第2話 奇跡の人生大逆転へ!父と娘の勉強開始!
【ストーリー】
信一は中卒での辛い経験から娘の佳織に対して中学受験をしよう
と勧める。人生は途中からでは変えられないこと。自分は無理
だが佳織はまだ変えられるのだという。
信一と佳織は塾ではなく自宅で受験勉強することにする。
その為に本屋にいきそこで大量に問題集・参考書を購入する。
あまりの量の多さに本屋の店員の本田も驚く。
しかし香夏子はこんなに買って何を考えているのかと憤怒。
毎月ギリギリの生活をしているのだという。
何で信一が教えることになったのかと問う。塾が嫌いだと香夏子
も言っただろうとするが、そういう意味ではなく、佳織には
楽しい思い出を友達と作って欲しいのだという。佳織に教える
なら信一の方が頭が良いということでしょ?ということで二人で
同じテストを受けることになる。
信一は全く分からず・・佳織は全部書けたというが・・。
翌朝、学校に転校生が来ると話題になる。お嬢様学校からの転校
だというと、しかし何でウチの学校なのかというリナとアユミ。
しかも5年生なのにと。
そこに高級外車に乗ってやってくる麻里亜と父・徳川直康。
みどり先生は、麻里亜を生徒に紹介し、彼女にも挨拶して欲しい
とするが、彼女は名前だけしか言わなかった。
桜井さんの隣が開いているのでそこを使ってという。
徳川直康は5年生なので卒業まで長くはないがよろしくと語るが
娘は早く帰ってと語る。
■感想
正直あんまり思う所がないな。
もう少し学歴社会に於いて中卒の悔しい思いを感じて、パワー
注入していく内容かと思ったし、みて居ている一視聴者としても
それを感じていくのかなと思ったけど、今の生活を壊してまで
進むことが正しいのかどうかみて居てよく分からない。
これが実在した内容だというのでみて居られるところだけど、
色々と胡散臭いところも存在していて、子供の人間関係の構図も
変わっていくところも有れば、一緒に戦うとする親の人間関係も
変わっていくことで、そこにはもうあの飲み屋でのワンシーン
一つをとっても時間の関係で封印されていくところが有るんだ
ろうし、すなわちこのドラマの面白さを占める人間関係を封印
してしまうところがあるんだよな。
何よりも仕事を適当にして子供のために努力している姿に
微笑ましさを感じるか、それともいい加減な仕事をしていること
に憤り感を覚えてしまうかのどちらかではないかな。
ただ世の中には俺たちの手の届かない所に幸せがあるとか、
中卒が当たり前となっている家族の流れを崩そうとしている
ところなんてのも、現状に留まらずに向上心を持っているところ
は良い心がけだね。
■出演者
桜井 信一 …… 阿部サダヲ (40歳、元不良の中卒で佳織の父)
桜井 香夏子 …… 深田恭子 (33歳、元ギャルの中卒で佳織の母)
桜井 佳織 …… 山田美紅羽 (10歳、小学校5年生)
桜井 一夫 …… 小林薫 (65歳、信一の父親で大工屋)
楢崎哲也 …… 風間俊介 (33歳、スマイベスト不動産)
長谷川 …… 手塚とおる (スマイベスト不動産・部長)
徳川直康 …… 要潤 (40歳、東京大学卒の大企業二代目社長)
徳川麻里亜 …… 篠川桃音 (10歳、佳織の小学校に転校)
小山みどり …… 小芝風花 (24歳、佳織が通う小学校の担任)
松尾 …… 若旦那 (40歳、地元仲間で、居酒屋店主)
竹井 …… 皆川猿時 (40歳、理容師)
梅本 …… 岡田浩暉 (40歳、酒屋)
杉山 …… 川村陽介 (38歳、大工屋の一夫の弟子)
山之内 …… 野間口徹 (羽柴進学塾)
芳江 …… 山野海 (徳川の家政婦)
大森健太郎 …… 藤村真優 (生徒、チビと)
川瀬リナ …… 丁田凛美 (生徒、ショートカット)
遠山アユミ …… 吉岡千波 (生徒)
物件を見に来る顧客 …… 山田明郷、梅沢昌代
ぼくもとさきこ、山田日向、立花ちやめ