セシルのもくろみ
(2017年7月期・フジテレビ・木曜22時枠)
原作:唯川恵『セシルのもくろみ』（光文社文庫刊）
脚本:ひかわかよ
音楽:井筒昭雄
主題歌:夜の本気ダンス『TAKE MY HAND』
プロデュース:太田大、金城綾香、浅野澄美
演出:澤田鎌作、並木道子、高野舞
http://www.fujitv.co.jp/Cecile/
第5話 女の友情は永遠に…!別れの時が来た
【ストーリー】
洵子は宮地奈央に対して11月をもってヴァニティを卒業してもら
うと告げる。江里はミヤジ改造計画は結果を出しているじゃないか
と反論するが、今後読モの企画は無くなるのだという。
宮地は自分は良いが江里は生活や人生がかかっているという。
洵子は宮地はどうなのかと問う。生活も人生もかかっていない
あなたがどうしても続けたいと言えるのかと問う。これはもう
決まったことだからという。江里は奈央に今日は帰ってと語る。
江里は最後の企画として見開きで2ページくださいという。洵子
は確かにミヤジの企画は反響が有ったし彼女も成長しているが
江里はどうなのかと問う。宮地が居なくなって専属相手にどんな
企画を挙げられるのかと問う。今から企画を立ち上げて間に合う
のかと問うと徹夜で作業する。そして4番目の企画の詳細を詰めて
と言われる。
江里は宮地に明日開けて置いてと電話する。
洵子はあくまで採用するかはあがり次第だ語る。
カメラマンの山下も連れて宮地と江里は山に登る。
寺で修行させるというのが最後の企画だった。
■感想
これがファッションをテーマにしたドラマじゃなければ素直に
楽しめた内容だったなと思わせるものだった。
一緒に働いたものとの別れってホント寂しい。
しかし人生観を変える物。価値観を変えるものがファッション雑誌を
舞台にしていなければいけなかったのか。
女性にとってのファッションの価値がどれ程のものかは分かり
兼ねるけど、普通に子育てと仕事をテーマにして、恋愛と友情
を描いた作品で十分だったようにも思う。
ファッション業界の部分が本当につまらないんですよ(笑)
自分と向き合うことになるのは良いとしても、何処に向かって
いるのかまるで分からない。
時計の針を随分細かく設定していよいよ2017年4月までやってきた。
視聴率からすると打ち切り必死の状況だけど、読モが切られる
状況と展開が被っているところばかりが目立つ。
常識を変えるとか業界の定番を変えるという割には、どうも自分
には真木よう子さん役のキャラクターの魅力が伝わって来ない
なぁ。
■出演者
宮地奈央 …… 真木よう子 (34歳、新人主婦モデル)
浜口由華子 …… 吉瀬美智子 (42歳、カバーモデル)
沖田江里 …… 伊藤歩 (36歳、フリーファッションライター)
山上航平 …… 金子ノブアキ (35歳、カメラマン)
小池雅美 …… 小野ゆり子 (27歳、若手編集部員)
石田信也 …… 眞島秀和 (42歳、副編集長)
平井早紀 …… 石橋けい (36歳、ファッションライター)
登坂千絵 …… 伊藤修子 (40歳、スタイリスト)
坂下葵 …… 佐藤江梨子 (35歳、新人主婦モデル)
小田萌子 …… 藤澤恵麻 (35歳、新人主婦モデル)
安永舞子 …… 長谷川京子 (38歳、元NO2モデル)
黒沢洵子 …… 板谷由夏 (42歳、”VANiTY”編集デスク)
安原トモ …… 徳井義実 (40歳、カリスマヘアメイク)
宮地伸行 …… 宇野祥平 (41歳、夫、金型仕上げのエンジニア)
宮地宏樹 …… 佐藤瑠生亮 (13歳、息子、私立”御殿山学園”)
森泰生 …… 加藤雅人 (34歳、奈央の同級生)
南城彰 …… リリー・フランキー (50歳、”VANiTY”編集長)
小出水賢一郎、幸野紘子、向後桃、西川可奈子、市山京香
久保沙由李、森下邦太、沢田ゆう、三神エレナ、鹿志村ミキ
白井珠希、柿崎裕美、大橋由起子、三井エレナ、川嶋凛
江上いずみ、前田千絵、嶋神綾香
浜口和真 …… 神尾佑 (小説家)
レイナ …… 芦名星 (新しい専属モデル)
住職 …… 中原丈雄
小林睦月、今里真、石村みか、山崎崇史、奥村アキラ、堀内充治
丸山敦史