BG ~身辺警護人~ 第2話 裁判官夫婦の裏の顔 48時間の命…脱出確率0%の壁!!

BG ~身辺警護人~
(2018年1月期・テレ朝・木曜21時枠)

脚本 – 井上由美子
音楽 – 高見優
ゼネラルプロデューサー – 内山聖子、三輪祐見子
プロデューサー – 川島誠史、秋山貴人、田上リサ
監督 – 常廣丈太、七高剛

http://www.tv-asahi.co.jp/bg/

第2話 裁判官夫婦の裏の顔 48時間の命…脱出確率0%の壁!!

【ストーリー】

・19:30
行永亜佐美はエレベーター内で章と共にいた。
「もうお終いだ・・こんな靴を買った罰が当たった」
そんな彼女に章は靴がないと帰れないとして履かせる。

・7:52
朝のニュース番組を見る息子の瞬。そして朝から念入りに
掃除をして綺麗にする章。テレビを消そうとする父に対して
瞬は太田詩織ちゃんを見ないと朝が始まらないとして
チャンネル権は譲らない。

ニュース特集では2011年に起きた老人ホーム”卯月赤羽館”
での殺人事件に対する判決を巡り今週末に判決が行われる。
元介護士の松川八重子さんが82歳と89歳の入居者を殺害した
事件。一審では死刑、二審高裁では弁護側に新しい証拠が
採用された為に被告は無罪とされていた。
テレビコメンテーター、帝国新聞の郷田喜十郎、小説家で
心理カウンセラーの源川みつほ、元プロ野球選手の高柳一矢
がそれぞれに意見を交わす。

被告人が二人の命を奪ったのは事実だという源川。しかしこの
裁判長は人権派としても有名な行永辰夫だった。これまでの
裁判でも一貫して疑わしきは罰せずを貫いていた。

村田はこの映像を見せる中、今回の依頼人だという。
まゆは裁判官なのか?と問うと村田は本日未明に行永家の
玄関前で自転車が放火されたというもの。
脅迫行為だとして警視庁のSPは裁判長を警護するが、家族は
警護対象外。そこで妻・亜佐美の身辺警護を依頼されたの
だという。
まゆはまたSPと合同警護かとして面倒だと語るが、
リスクはLV3で特別手当が付くことを語ると目の色を変えて
担当したいことを告げる。BGはまゆ、そしてバックスは
章が付くことになる。

■感想

このドラマ、嫌いじゃないけど問題が解決した後が
もの凄く長い。延長した分だけもの凄く歯切れが悪く
ガッカリさせられる。

裁判官とは難儀な職業だ。
そもそも裁判官って公開されるものなんだっけか?
世の中不条理な復讐と称して、逮捕した警察官に恨みを抱く
ものもいれば、犯罪を裁く裁判官が狙われてしまうという
事情も有る。

そもそも検事と弁護士が意見を戦わせた後に、裁判官は
あくまで客観的に情報を精査した後に判決を言い下す訳で
恨むなら検事や警察じゃないのか。
夫は「疑わしきは罰せずの人」と称していたけど、
それって当たり前の原則な気がするし・・。

誰よりも国民達の模範にならなければならない存在。
それは私生活でも同様で、夫の仕事の流れを妻の私生活にも
強いられてしまう。
その癖、夫は公務として守られるのに妻や家族が守られる
ことがないという不条理さ。

この女性は居場所がないとしているけれど、寧ろ一人で
居る時間の方が多そうだし好き勝手出来そうな感じもする。
夫が無駄遣いをしないように生活費を渡さないなら
締め付けが厳しいけど、あれだけ靴を購入出来るんだから。

相変わらず今回も章・章・章だった。
みんなのミスをカバーし、そして誰も気がつかないことを
察するスキルを持っている。

民間の警備が警察に知らせるかクライアントの意向を優先
すべきかで意見が割れた。ボディガードの仕事は一度の
失敗が業界に知れ渡り復帰出来るものではないという。

尾行の巻き方とか80年代の「太陽にほえろ!」時代から大して
変わってないし、対象者がレガーロ成城にいるとした後の
仲間たちの行動があまりに遅すぎる。

ボディガードなんて雇えるのはやはりそれなりに上の地位
に居るものたちなので奥さんが我が儘だったりするんだよな。

章の親子関係、章がおかしたミス、そして高梨が章に
敵意を感じている理由、立原が内密に人に会おうとしている
理由など気になる要素は多いですね。

■出演者

島崎 章 …… 木村拓哉 (日ノ出警備保障の身辺警護課所属)
高梨 雅也 …… 斎藤工 (身辺警護課所属。元自衛隊員)
菅沼 まゆ …… 菜々緒 (身辺警護課所属。元柔道選手)
沢口 正太郎 …… 間宮祥太朗 (身辺警護課所属。就活失敗)
村田 五郎 …… 上川隆也 (身辺警護課の課長)
立原 愛子 …… 石田ゆり子 (厚生労働大臣、民事党)
落合 義明 …… 江口洋介 (警察 S・P)
氷川 修 …… 宇梶剛士 (警視庁警備部警護課係長)
清田 春孝 …… 阿部進之介 (警察 S・P 。落合の部下)
今関 重信 …… 永島敏行 (日ノ出警備保障の社長)
河野 純也 …… 満島真之介 (プロサッカー選手)
島崎 瞬 …… 田中奏生 (章の息子。中学生)
坂上 …… 桜井聖 (秘書)
太田 詩織 …… 新井恵理那 (ニュース番組のアナウンサー)
本庄 …… ジョー・ナカムラ (警察 S・P)

行永亜佐美 …… 大塚寧々 (辰夫の妻)
三上勇作 …… 石黒英雄 (横鉄不動産の営業)
行永辰夫 …… 田中哲司 (裁判長)
高木祥子 …… 千葉雅子 (被害者遺族)
郷田喜十郎 …… 宮川浩明 (帝国新聞)
源川みつほ …… わかばかなめ (小説家で心理カウンセラー)
高柳一矢 …… 荒川智大 (元プロ野球選手)

安部賢一、笠木泉
井上依吏子、高松克弥、山口奈緒、植村恵
湯浅旬、頼田昴治

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コメント

  1. いっしん より:

    荒川智大は「高柳一矢」

    わかばかなめは「源付みつほ」

    宮川浩明は「郷田喜十郎」です。

    • イタ より:

      いっしんさん、フォロー有り難うございます。
      ダレが誰か分からなくなっていましたがクレジットを埋めることが出来ました。
      もの凄く助かります。