奥様は、取り扱い注意
(2017年10月期・日テレ・水22侍)
原案・脚本 – 金城一紀
音楽 – 得田真裕
演出 – 猪股隆一
プロデューサー – 枝見洋子、松本明子
チーフプロデューサー – 福士睦
http://www.ntv.co.jp/okusama/
第10話 遂に最終回!全ては嘘…それでも愛してる!
【ストーリー】
私の人生はスリルで溢れていた。スリルはもう十分楽しんだ
と思っていた。スリルと別れて夫婦になり普通の生活、主婦
友たちと楽しく暮らす当たり前の日常。幸せを与えてくれた
のはこの人だ。この人さえ居れば何も要らない。そんな風に
思っていたいのに。
小雪は菜美と会う。
結論から言うとあんたの夫は公安。住んでいる家の売買記録
を調べたこと。登記された不動産は店舗が存在せず売買実績
もなし。ペーパーカンパニーだという。それを使うのは悪党
か政府の人間だと。あなたにウソの報告をしろとあんたの旦那
に脅されていたのだという。私は檻の中かも知れないが、
クリーニング店も飽きたので別の仕事をしようと思っていた
という。惚れたのね・・私にも分かるヤバイ男をあんたが気が
つかない訳が無い。一生に一度くらい恋に狂う愛をするのも
悪くないし羨ましいという。監視のためにあんたに近づいたが
対象者と結婚するのは普通ではあり得ないという。気をつけて
という小雪。
■感想
時間がなくて簡易verで済みません。
2人の住民の優里と京子の問題はどうなるのかなと思ったし、
それでいて菜美自身の問題も残されている訳だから、この
延長枠でも描ききるのは難しいかなと思われた。
結局菜美は何処の工作員だったのか分からなかった。
公安がマークしているというくらいだから、日本の組織じゃ
ないのだろうけど・・
取りあえず軽く旦那と格闘対決。
少しは本気で闘ったのか。今回は「かかってきな」という
アクションを菜美以外に勇輝や横溝が起こしていたけど、
結局横溝との関係は相当端折られていて、闘うこともなく
ちゃんとした取引が行われたのかも分からなかった。
京子を泣かせる旦那と優里を泣かせる旦那。
火遊びした両極端の男性と女性は互いに痛い目に有った。
ただ渉は大した制裁的なものは無かったが決意が出来るまで
は戻らないとした割にそのスパンの短さはかなりのミステイク
だ。
横溝軍団との対決は完全に「ゴクセン」化してしまっている
ので如何にも日テレさんって感じ。アクションは上手かった
けど、「スパルタンX」じゃあるまいし、一人ずつ菜美に
襲ってくる。最後に2人同時に闘ったシーンは見応えが有った。
最後に横溝との対決だけど、結局格闘するシーンはなく・・
いつでもあなたのことを見ているからねっていう
あの二本指を使うリアクションってアメリカのドラマでは
何百回も見たけれど、アメリカナイズドされた部分もあるの
かな。アメリカのドラマの諜報員は女性ってパターン多い
ものね。「Chuck / チャック」とかとても面白いよ。
先日のエピの中で確かみんなで食べる最後のランチとか何とか
言ってなかったよね。
それ故に今度ランチの時に菜美の正体を明かすとは言っていた
けれど実現しないだろうことも想像出来る。
最後にバーン。
いつでも待っているぜという横溝の言葉もまた気になる所
ではある。
■出演者
伊佐山菜美 …… 綾瀬はるか (30歳、元諜報員)
(12歳の時の伊佐山菜美 …… 内田未来)
大原優里 …… 広末涼子 (35歳、一児の母)
佐藤京子 …… 本田翼 (28歳、義母のプレッシャー)
伊佐山勇輝 …… 西島秀俊 (38歳、菜美の夫)
大原啓輔 …… 石黒賢 (56歳、優里の夫)
佐藤渉 …… 中尾明慶 (28歳、京子の夫)
佐藤良枝 …… 銀粉蝶 (60歳、渉の母)
大原啓吾 …… 川口和空 (10歳、息子)
河野佳子 …… 宮下今日子 (合コン行こうと優里を誘う。横溝と)
横溝健 …… 玉山鉄二 (42歳、河野佳子にノルマを課している)
小雪 …… 西尾まり (クリーニング店、菜美の過去を知る)
市山英貴、伊藤啓太、石上龍成、久田悠貴、岸本光生、
栄島智、石井靖見、東慶介、宮川連、清水健之介
山口翔悟、白石直也、滝川ひとみ、大山竜一
北野淳