[終] ドクターX ~外科医・大門未知子~5 第10話 最終章~失敗しないハケンの女倒れる…!?

ドクターX ~外科医・大門未知子~5
(2017年10月期・テレ朝・木曜21時)

脚本 – 中園ミホ / 林誠人(第2期 – )、寺田敏雄(第2期 – )
武井彩(第2期) / 香坂隆史(第4期 – ) / 宇田学(第4期)
音楽 – 沢田完
演出 – 田村直己、松田秀知 / 山田勇人(第3期)
ナレーション – 田口トモロヲ

Superfly「ユニゾン」
Superfly「Force -Orchestra Ver.-」

http://www.tv-asahi.co.jp/doctor-x/

第10話 最終章~失敗しないハケンの女倒れる…!?

【ストーリー】

大門は痛みで倒れ目黒中央病院で検査する。
博美は待合室で検査待ち。そこな晶が急いでやってくる。
美智子は?どうしてこんなことに・・美智子は自己管理を徹底
していたのにと。
MRI検査の結果を見る晶たち。
後腹膜肉腫ステージ3、そしてそれが腹部大動脈に腫瘍が巻き
付いているという。美智子もやってきてそれを見るともって
三ヶ月だと。自覚症状は無かったのかと問われる。サイレン
トキラーだという晶。日本じゃこの手術は無理だとし海外で
探すという。しかし私なら切れるけど・・と大門。

一方食道癌ステージ4a、下行大動脈に浸潤していて外科的
切除は難しいとする内神田のガンのことについて蛭間は
鳥井、海老名、猪又と語り合う。三人で出来るか?とするが
みんなは大門でなければ無理だろうと語る。しかしこの患者
は大門の執刀を拒んでいるのだという。

内神田はガンになったからと言ってフリーターに切らせない
という。命は東帝大に救って欲しいとのこと。しかし失敗し
たら医師生命は絶たれるという。そんな状況の中でもオペ
してくれるという人がいたとして蛭間の元にやってくる。
加地医師が戻ってきたのである。

加地は名医紹介所にやってくると大門に手術を手伝って欲しい
と頼む。この手術に成功すれば総合外科部長になり3人の上
に立つこと。誰もがビビッて受けないオペだがギャンブルでも
有った。上に行くにはギャンブルも必要だろうと。
お前と一緒なら良いとし外科部長になったら取引禁止も解く
と語る。私はボストンに行くのよと美智子。

翌日加地は蛭間にオペは出来ないと断りに行く。

■感想

いよいよ最終話。
大門の場合ステージ3の状態でこれまで数々ステージ4のガン
腫瘍の患者を助けてくれているので、全く問題ないでしょっ
て感じだった。もちろん腫瘍の状態に依るところもあるし
治る場所、治りにくい場所なんてのはあるのだろうけど・・

発覚したばかりなので抗がん剤での治療をしていないという
のは分かるけど、なんでそれが分かったらすぐに最低限の
抗がん剤の治療をしないのだろうか・・

加地先生の投入が一番面白かった。
大門の説得を見越した蛭間の策略。
加地先生もオペと聞けば大門が断るはずないと思っていたの
だろうね。こういう時にフッと現れたかつてのレギュラー
キャラの使い方は上手いかな。

二人同時の手術なんてこれまでのパターンでは行われていた
し、何とか新しいバリエーションでドラマを構成しなければ
ならない。
そこで大門自身が患者となり、患者の気持ちに改めて自ら
触れる格好だったけど、大門は元々患者をぞんざいに扱って
いたという姿は殆ど無いからなぁ。ただ患者が抱える病気の
恐怖を味わったことは今後より患者に寄り添える医師になる
のか。

内神田の件では東帝大/蛭間としては色々と予防線が張って
あった。
大門が執刀すれば責任はフリーターの責任に出来る。
また患者の息子・西山が執刀すれば失敗した時に最小限の
ダメージに抑えられる。

ただしもの凄くその中には倫理的、コンプライアンス的問題
も含まれていて、大門は執刀する際に鎮痛剤を打っている
こと。そして西山は将来有望とはいえ新人の外科医であり、
そんな人物に執刀させることへの問題が含まれる。

自分の執刀の手順を書いて置いて自分に必要な機材などを
予め用意させておくところなど面白く出来ていたかな。

ただ相変わらず執刀シーンは殆ど見てなかった(笑)
どうせ失敗しない。
色々と名言を語ったと思うけど、まぁ常に語っていることだ
し、マンネリ感は否めない。
もちろん人物関係に於ける楽しさが有ってのドラマなので
執刀シーンばかりがメインではない。

こういうドラマ、海外ドラマでは品を変え形を変えて色々と
描かれている。一人のスキルのズバ抜けた医師の存在として
描かれたけど、海外ドラマで人気の「エレメンタリー」とか
「メンタリスト」などの刑事ドラマに於いて、鋭い観察眼を
持つ捜査アドバイザーが居なくなった時、その警察署は
成り立つものなのか。大門はエレメンタリーに於けるシャー
ロック・ホームズだし、メンタリストに於けるパトリック・
ジェーンである。

35億円はお約束か。
結局あれだけの金が名医紹介所に渡っていたけど、査察が
入った時にその辺のことは解明されなかったのかな。

■出演者

大門未知子 …… 米倉涼子 (31歳、フリーランスの外科医)
西山直之 …… 永山 絢斗 (29歳、東帝大学病院の新米医師)
城之内博美 …… 内田 有紀 (38歳、フリーランスの麻酔科医)
海老名敬 …… 遠藤 憲一 (54歳、東帝大学病院の外科副部長)
原守 …… 鈴木 浩介 (43歳、東帝大学病院の外科医)
森本光 …… 田中圭 (35歳、未知子に憧れ、外科修業)
有馬亘 …… 中林 大樹 (31歳、東帝大学病院の新米医師)
黒川慎司 …… 上杉 柊平 (29歳、東帝大学病院の新米医師)
志村まどか …… 大地真央 (「東帝大学病院女性院長)
猪又孝 …… 陣内 孝則 (54歳、東帝大学病院の外科副部長)
神原晶 …… 岸部 一徳 (70歳、神原名医紹介所の所長)
鳥井高 …… 段田 安則 (53歳、東帝大学病院の外科副部長)
内神田景信 …… 草刈 正雄 (70歳、日本医師倶楽部会長)
蛭間重勝 …… 西田 敏行 (66歳、東帝大学病院・知床分院の院長)
中谷恵子 …… 是永瞳 (東帝大学病院・蛭間第一秘書)
長森陽菜 …… 久住小春 (東帝大学病院・看護師)

竹中康平 …… 大村朋宏 (麻雀)
ソンタくん/NAO …… 岩崎ひろし(声)
雉沢真之介 …… 矢島健一 (東帝大学病院・監査役)
麻生友也 …… 希志真ロイ (医局員)
医局員 …… 熊懐大介 (医局員)
医局員 …… 岡本亮一 (医局員)
新井祐未 …… 近藤しづか (看護師・・今回は汗を拭いていた)
高瀬洋美 …… (看護師)
杉崎文菜 …… 阿久澤菜々 (オペ看護師/博美から指示)
河原里美 …… 柴田美咲 (看護師)
戸田結衣 …… 浅田光 (オペ看護師・森本が執刀する時の機械出し)
与野華子 …… ふるかわいずみ (看護師)

森実知子、中野歩、木島杏奈、秋宮はるか、中嶋秀人
野々山郁也、五十嵐昇、川根武紘、好野雅彦、佐々木ちあき
中野憲芳、阿武勇輝、高八賢、塩尾准、青山知弘、大藤由佳
福田博之、鈴木優、橘ノブヒト、朝霧涼、木村正和、浅田光

加地 秀樹 …… 勝村政信

長江英和、瀬戸早妃、大滝明利、ダリオS、ジョアン・ギャル
ガブリエル・タマシロ

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