (女将の娘、下校途中襲われた)
大谷雅子 …… ぼくもとさきこ (女将)
アサクラ …… 林和義 (旅館の従業員)
庄野 …… 利重剛 (謎の男)
栗原 …… 檜尾健太 (ハリネズミ友達)
栗原亜希子 …… 高橋美津子 (駅前スナックのホステス)
今尾 …… 高橋洋 (40歳、フリーライター、蜂に刺された)

竹田哲朗、松下恵里香