スキャンダル専門弁護士 QUEEN
(2019年1月期・フジ・木曜22時枠)
脚本 – 倉光泰子、三浦駿斗
編成企画 – 加藤達也
プロデュース – 貸川聡子、櫻井雄一
演出 – 関和亮、横尾初喜、山岸聖太、戸塚寛人
主題歌 YUKI 「やたらとシンクロニシティ」
オープニングテーマ milet「inside you」
https://www.fujitv.co.jp/QUEEN/
第3話 メダリストが殺人？疑惑の採点と空白のアリバイの謎
【ストーリー】
五輪でフィギュア選手の相馬紀子(24歳)が見事に金メダル
を取り帰国記者会見が開かれる。五輪に賭けていたこと。
怪我を支えてくれた婚約者には一番に感謝を示したいという。
インタビュワーから母・敦子さんにはどうなのかと問われ
勿論感謝しているとし、メダルが取れたのは応援してくれた
ファンのお陰だと語る。
SNSでも評判は急上昇。元々清純派のイメージもあり人気は
不動のものに見えた。しかし婚約者が自宅で刺殺され、その
凶器の包丁を手にしていたのは紀子だった。
・鈴木法律事務所
氷見も与田も仕事をする気が起きないという。藤枝はクライ
アントが来るのだからやる気を出して下さいと語る。
しかし氷見はやる気が起きないのは休みが無いからだという。
もうすぐクライアントが来るよという真野に対して、与田は
本気で祈れば来ないかもとして祈りだす。
そこにクライアントがやってくる。
相手は金メダリストの相馬紀子を筆頭に所属事務所(株)アス
プロのマネージャーの間宮智也。そしてコーチをしている
渡瀬美央。婚約者の塚越健太(30歳)が殺害され紀子が重要参
考人になっているのだという。見つけただけで何もしていない
というと第一発見者なのでそうなっているだけですよと事務所
はフォローする。本人から状況を詳細に話して欲しいと頼む。
「3日前に帰国して会見後に時差が辛いので事務所で仮眠して
気がついたら朝になっていた。慌ててタクシーを拾って帰宅
すると彼が刺されて倒れていたので救急車を呼んだ」
ということだった。ただし問題なのは凶器から紀子の指紋が
出て居ることだという。本人は動揺してつい触ってしまった
ということ。氷見は彼女の反応を試すようにして
「紀子さんが殺しましたか?」と尋ねる。答えるのを躊躇った
ような感じだったが私は殺す事など出来るハズがないという。
パレードが終わったらすぐにアメリカに戻りたいのだという。
しかし知恵は凶器から指紋が出るとかなり不利だと語る。
容疑者を捜そうという氷見だが・・
【感想】
会話とかちょっとしたことは面白いんだけどね。
正直何をしたいのか全く分からない(笑)
クライアントを守りたいのだろうけど、守っている感じは
皆無だし、刑事ドラマを無理矢理弁護士が行っているような
印象しかない。
最初からもう少し殺人が起きた事件の日時を色々とすり込ん
で置けばいいのにそれが曖昧な感じでアリバイ探しに関して
も相当いい加減な流れが有る。
殺害が発生したのは1月21日の22時30分頃なのかな。
色々と凝り過ぎな設定で世論を誘導させようとしているの
だけど、そんなことをしてもまるで意味が無い。
これはアメリカ政治家の選挙戦略をそのまんま殺人事件に
於ける司法妨害を影ながら行っているような印象しかなく
日本の事件捜査では全く意味が無い。
そもそもクライアントを信じることが出来るのかに於いて
はクライアント側にはその誠意は全く見えないし、五輪を
舞台にした割にはなんかそこらの国内大会レベルで審査員
買収したみたいな流れしか無く、色んなミスリードを張り
巡らせて男女の関係に誘導しようとしているのだけど、
ただ分かりづらくなっているだけだった。
画像が簡単に加工できることを利用してアリバイ作りして
いるもう一人の容疑者の青山リナ。
最近こういうのが多いですね。twitterなんかでも冤罪
炎上騒ぎを起こして人の関心を引こうとしている人が
いる。先日も電車の中で痴漢が有ったという女性の投稿
が有り、加工した画像を掲載していたことが有った。
twitterのアカウントを削除してまた作れば良いと思って
いるようだけど、そんなにしてまで何をしたい?って感じ。
youtubeでは炎上させてアクセス数を増やし、その炎上に
ついてコメントしている人がまたアクセス数を増やして・・
ってアホみたいな商売が平然と行われている。
母親に復讐したかったみたいだけど、一番の復讐は単純に
フィギュアを辞めることじゃないのか。汚いメダルを手に
して母親を喜ばせた後に突き落とすという面倒な手口を計画
通りに遂行出来るような世界でも無いだろうにね。
しかも邪魔くさいことに東堂裕子の件が未だに掘り起こされ
て、林光蔵の息子の林太一議員のセクハラの件を取り上げ
ようとしている。その記事を”文新”という雑誌で掲載しよう
とした東堂の流れを止めるために鈴木法律事務所はタイミング
を見計らっていたようだけど、いずれそういうことは公に
なるだろうし、そもそも守秘義務は無視されているけど
何でも有り過ぎて訳が分からない。
ただ細かい所で笑わせるという所は機能しているので
別のドラマ・別のセッティングでこのノリを活かして欲しか
った。
【備考】
色々とまた最後に問題が発生した。
・真野には息子が居る。大吾というらしい。
・問題児なのか学校から呼び出し(3話)
・氷見は過去に事件を起こしている。千葉県梅戸市で14日
の午後10時20分、58歳の男性を跳ねて通行人の女性が通報。
容疑者は氷見とされていた。
【出演者】
鈴木法律事務所・危機管理部
氷見江 …… 竹内結子 (スピン・ドクター/弁護士)
与田知恵 …… 水川あさみ (毒舌キャリア弁護士)
藤枝修二 …… 中川大志 (新人エリート弁護士)
鈴木太郎 …… バカリズム (副所長/弁護士)
真野聖子 …… 斉藤由貴 (謎の事務員、ハッキング、バツイチ子)
吾妻涼介 …… 山本耕史 (真野の彼氏?)
東堂裕子 …… 泉里香 (ミナトテレビの記者から週刊文新へ)
茂呂裕也 …… 佐野岳 (“サーズデー”記者)
相馬紀子 …… 白石聖 (24歳、フィギュア選手)
青山リナ …… 石田ニコル (21歳、フィギュア選手)
間宮智也 …… 片山亨 (紀子所属(株)アスプロのマネージャー)
渡瀬美央 …… 村岡希美 (紀子のコーチ)
塚越健太 …… 穂満佳佑 (30歳、紀子の婚約者)
フェルナンド …… JACK F (フィギュアコーチ)
金田 …… 中村まこと (刑事)
相馬敦子 …… 渡辺道子 (紀子の母、末期癌)
11歳の頃の紀子 …… 笹川椛音 (13年前)
稲健二、中家佐奈、三溝浩二
氏家恵、AmirH、大矢里佳、平川和宏、泉はる
土師正貴、山下徳久、河野達郎、松永ゆり子
稲満佳佑、藤田雅明、結城さなえ