人は見た目が100パーセント
(2017年4月期・フジTV・木曜22時枠)
原作 – 大久保ヒロミ
脚本 – 相沢友子
主題歌 – JY「女子モドキ」
プロデューサー – 草ヶ谷大輔
演出 – 松山博昭、品田俊介、永山耕三
http://www.fujitv.co.jp/hitopa/
第8話 遂に真実のキス!
【ストーリー】
化粧品会社クレエラにDIONEから写真付きでインタビューの要請
が来たという。新しいマキュリーファンデについて現場の研究員
のことを聞きたいという。矢部を指名するが、セルロースナノ
ファイバーを使用していることに注目しているので八王子製紙
から来た研究員に登場して欲しいという。
國木田はそのことを三人に告げるが、私たちには無理だという。
しかし今まで何のためにビューティ研究をしてきたのかという。
それが目的じゃないとするが、國木田からはこれは凄いビッグ
チャンスだという。成果次第で松浦も見直してくれるということ。
質問リストが来ているので読んでおいてくれと。
そんな中幹部は栄子に対して情報が漏洩しているのは事実だと
いう。セルロースナノファイバーの機密データを他社が入手して
いるとのこと。栄子に対して君がこんな事態を招くとは・・と。
栄子はそれを受けて更に社員たちに開発を早めるよう要求する。
國木田はこれ以上は無理だとするが・・
國木田はジョルジェ化粧品の嶋田と面会していた。
罪悪感を持つ必要はないという。
満子が変装してDIONEを初めて買ってきたという。
中身を見るとそこで取り上げられている服の高さを見て、これは
車の雑誌ではないのかと。
しかしこの雑誌に掲載され写真を撮られることに一同恐怖心を
覚える。純は写真を撮るときには反射的に目をつぶってしまうの
だという。満子は風景と同化するとし、聖良は実際に写真で見る
人物と本人が別人のように見えると語る。
そこで彼らは16.自撮り、17.アヒル口を学んでいく。
■感想
このドラマの舞台や設定が社会人で一企業でなければ、コント
シナリオを素直に楽しめたんだろうな。
田舎から出て来た高校生が大学デビューするという設定では
ダメだったのか?
正直言って仕事として取り上げているウチはお粗末過ぎるシナリ
オ故に見ていて矛盾と怠惰と粗さばかりが目立つ。
ただ大学生が何処まで化粧に拘るか分からないし、美にかけら
れる金額にもある程度制約がついてしまうので社会人という設定
にしたのかも知れないが・・それにしては仕事をしている形跡
がまるでない。
5話の感想の中にも書いたけど、今の流れのままで会社に認め
られることは出来るのか。最終的には彼女たちを蔑んでいる栄子
に認められることが求められる中で、その方法論がまるで提示
されていないまま、今回いきなり認められるというお粗末過ぎる
シナリオに唖然とする。
ただ木曜の夜に見るには気軽に見えるところも有るし、オーバー
なリアクションを見ると楽しいと言えば楽しいのだけど・・
研究しているが実際には好きな人の前で好きに話をすることが
出来ずに居る古き時代の女性っぽさが結果的に受けているけど
それはまた色んな人が居るわけだからね。
あひる口だけど、桐谷美玲さんって別に化粧でそうしている訳
ではなく元々そういう口元をしているんじゃないのか。
化粧でも出来るということを示したかったのかも知れないが・・
■出演者
城之内 純 …… 桐谷美玲 (製紙会社->)
前田満子 …… 水川あさみ (製紙会社->)
佐藤聖良 …… ブルゾンちえみ (製紙会社->)
榊 圭一 …… 成田凌 (イケメン美容師)
岸根香澄 …… 足立梨花 (庶務課の「ステキ女子」)
森村美優 …… 岡崎紗絵 (庶務課の「ステキ女子」)
丸尾拓馬 …… 町田啓太 (冴えない理系男子)
岡部和人 …… 中尾暢樹 (榊圭一の後輩美容師)
國木田修 …… 鈴木浩介 (化粧品会社クレエラ)
松浦栄子 …… 室井滋 (化粧品会社クレエラ社統括マネージャー)
河合景子 …… 安座間美優 (化粧品会社クレエラ・受付の子)
戸川亮介 …… 元木聖也 (イケメン美容師)
三沢基樹 …… 堤下敦 (製紙会社)
ロボットの声 …… 渡部美月 (純の家)
池内 …… 伊藤ゆみ (化粧品会社クレエラ・広報?)
川瀬 …… 阿南敦子 (“DIONE”、インタビュワー)
仲井真徹、山崎憲之介、神崎孝一郎
阿南敦子、大塚まゆり、島村紀子、下田凛美、高坂ちか
久保沙由李、名倉愛、望月芹名、横田美恵子、密照幸映
大橋由紀子、竹崎綾華、伊藤航、池田祥一、Lilly
中村尚輝、西村佳祐、野田真史、森下邦太、蘭ゆぅゆぅ