[新] インハンド 第1話 天才博士が最新科学で謎を解く!! 未知のウイルス!?感染拡大の嵐を防げ!!

インハンド
(2019年4月期・テレ朝・金曜22時枠)

原作 – 朱戸アオ『インハンド』
脚本 – 吉田康弘、田辺茂範、福田哲平
音楽 – 得田真裕
オープニング曲 – 山下智久「CHANGE」
プロデューサー – 浅野敦也、佐藤敦司
演出 – 平野俊一、岡本伸吾、青山貴洋

https://www.tbs.co.jp/inhand/

第1話 天才博士が最新科学で謎を解く!!
未知のウイルス!?感染拡大の嵐を防げ!!

【ストーリー】

野生の象に会いに行く紐倉哲。地元のガイドも野生の象
は気性が荒いので近づくべきではないというが・・
「大丈夫、きっと覚えている!」。彼の前に象も大人しく
再会を歓迎しているかのよう。その間に身体に寄生して
いる虫を調べる。

日本では会田貞一(68歳)が駅前で胸を押さえて苦しみ
だす。また渡辺義輝(62歳)もホテルのレストランで食事
中に苦しみ倒れる。

台田総合病院・救命医師。
看護師は高家春馬医師を夜勤明けに関わらず呼び出す。
会田と渡辺二人が突然倒れたという。二人の容体を
トリアージした結果優先的に対処するが二人共心臓停止
に陥り除細動を使うが・・死亡する。

春馬は黒野秀之院長に対して解剖すべきだと提案。
これは何らかの感染症が疑われるという。しかし無駄に
難病を掘り出すと面倒なことになるとして黒野はそれを
認めなかった。

牧野巴は出勤時に信号待ちをしていると御子柴隼人に声
をかけられる。サイエンス・メディカル対策室の人でしょ?
とし元厚労のエリートかの人。ここは医療機関で起こる
数々の病気や研究機関で起きる様々な問題に迅速に対処
する為設立されたという。熊谷美緒、網野肇、城田幸雄
などが新しくやってきた牧野巴に挨拶し色々と説明する。
ここは通称SMルームと呼ばれていること。
網野は御子柴と官房長官との定例会見に出るので、病院
の問題を対応してくれと言われる。
熊谷によると都内の病院で珍しく寄生虫が出たかも知れ
ないという。何処の大学の先生も海外に言ったりして居ない
状態。寄生虫の研究はすぐにフィールドワークに出るから
だという。ただし一人居るが・・変態だという噂とのこと。
それを聴いた巴は私は平気ですと語る。
問題は都内の病院からの告発文だった。

・箱根・紐倉研究所
一人巴が訪れる。トビラが開くと思った以上に大きな
施設に驚く。

■感想

ここでも組織の論理によって縛られてしまっている
ものたちが、調整役のような部署に入って仲裁・解決を
図るようなフィクサー的なところで働くというドラマ
だった。

海外からのウィルスとか難病などに立ち向かって行きそう
だけど寄生虫の分野が得意な研究者が何処まで、それ以外
の問題に対応出来るのか。その範囲は意外と限定されて
いそうで敢えて寄生虫の問題だけに集中させていくのかな。
それとも医師免許を持つ助手を獲得したので広い範囲で
扱うことになるのかな。

色々と怪しい官僚主義的流れを見せられるのだけど、
それ以上に怪しいのはヤマP演じる紐倉研究所。
何故これだけ大きな施設を持てているのかだよね。

今回の被害者が娘の復讐とばかりに娘が殺されたも同然
の方法論で復讐していた訳だけどその施設がまた本格的
で医療知識もないのに一から生態楽やら医療技術を
学んで答えを導き出して居たんだろうね。

何かをパロっているような演出と音楽が多かったな。

まるで寄生虫退治のBGMは「ゴーストバスターズ」だし、
紐倉研究所のゲートが開いた時の音楽や演出はまるで
「ジュラシックパーク」を意図しているかと思った(笑)
義手の博士なんていうとそれもまた別の人間機械工学の
分野の話になってくるけどマサチューセッツ工科大との
繋がりも持っていそうだし、結局は「何者?」という所の
ミステリアスさも含ませている。

内閣官房内でのゴタゴタを扱うものなのか、組織の縦割り
と闘っていくのか。

今回はシャーガス病に感染している患者を扱うもの。
中南米ではポピュラーな感染症でトリパノソーマが身体に
入って引き起こすというもの。サシガメ/キッシングバグ
が宿主の血を吸いその糞を媒介にして人間の皮膚から入り
込んでいくもののようだ。

シャーガス病は医療ドラマを見て居れば一度くらいは耳に
しているかと思う。「Dr.HOUSE」S4-13では患者は
シャーガス病でなかなか特定までの道のりは遠かった。

被害者の血が残して有ったことと良心的正義感を持った
人たちが居たこと。そして何よりも過去シャーガス病を
ばらまく格好となったオケヤ食品の従業員たちが次々と
その病に陥っているということで、犯人の特定がそう
難しいものでもなかった。特定保健用食品として会社が
発売したクリームのチチクチオイルがその感染源となって
しまったことも有って隠蔽に力を注ぐものたちとの闘いの
構図となったけれど、殺されかけたヤマPも上手く犯人を
説得したし、一番効果的な言葉を投げかけられたことで
犯人も追いつめられた。
江里口だけが捕まる格好となったけど、彼は汚染された
溶液を倉井雄一にぶっかけていたので、その内発症する
可能性は秘めているのかな。

なかなか面白かった。今の所今期で一番楽しかったかも
知れない。

■出演者

内閣官房/サイエンス・メディカル対策室=SMルーム

紐倉哲 …… 山下智久 (33歳、紐倉研究所・寄生虫学者)
高家春馬 …… 濱田岳 (32歳、紐倉研究所・助手、元医者)
牧野巴 …… 菜々緒 (30歳、SMルーム、元厚労省エリート、東大法学部主席)
御子柴隼人 …… 藤森慎吾 (38歳、SMルーム)
熊谷美緒 …… 高橋春織 (24歳、SMルーム)
城田幸雄 …… 酒井貴浩 (30歳、SMルーム)
山崎裕 …… 田口トモロヲ (内閣官房・副長官補)
大谷徹 …… 松尾貴史 (内閣官房・危機管理監)
瀬川幹夫 …… 利重剛 (52歳、厚生労働省・医政局長)
網野肇 …… 光石研 (52歳、SMルーム・室長)

江里口新 …… 風間杜夫 (10年前に娘の慈帆を失う)
倉井雄一 …… 相島一之 (厚生労働省・事務次官)
黒野秀之 …… 正名僕蔵 (台田総合病院・院長)
江里口慈帆 …… (10年前アレルギー、チチクチオイル)
会田貞一 …… (68歳、オケヤ食品、工場長)
渡辺義輝 …… (62歳、オケヤ食品、輸入担当)
桶矢登 …… (63歳、オケヤ食品・社長)
桶矢良子 …… (登の妻)
新井義男 …… (都立医科大学院・医学研究所)

丸山瑠真、佐野啓、藤原邦彰、森永徹、ファイサー
辻川慶治、田村晃

土井きよ美、向衣琴、市原茉莉、日中泰景、成木末菜
奧仲麻琴、横島ふうか、針原滋

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