トレース ~科捜研の男~ 第6話 今夜、 新章突入!蠢きだす衝撃の過去

トレース ~科捜研の男~
(2019年1月期・フジ・月曜21時枠)

原作 – 古賀慶 『トレース 科捜研法医研究員の追想』
プロデュース – 草ヶ谷大輔、熊谷理恵
脚本 – 相沢友子
主題歌 – 関ジャニ∞「crystal」
演出 – 松山博昭、相沢秀幸、三橋利行

https://www.fujitv.co.jp/trace_drama/

第6話 今夜、 新章突入!蠢きだす衝撃の過去

【ストーリー】

「お兄さんの事で話が有る。今夜11時に浅間神社の展望
台で待っている」

そんなメールが礼二の携帯に送られてきた為に数時間早く
現場に居て待っていた。しかし待てども待てどもそれらし
き人物は来なかった。

翌日西稲田の河川敷のホームレスの変死体が発見される。
新妻大介(41歳)、高校3年の時に行方が分からなくなり、
母親から捜索願が出されていたという。沖田によると死亡
推定時刻は昨夜の10時から午前2時。死因は溺死。ただ
遺体が肺、喉、鼻の奥には液体が残っていたが身体は
一切塗れていないのだという。血中からは二種類の向精神
薬の成分が出て薬の併用で意識が混濁した状態で死亡した
と思われているという。遺体が採取した液体と付近には
手袋が落ちていたこと。付着した血痕を検査してくれと
いう。その後臨場も頼むというトラ。海塚はこの事件の
担当は水沢英里が担当してくれという。真野と沢口は
昨日誘拐殺人を片付けたばかりだからだという。しかし
沖田はその決断に反対する。現場にはホームレスが多い
地域なので若い女性はダメだという。沢口はそれを聞いて
違和感を覚える。(私も女なのに・・)

・検査する。
成分は「水道水」で僅かにヘマタイト(鉄の錆び)が混じっ
ていた。
「軍手の血痕」の検査をしようとするが指先に穴が空いてい
た。鑑定した痕みたいだ・・と。でも献体の大きさは3~5
mm角・・・小さすぎるという海塚。

軍手には男性1人、女性2人の血液が検出されるもかなり
古いものでデータベースにも無かった。そして被害者と
は不一致。たまたま落ちていただけなのか。

■感想

ようやくクレジットオンリーだった真野家の事情が
描かれた。25年前に発生した「武蔵野一家殺人事件」
今回発生した「西稲田のホームレス変死体事件」
関連したものがあると思われるからだった。

警視庁のお偉方が妙に1話に多くクレジットされていた
し、いつ出るのかってくらいにいつも不気味な笑いしか
していない千原ジュニア演じる壇浩輝とか江波清志の
関与が何処まであるのかだよね。

DNA検査がない頃の殺人事件っていうのは日本ではたまに
見られるけど、あんまり過去の犯罪者データベースと
検索して云々って展開にならないよな。

私は最初に軍手に男1人・女2人と聞いて過去の事件の
ものだよなと思った。軍手の中のDNAが誰のものなのか
劣化して検出出来ないものかどうかは分からないけど
その辺調べれば当時の人物が分かる筈だよね。

取りあえず真野に電話して来た人物の解析をして欲しいね。

ホームレスの中には妙に家電が潤っているとしていた
けどホームレスは家もないのに電気は通電しているもの
なのか。
その冷蔵庫で作った氷を飲んだこと。薬の過剰摂取によ
って肺水腫を起こして肺の中に水が入った可能性に言及。

25年前の事件が関与しているとなると年齢的なものは
かなり解決の為の重要なファクターになり得る。

萩原聖人さん演じる早川尚文は、25年前の41歳の新妻大介
の高校時代の担任の教師で事情を良く知って居る。
なんだか萩原聖人さんって若く見えるので現在41歳の男
の当時の高校の教師と言われるともっとお爺さんになって
いないのかと思うけど大学を出てすぐに教員免許から高校に
赴任すればこれくらいの似た様な年齢の友達くらいの
教師になるのかな。

過去に16歳の礼二の姉が妊娠3ヶ月だったという事実を
消したがった人物が犯人だろうけど、それを消せる人物
となると25年前にはそれ相応の職に就いていたハズで
影響力を発揮出来る人物。
大抵は父親が政治家でその息子が悪さしてフィクサーが
全てを処理したみたいな展開になるのが常套なシナリオ
だけど・・

考えられる幾つかのパターンとして、
新妻は真犯人を知って居てあの軍手は脅しの道具に
使っていた。金がせびれないと分かり当時の真相を告げ
ようとしていたが・・でもその場合軍手は処分されるハズ
だし、礼二の携帯メールを知って居る人物じゃないと
メール出来ない(笑)
この軍手は過去の事件を知る人物がこっそり残して潜ませ
て置いたものなのか。小雪さんが犯人ならばあの書類は
残して置かないだろうし、当時の科捜研の藤田慎太郎さん
が事件の隠蔽に関与していたならそういうメモも残しては
いないからね。

「これからは間違い無くDNA鑑定が主流になる。いずれは
資料にもDNA型鑑定が必要になる日が来る。検体を多く
残そう。真実を未来へ繋げる為に・・」

藤田さんは先見の明が有り良い科捜研の上司だったんだ
な。

■出演者

真野礼二 …… 錦戸亮 (科学捜査研究所・法医研究員)
沢口ノンナ …… 新木優子 (科学捜査研究所・法医研究員)
相楽一臣 …… 山崎樹範 (科学捜査研究所・法医研究員)
水沢英里 …… 岡崎紗絵 (科学捜査研究所・法医研究員)
市原浩 …… 遠山俊也 (科学捜査研究所・法医研究員)
猪瀬祐人 …… 矢本悠馬 (警視庁捜査一課刑事)
沖田徹 …… 加藤虎ノ介 (警視庁鑑識課)
沢口カンナ …… 山谷花純 (科学捜査研究所)
壇浩輝 …… 千原ジュニア (警視庁刑事部長)
江波清志 …… 篠井英介 (警視庁捜査一課・課長)
海塚律子 …… 小雪 (科学捜査研究所・法医科長)
虎丸良平 …… 船越英一郎 (警視庁捜査一課刑事)

源公則 …… 飯田基祐 (父、当時47歳)
源義一 …… 倉悠貴 (長男、虐めで登校拒否、大検)
源仁美 …… 夏子 (長女、当時16歳、高校1年生)
源良枝 …… 加茂美穂子 (母、当時43歳)
幼少期の真野礼二 …… 大山蓮斗

藤田慎太郎 …… 伊藤正之 (元科捜研、武蔵野一家殺人事件担当)
藤田早苗 …… 長野里美 (慎太郎の妻)
新妻大介 …… 伊藤高史 (41歳、義一の同級生、いじめ主犯)
早川尚文 …… 萩原聖人 (当時、義一と新妻の担任)

湯江タケユキ、邱太郎、竹之内啓喜

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