[終] インハンド 第11話 絶体絶命から奇跡の大逆転!!未来は僕たちの手の中に

インハンド
(2019年4月期・テレ朝・金曜22時枠)

原作 – 朱戸アオ『インハンド』
脚本 – 吉田康弘、田辺茂範、福田哲平
音楽 – 得田真裕
オープニング曲 – 山下智久「CHANGE」
プロデューサー – 浅野敦也、佐藤敦司
演出 – 平野俊一、岡本伸吾、青山貴洋

https://www.tbs.co.jp/inhand/

第11話 絶体絶命から奇跡の大逆転!!未来は僕たちの手の中に

【ストーリー】

福山たちは山小屋に、改造エボラを持った新太たちが居る
ことを知る。急いで行くがそこで死んで居たのは研究者仲間
の柏木だった。福山は全ては俺の責任。彼らは新型エボラ
の研究を自らの手で行おうとしたのだという。紐倉は何らか
の事故でウィルスが漏れたのかと。棚橋はふざけるなとし
新太は何処に居るのか?とするが分からないという。福山は
既に肺がんで余命幾ばくも無かった。

宮川は相羽村を全面封鎖を決定する。猛威を振るい感染者
53名、死者12名となっていた。旧相羽小学校に新型エボラ
の対策室を臨時に設置する。栃木県知事からの要請を受け
て塚原防衛大臣は陸上自衛隊の派遣を要請。

通常のエボラは接触感染だが新型エボラは飛沫感染する
ようにゲノムが改変されていると説明する。大谷はどういう
ことなのか?と問うと、インフルエンザと同じで感染率が
高く致死率は発症したら100%が5日以内に亡くなって居る
と語る。

・閉鎖31日目
高家は市長がご臨終。看護師の石川はいつまで耐えれば良い
のか?紐倉は感染している場所を調べていると。
高家が倒れそうになる。ちゃんと休めと紐倉は高家に
語る。
しかし状況は悪くなるばかりだった。
封鎖36日目・・封鎖43日目・・封鎖285日後、299日目・・・
既に打つ手はなく、ついには高家も感染して倒れてしまう。

■感想

絶対に感染しないということは無いのだろうけど、紐倉
とか現場で作業していたものは相当な数、感染者と共有
していた時間が長く、そんな相手から飛沫で接触している
にも関わらず意外と都合良く生き残った。
感染力からして耐性の強いものが感染しなかったという
だけかも知れないが。
感染症などは疲れて免疫力が低下している時には、かかって
しまう確率は高くなる。それを考えると高家がかかって
しまうのはある意味必然的なものが遭ったのかも知れない。

時間の進め方が随分と大雑把で、結果的にはマッドサイエ
ンティスト化している新太のセリフが指し示すように
1000人の犠牲者は出したが、将来的に数百万を救うかも
知れない。
ただ細かいことを言えば、このウィルスは人の手が入った
新型エボラであり、その都度人の手が入ればウィルス/ワク
チンなど効果が出るとは限らないという悲しい現実が有る。

このドラマでは「衛生仮説」などを経て、相羽村が持つ
無農薬有機野菜の流れからアメリカ鉤虫はNAPというタン
パク質を持っていて抗血液凝固作用がある。そのアメリカ
鉤虫が結果的に救うことになった。

ドラマの中では1年近く経過したのか。
悪人たちは大抵は死んだか逮捕された。

ウォーキングデッドの中にもあるけど、世紀末状態の中
で生まれる子供の存在は未来を感じさせるものだし、
20年前に書いたタイムカプセルの流れをそこで終わりに
せず20年後のタイムカプセルを書かせて新たな目標、希望
へと繋げた。
医療ドラマだと「無限の樹形図」と称して一人の子供から
派生する未来への広がりを描くことが多い。
科学者はその辺を見落としがちで、そこが新太と紐倉の
違いでも有った。

それぞれに人生がある。そういう人たちのかけがえのない
日の積み重ね。目の前の命を救えないヤツに未来は救えな
い。

なかなか面白かったけどネタとして続編で続けられるような
ドラマかな。設定を変えてメンバーはこのままで描いて
欲しいね。

■出演者

内閣官房/サイエンス・メディカル対策室=SMルーム

紐倉哲 …… 山下智久 (33歳、紐倉研究所・寄生虫学者)
高家春馬 …… 濱田岳 (32歳、紐倉研究所・助手、元医者)
牧野巴 …… 菜々緒 (30歳、SMルーム、元厚労省エリート、東大法学部主席)
御子柴隼人 …… 藤森慎吾 (38歳、SMルーム)
熊谷美緒 …… 高橋春織 (24歳、SMルーム)
城田幸雄 …… 酒井貴浩 (30歳、SMルーム)
山崎裕 …… 田口トモロヲ (内閣官房・副長官補)
大谷徹 …… 松尾貴史 (内閣官房・危機管理監)
瀬川幹夫 …… 利重剛 (52歳、厚生労働省・医政局長)
網野肇 …… 光石研 (52歳、SMルーム・室長)

福山和成 …… 時任三郎 (フューチャージーン(株)CEO)
福山新太 …… 磯村勇斗 (和成の息子、アメリカから帰国)
入谷廻 …… 松下優也 (研究者)
高家良子 …… 宮崎美子 (高家の母親、相羽村)
柏木亮 …… 夕輝壽太 (研究者仲間)
金子盛夫 …… 内場勝則 (厚生労働大臣、相羽村が地盤)
市原正幸 …… 遠山俊也 (茨木県・相羽村・村長)

杉山美園 …… 石橋杏奈 (美園の娘・妊婦、役場勤め)
棚橋弘樹 …… 平岡祐太 (美園の元彼、施設建設反対、青年会会長)

西由紀子 …… 明星真由美 (昭栄記念病院・産婦人科医)
石川真唯子 …… 阿南敦子 (相羽病院、看護師)
宮川敦 …… 大森博史 (官房長官)
牧野美香 …… 吉澤梨里花 (娘、PID(原発性免疫不全症候群))

根本明宏、諸橋玲子、大須賀裕子
和田裕太、平尾仁、川崎勇人、万善香織、手塚みのる
山田敦彦、春延朋也、細田喜子、中川優衣、猪瀬光博
井川哲也、太田順子、磯村勇斗

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