ドクターX ～外科医・大門未知子～5
(2017年10月期・テレ朝・木曜21時)
脚本 – 中園ミホ / 林誠人（第2期 – ）、寺田敏雄（第2期 – ） /
武井彩（第2期） / 香坂隆史（第4期 – ） / 宇田学（第4期）
音楽 – 沢田完
演出 – 田村直己、松田秀知 / 山田勇人（第3期）
ナレーション – 田口トモロヲ
Superfly「ユニゾン」
Superfly「Force -Orchestra Ver.-」
http://www.tv-asahi.co.jp/doctor-x/
第1話 復活!!!! 失敗しないハケンの女 世界横断オペ2000万
【ストーリー】
未知子はクライミングをして、そして温泉に入る。
しかし未知子は男湯に入っていた為に、蛭子が入って来てパニ
くる。路線バスの旅って良いですねと語る蛭子と同じバスに乗る
未知子。蛭子はあなたの絵ですとして未知子の似顔を書く。
僕の愛人になってくれませんか?と言われる中、バスの走行が
不自然なことに気がつく。運転手・車田一久の意識がなくなって
居た為に急いでバスを停めて救命措置をする。心肺停止している
とし横にして蘇生措置をする中、通りかかる車を強引に駐める。
急患が居るので乗せて欲しいと頼むが、志村まどかの乗った車は
無情にも通り過ぎる。しかし暫くすると別の車に乗ってまた
戻ってくる。
街の病院にいくと、大門のことを見た森本光は彼女のことを知っ
ていた。患者は心タンポナーでだとし、心嚢液貯留だと
語る。ここでオペするよとするが、ここには装備がないという
森本。今やらないと死ぬとし剣状突起下アプローチで行うという。
その頃、日本医師倶楽部のメンバーは肉を食べながら、どうして
大学病院の医局は力を失ったのかという。内神田は変化しないと
長けないという。
その頃オプは心膜を切開。ここでは救命が精一杯なのでもう一度
設備のある病院で手術をして根治させるという。彼女は何者
なのかというまどかに対して森本はフリーランスの外科医だと
語る。
知床の東帝大学病院・知床第十六分院。
蛭間華子はここに来てもう一年が経つとし、暇だとして夫に
早く何とか本院に戻るよう求める。しかし肝心の蛭間重勝は
キタキツネを見たとし東京には戻らないという。権力闘争には
疲れたとのこと。金も権力もないあなたなんてトンカツ以下よ
と言われる。
そんな中海老名が蛭間の元にやってくる。
お迎えに来ましたという海老名の言葉に蛭間は喜ぶが・・・
いざ戻ると「査問委員会」に蛭間がかけられることになっていた。
■感想
もう見なくても良いかなと思い始めているシリーズだけど、
医療の最先端の場でこんなアホなことが起きているところは
少々今の現場を反映しているのか謎だ。
医療現場の内部まで踏み込んだことはないけど、最近親の
手術なども続いたことも有って病院の対応などを見ると、
日本の病院って自分が考えて居た頃の幼少期の大学病院とはまるで
違ってしまった感じ。
どうせ未知子は失敗しない。
それならそれを妨害する人との間で、なんとかしてドラマを
作っていかねばならない。
新しいベテラン俳優を取り替えながら毎度登場させるけど、結局は
大門を外せと主張しながらも彼女が居ないと駄目みたいなことに
なるのよね。
逆に彼女が居ないと助かる命が助からないということを理由に
神原は法外な金を要求しているようにも見えるし、冒頭での
未知子が契約してきたという雇用契約みたいなものは結局なんだ
ったのだろう。
遠隔地医療についても結局ロボットが執刀しているというよりも、
遠隔地から人間がメスなどを動かしているだけ。
遠隔地に居たらもしもの時に現場で何かあれば結局は対処出来
ないことになる。
ただ森本が居たような病院では有効なものがあるかも知れない。
癒着を取るのにあれだけ患者を傷つけているヤブの外科医が
あの病院を取り仕切っているのだからね。
査問委員会にかけられて、相当大金が未知子側に流れた過去が
あるけどこの辺で何か問題になることはないのか?
病院の内部では医療現場では金が無いとしながらも湯水のよう
にして流れてる印象しかなく、その金は結局税金の形で
患者に跳ね返ったりはしないのか。
二つ同時の手術のどちらも未知子が解決するってパターンも
慣れたし、誰もが見捨てた医療を簡単にこなすという流れも
またいつも通りで代わり映えがしない。
それでも面白く見られるのは、失敗しない安心感があるのと
共に、鼻につく未知子以上に、実際の現場では何もせず肉ばっかり
たべている不条理なベテラン医師たちの強欲さ、傲慢さに辟易と
するところがあるんだろうな。
早く蛭間を逮捕しなさいよ。
■出演者
大門未知子 …… 米倉涼子 (31歳、フリーランスの外科医)
西山直之 …… 永山 絢斗 (29歳、東帝大学病院の新米医師)
城之内博美 …… 内田 有紀 (38歳、フリーランスの麻酔科医)
海老名敬 …… 遠藤 憲一 (54歳、東帝大学病院の外科副部長)
原守 …… 鈴木 浩介 (43歳、東帝大学病院の外科医)
伊東亮治 …… 野村 周平 (30歳、“ゆとり世代”の医師)
森本光 …… 田中圭 (35歳、未知子に憧れ、外科修業)
有馬亘 …… 中林 大樹 (31歳、東帝大学病院の新米医師)
黒川慎司 …… 上杉 柊平 (29歳、東帝大学病院の新米医師)
志村まどか …… 大地真央 (「東帝大学病院女性院長)
猪又孝 …… 陣内 孝則 (54歳、東帝大学病院の外科副部長)
神原晶 …… 岸部 一徳 (70歳、神原名医紹介所の所長)
鳥井高 …… 段田 安則 (53歳、東帝大学病院の外科副部長)
内神田景信 …… 草刈 正雄 (70歳、日本医師倶楽部会長)
蛭間重勝 …… 西田 敏行 (66歳、東帝大学病院・知床分院の院長)
中谷恵子 …… 是永瞳 (東帝大学病院・蛭間第一秘書)
長森陽菜 …… 久住小春 (東帝大学病院・看護師)
大村朋宏、岩崎ひろし(声)
ジャイケル・マクソン …… ブレイク・クロフォード (ボストン・ハーバード大教授)
車田一久 …… 松澤一之 (未知子が乗車した路線バスの運転手)
一色辰雄 …… 升毅 (ジャーナリスト)
蛭間華子 …… 藤 真利子 (「知床分院」で院長の妻)
希志真ロイ、熊懐大介、伊藤講心、岡本亮一、阿久津菜々
近藤しづか、柴田美咲、浅田光、ふるかわいずみ、NAO
石井愃一、蛭子能収、赤間麻里子
入江崇史、岡田正、池浪玄八、山中敦史、森祐介、高橋正臣
黒川なつみ、小多田直樹、福田成美、
森実知子、中野歩、木島杏奈、秋宮はるか、中嶋秀人
野々山郁也、五十嵐昇、川根武紘、好野雅彦、佐々木ちあき
中野憲芳、阿武勇輝、高八賢、塩尾准、青山知弘、大藤由佳
福田博之、鈴木優、橘ノブヒト、朝霧涼、木村正和