[新] ボイス 110緊急指令室 第1話 制限時間内に命を救え!決死のタイムリミット サスペンスが幕を開ける…。

ボイス 110緊急指令室
(2019年7月期・日テレ・土曜21時枠)

原作 – 『Voice』
脚本 – 浜田秀哉
音楽 – ゲイリー芦屋
主題歌 – BLUE ENCOUNT 「バッドパラドックス」
ラインプロデューサー – 岩崎文
チーフプロデューサー – 池田健司
プロデューサー – 尾上貴洋、後藤庸介
演出 – 大谷太郎、久保田充

https://www.ntv.co.jp/voice/

第1話 制限時間内に命を救え!決死のタイムリミット
サスペンスが幕を開ける…。

【ストーリー】

2016年花火が打ち上がる夏、女性は男性に殴られ追いか
けられるようにして人気のない工事現場へとやってくる。

一方その頃、係長・樋口彰吾を中心として強行班係は
組織犯罪の検挙の為に張り込みをしていた。
バンの中には捜査官の島田、足達、佐伯、香川などが
同乗するする中、いよいよターゲットがやってくる。
樋口は行くぞ!というが、応援を待つべきではないかと
いう。しかしとっとと終わらせて一杯やろうぜ!という樋口
の言葉に一同士気が上がる。

その頃、樋口の妻・未希は彰吾に出るが彼は車にスマホ
を置いて検挙に向かった為に出られなかった。
その頃橘ひかりは未希から助けを港東署緊急指令室で
受けて居た。
ひかりは通報してきた未希に場所などを尋ねる。
「助けて殺されるそうだ」という彼女の切迫した言葉に
主任の手塚はひかりに変わるよう告げる。近くに標識など
の管理番号とか見えないか?と問う。

その頃強行班は強盗殺人、銃刀法違反の容疑で組織のもの
たちを逮捕していた。

未希は犯人が近づいて来たのを知ると電話を切る。
しかし手塚はコールバックしろと命令する。電話音が気づ
かれるとひかりは反対するが・・
案の定通り過ぎた犯人はコールバックでの着信音が
気がついて戻ってくる。
「調子に乗るからだ」。犯人はそういうと鉄アレーの様な
もので顔を何度も殴りつける。
指令本部では上司がやってくる中、現状を報告。コール
バックが原因で通報者が殺されたとすると、手塚は全ての
責任をひかりに押しつける。

強行班は仕事を終えて志津たちが働く中華店で一杯飲んで
いた。今月の検挙率もトップ。
ハマの狂犬と呼ばれる樋口の功績。舞い上がっている所
に志津が来て、今日は誕生日でしょとして祝いのケーキ
が出される。
そんな中、突然樋口の元に石川透からの電話があり
市場市場で被害者の財布から奥さんの免許証が出たという
もの。樋口は顔を見れば確認出来るだろうとするが、
損傷が激しくて確認出来ないという。
息子・大樹を寝かしつけて居るんだろうとして電話するが
自宅の電話にも出ない状況だった。
すぐに現場に行き確認すると確かに妻の未希だと判明する。

【感想】

この枠のドラマは暫く見ていなかった。というのも
ジャニーズ枠で安っぽさ満載のドラマばかり放送して
いるという印象しかなかったので・かつては名作が多か
ったんだけどね。それとまぁ土曜日は海外ドラマが
多いので時間的制約で見られなかったということも有る。

韓国ドラマのリメイク版。
まぁどれも最近は似た様なシナリオなので、何か視聴者
を引きつける秀でているもの・秀でている人物などが
出て来て鋭い視線で物語を引っ張っていくとドラマは
面白くなる。アメリカのように特殊能力化してしまうと
まさにマンガチックになってしまうので、日本ドラマ好き
の視聴者は敬遠するかも知れない。

ドラマは3年前の2016年から始まる。
主人公は功績を挙げる敏腕刑事だったが、妻を同時に犯人
によって失う。これが偶然なのか必然なのか。

一方でその妻を失うことになる司令室の対応の失態によっ
て、裁判を経て有罪確定だと思われていた犯人を無罪にし、
推定無罪となったものをボコボコにした主人公は降格し
妻の通報を受けたひかりもまた降格となった。
韓国ドラマは比較的暴力には寛容的で見ているとかなり
酷い殴り方をするシーンが目に付く。最近の韓国ドラマ
は分からないけど少なくとも私がレビューを書いていた
時には日本のドラマに比べてその辺の描写は酷かった。

この3年の間に行き違った二人の人物だけど、それでも
能力が他人よりも秀でていることは言うまでもない。
ただ感情のリミッターは妻を殺された樋口にとっては
相当破れようとしている状況だと思う。

2019年に発生した連続殺人事件との類似性はあるのかと
思ったが犯人は女子大生ばかりを狙う男だ。

ECU(Emergency Call Unit)の設置を提言するひかり。
通報から3分で現場に到着。5分で現場を確認して10分で
逮捕する。
これはまぁ救命士の流れと似ていなくもない。
ただアメリカの誘拐事件が48時間をリミットに設定して
いるように、日本でもそのリミットを短めに設定して
殺人事件を止めようとする。

演出がホラー映画を踏襲した感じで犯人は歩いてくるのに
逃げる被害者は走っている。そして人の居ない方・居ない
方へと足を向けてしまい結局追い込まれるのだから
なんてありがちなんでしょうか。
10年前に放送していた「ヴォイス〜命なき者の声〜」
とは関係があるのかな。あのドラマの方が面白かった。

このドラマはスピード感を求めるドラマなのに、悠長に
会話しているし、居場所を探す為に走って探すという
あり得ない度の高い時間的概念が存在している。

ただリメイク作品というくらいだから、今後期待出来る
面は有るのだろう。

【出演者】

樋口彰吾 …… 唐沢寿明 (48歳、ECU/緊急出動班の班長)
橘ひかり …… 真木よう子 (33歳、ECU室長、元科捜研音声分析研究所)
石川透 …… 増田貴久 (32歳、ECU緊急出動班・捜査員)
沖原隆志 …… 木村祐一 (48歳、強行犯係・係長)
田所賢一 …… 小市慢太郎 (55歳、港東署・署長)
森下志津 …… YOU (50歳、中華料理”酔来軒”)
樋口大樹 …… 鳥越壮真 (8歳、息子)
樋口未希 …… 菊池桃子 (45歳、樋口の妻。3年前に殺害され)
落合智明 …… 安井順平 (50歳、ECU室員副室長)
森下栞 …… 石橋菜津美 (28歳、ECUスタッフ)
森下葵 …… 矢作穂香 (森下栞の妹、ある企業の派遣社員)
星川香織 …… 水原ゆき (ECUスタッフ)
山崎宏昌 …… 岸宗太郎 (ECUスタッフ)

島田康彦 …… 福澤重文 (強行犯係、元樋口のチーム)
足達大輔 …… 遠藤雄弥 (強行犯係、元樋口のチーム)
佐伯 …… (強行犯係、元樋口のチーム)
香川 …… (強行犯係、元樋口のチーム)
手塚稔 …… 大塚ヒロタ (港東署緊急指令室・室員)

宮田佳典、松本博之

荻原夏美 …… 吉川愛 (19歳、ネットで知り合った人と)
川島武雄 …… 般若 (犯人)
相良卓也 …… 平原テツ (容疑者)
岩本美月 …… (横浜バラバラ連続殺人事件被害者・20歳)
朝倉恵 …… (横浜バラバラ連続殺人事件被害者・18歳)
大野千尋 …… (横浜バラバラ連続殺人事件被害者・20歳)

大塚ヒロタ、池浪玄八、河津浩滉、加藤忠可、三元雅芸
渡部遼介、若林秀敏、谷川哲也、福吉寿雄、三輪和音、
安住啓太郎

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