キモチいい恋したい! 第7話 どうしてこんな男と寝てるのヨ

キモチいい恋したい!
(1990年7月期・フジテレビ・月曜21時枠)

脚本:中山乃莉子(1)(2)(4)(5)(7)、瀧川晃代(3)(6)、尾西兼一、信

本敬子(4) 
音楽:藤村春水 
企画:清水賢治、宅間秋史 
プロデュース:阿部祐三 
演出:楠田泰之、斎藤郁宏、赤羽博、柴崎正
主題歌: 「P.S. I LOVE YOU 」PINK SAPPHIRE

第7話 どうしてこんな男と寝てるのヨ

【ストーリー】

秋山は仕事前に社員に対してビッグニュースがあるとして報告。
アメリカ西海岸ロサンゼルスにウチの会社の支社で出来ることに
なったとし、支店長には英二が付くことになったという。
原宿支店は片腕としてもう一人にロスに行ってもらうという。
求められるのは男性・女性ではなく、優秀な人材。
2、3日後に希望者を選考試験を行い、候補者には一週間ロスに
視察しにいってもらうという。
隆は期待に胸を膨らませるが英語もロクに喋れない奴にいける
のかと言われる。しかも英二が決めるのだとし隆は大嫌いだろう
と。
はるかがやってくると耕平に対してロンドンツアーの予約は
上手く行っているかと問い、旅行客には保険もよろしくと
言われる。ロンドン5日間で198000円の格安。しかし耕平はまだ
航空券は50席も抑えているのに16名しか集まっていないという。
規格はえりが行ったもので販売担当は耕平だった。えりは一体
何をしているのかとし、出発まで一週間しかないのにどうするの
よと激怒。

定食屋ではカツ子を持ち上げてなんとか予約を取らせようとする。
この夏のサマーバケーションはロンドンに行きませんかと。

香菜は隆が一人勉強をしているのに対して何をしているのかと
憤怒する。みんながロンドンツアーの為に努力しているのだと
すると、俺だってロス選考試験の為に努力しているのだという。
そこに行っても人生変わる訳ないという香菜だが、隆は海外勤務
経験がいかにキャリアの財産になるかを説く。どうせ自己中の
獅子座O型だよと隆は語るが、私だって獅子座のO型なのに勝手
に決めないでという。私は気高く、寛大、そして協調性がある
とし、私の場合8月13日生まれで乙女座に近いからあなたと違う
のねというと、隆は俺だって8月13日生まれだと語る。

正吉にも女性陣がロンドン旅行を売り込む。
正吉は聞いた事のない飛行会社だとして不審に思うが、飛行機
なんてどれも同じで落ちる時は落ちるのだという。
オーランド空港にトランジット(乗り換え)で寄るだけだと説明
する。午後23時にポーランド空港、午前1時にはロンドンを発つ
とのこと。夏のベストシーズンでこの価格だとして無理矢理判子
を押させる。

えりはリスト作りをする中、香菜に対してタウンページを出して
と語る。公にされている電話番号帳かと思われたが、えりは
こんなものではなく香菜個人のタウンページ・・・つまり金持ち
の電話番号帳だという。そんなの持っている訳ないというと、
えりはいざという時の為に金持ちをキープしておけと言っている
でしょと。今から20人以上もどうやって集めるか?販売担当は
耕平で使えない。しかも耕平がポーランド航空経由に決めたのだ
という。売れもしないのに50席も抑えるなんて・・
ユキは一人、隆の為にケーキ作りの練習をしていた。
隆と香菜が生まれる日が一緒なんて・・しかもO型まで一緒。
相性もいいんじゃないかというえり。相性よりも愛情よという
ユキ。

一方祐司も手作りのケーキを作っていた。今回は練習だとして
耕平や奈摘にも振る舞う。男性の手作りケーキなんてもらって
誰が喜ぶんだという隆。香菜と野蛮男が同じ日に生を生むなんて
というと、みんなが食べている時くらいは勉強を辞めろと告げる。
選考試験は目前なんだというと、祐司は応援するという。耕平
はお前には都合がからなと。

■感想

二度目の試験ネタか・・
隆にはロスに行くチャンスが有り、その為に勉強を行う。
そんな状況の中で仲間の耕平が無茶な予約を取ってえりが企画
したロンドン旅行を不意にしようとしてしまう。
みんなが助け合う中で、隆は自分の仕事ではないとして一蹴し
勉強をすることになるが、香菜はそんな隆に激怒される。

うーん、隆に同情すべき内容だったかな。
正直1週間前にロンドン行きませんか?20万円ですよ・・・
そう言われて買う人いるの?そこまで追い込まれて何にも対策を
取ってこない耕平。そして企画だけして何の相談もしていない
耕平とえり。なんだか正直、仕事としての見込みがない。

突然のロスの支店話。
秋山は確か別の所に販路を広げて何か画策していたよな。
ゆみえを情報スパイのように使っていたみたいだけど、その件は
どうなるのかな。

宇都宮隆さんの語り方が「冬のソナタ」のヨン様に見えてきた。
といっても実際には吹き替えした萩原聖人さんに近いんだけど、
妙に余裕のある言い回し。ただこの人の口癖が「涙がちょちょ
切れる」。今時使わない表現だよね。

実力だなんだと言っても結局試験とかすることもなく、香菜
に決定なんて言われて、実力は認められてはいるけど、
試験勉強させるとあおるだけあおって鶴の一声で決定。
これは可哀想過ぎる。

散々香菜は仲間の為に行動しない隆を責めていた。
更に隆は英二に彼の大好きなヤキソバのカップラーメンを
プレゼント。
そんな姑息な手を使っている隆を責める香菜だが、自分は全然
勉強している素振りもない。

隆は最低限耕平の為に努力したし、えりは金持ちのキープ相手
にチケットを売っては何とか数合わせに成功する。
ただこう言っては何だけど、そんな金持ちなら面倒な安売りで
の悪条件のトラジット経由の旅行などしないのではないか。

一度ロスに行くと5年間は戻ることが出来なくなる。
それまでに告白すべきなのかどうか。
未だに相手に対するキモチに偽って意地の張り合い。

そうしている間にもユキと耕平は同じ立場の人間であることに
気がつく。
最近の組み合わせとしてえりと隆が飲み屋で一緒になるって
パターンは有るんだけど、ここに来てユキと耕平が屋台にいく
シーンも多くなってきた。耕平とユキは一晩をホテル?で
泊まっていた。ただしどちらも記憶が無い。記憶が無いのに
男性は何かできるハズも無いとは思うが・・

香菜はドジャース球場でヤンキースの試合を観たいとしていた
けど、ヤンキースはニューヨークのチームだぞ。
そして隆もまた東京に住むのに中日ファン。
誕生日にはそれぞれ香菜には便秘薬、香菜は隆に8月21日の
神宮で行われる、ヤクルト対中日戦のチケットを送った。

■出演者

旅行代理店オリエンタルツアー
谷本香菜 …… 安田成美 (23歳、営業部)
工藤えり …… 田中美奈子 (営業部)
酒井ユキ …… 森尾由美 (営業部、隆が好き)
松木隆 …… 吉田栄作 (営業部、いつか独立して起業したい)
浜田耕平 …… 嶋大輔 (営業部、えりが好き)
篠崎祐司 …… 団優太 (営業部、ユキが好き)

佐久間ゆみえ …… 杉本彩 (保険会社HS平成火災)
松木奈摘 …… 諸岡菜穂子 (隆の妹、全寮制の高校生)
新谷かおり …… 吉野マリ (若い社員)
守屋ユミ …… 美村未紀 (若い社員)
河村りえ …… 水沢螢 (若い社員)
堤英二 …… 宇都宮隆 (オリエンタルツアーの親会社の息子)
高木和雄 …… 稲川淳二 (オリエンタルツアー・係長)
秋山達彦 …… 草刈正雄 (オリエンタルツアー・支店長)
大槻正吉 …… 大槻ケンヂ (料理店)

鈴木カツ子 …… 公月羽女采 (定食店にデューダ)
英会話の教師 …… ケント・ギルバート

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