[終] 警視庁いきもの係 第10話 続編を希望するっ

警視庁いきもの係
(2017年7月期・フジTV・日曜22時枠)

原作 – 大倉崇裕『小鳥を愛した容疑者』
『蜂に魅かれた容疑者 警視庁いきもの係』
『ペンギンを愛した容疑者 警視庁いきもの係』
『クジャクを愛した容疑者 警視庁いきもの係』
脚本 – 田中眞一、三浦駿斗
主題歌 – 超特急「My Buddy」
編成企画 – 渡辺恒也
プロデュース – 貸川聡子
演出 – 木下高男、松木創、石川淳一、菊川誠

http://www.fujitv.co.jp/ikimono/

第10話 蜂に魅かれた容疑者テロ計画を阻止せよ!動物集合

【ストーリー】

山中でスズメバチに襲われた今尾。更に鬼頭管理官が撃たれる。
あちこちで発生するスズメハチの事故。生物テロじゃないのか
と。そんな矢先、石松も蜂に刺される。
そんな中撃たれたハズの鬼頭が生きて居て四十万によって
彼のところに連れて行かれる須藤。「ギアマンの鐘」という
宗教集団だが宗教を語った詐欺集団だと見ていた警視庁は集会
があることを知って一斉検挙するという。
死んだ振りするなんてタヌキみたいですねと圭子。
一枚の写真を見せられると、圭子はファミレス、そしてバスの中
でも見た人だとし、そこでは必ずハチが出たという。
名前は庄野一樹。5年前「品川資産家殺人事件」について、犯人
は昨年逮捕され獄中死したが、被害者が多額の借金をしていて
その返済で揉めていたということで庄野が疑われたが、現場から
指紋が検出され別人のものだったこと。警察に拘束されている
間に庄野が大切にしていたハチが死んだのだという。八王子にある
養蜂場を台風が襲い、ハチは全滅してしまったのだという。
そんな悲しみに暮れた庄野にギアマンの鐘が近づいたのではないか
と見ていること。庄野を野放しにするのは危険だとし、植物管理
係に任せるという。

■感想

いよいよ最終話。
あんまり気難しい話にならず過去の警察の冤罪事件に関して、
素直に過ちだったことを認めつつ、植物管理係を作ったこと。

須藤をリハビリさせつつもその能力や体調に関して様子見しな
がら上手いこと一課に戻させようとするも、最終的にはそれを
断った。

過去に圭子も”すっばらしい(c)加穂子”オファーが有っても断っ
てこの場に留まっていたし、上手いこと二人共その場に残る
だけの魅力というのを最初はバカにしていた総務課動植物管理係
の中に見出していった格好だった。

最後の方はみんな身内も何か怪しいことに絡んでいないかと
思ったけど、実際にはそうしたものもなく素直に事件を解決
していった。四十万も制服着て厳しい顔をしていたけれど、
実際には演技だったというのは良かったな。
上手いこと今尾が現場に群生している花を圭子が見つけて、
ウソを暴いたこと。

庄野に関しても情状酌量されるだけの要素は存在していたので
また養蜂業者としてやり直せるのではないかという作り。

出来ればまたこのシリーズを続けて欲しい。
テレ朝の刑事ドラマを見習うって長期シリーズを作るというのも
一興ではないのかな。テレ朝の木9時も少し前まで視聴率の墓場
だったのだから、それを乗り越えて今がある。フジテレビは迷走
仕切ってしまっているが、面白いドラマはどんどん続編を作る
べきではないかな。ただこれを2時間枠のスペシャル版にすると
確実にダレるので、その辺は構成の仕方を間違えない方が良い
と思う。

■出演者

須藤友三 …… 渡部篤郎 (48歳、警視庁総務課動植物管理係、警部補)
薄 圭子 …… 橋本環奈 (22歳、動植物管理係)
石松 和夫 …… 三浦翔平 (33歳、捜査一課・巡査部長)
日塔 始 …… 長谷川朝晴 (42歳、捜査一課・警部、係長)
三笠 弥生 …… 石川恋 (23歳、警察博物館受付職員)
桜井 薫 …… 清原翔 (28歳、捜査一課、巡査)
四十万 拓郎 …… 横山だいすけ (35歳、所轄、巡査)
ナオミ …… ティティ 猫
二出川 昭吉 …… でんでん (68歳、上野署の警察OB)
鬼頭 勉 …… 寺島進 (55歳、捜査一課、警視、管理官)
田丸 弘子 …… 浅野温子 (52歳、警視庁総務課・事務員)

庄野一樹 …… 利重剛 (養蜂業、5年前品川資産家殺人の冤罪)
栗原偵己 …… 檜尾健太 (31歳、ハリネズミ友達)
栗原亜希子 …… 高橋美津子 (32歳、駅前スナックのホステス)
今尾正貴 …… 高橋洋 (40歳、フリーライター、蜂に刺された)
沼袋ヒロシ …… 蝶野正洋 (関東極麗会の構成員)

上野山浩、小室秀一

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