ラジエーションハウス~放射線科の診断レポート~ 第2話 天才技師が救う命!彼の秘密が今夜、明かされる!?

ラジエーションハウス~放射線科の診断レポート~
(2019年4月期・フジ・月曜21時枠)

原作 – 横幕智裕(原作)
モリタイシ(漫画)『ラジエーションハウス』
脚本 – 大北はるか
音楽 – 服部隆之
主題歌 – MAN WITH A MISSION「Remember Me」
プロデュース – 中野利幸
演出 – 鈴木雅之、金井紘、野田悠介、関野宗紀

https://www.fujitv.co.jp/radiationhouse/
http://grandjump.shueisha.co.jp/manga/radiation.html

第2話 天才技師が救う命!
彼の秘密が今夜、明かされる!?

【ストーリー】

離婚届の用紙が技師長小野寺のデスクに届けられる。
妻・智子は家を出てから1年が経っていた。

一方院長の大森は五十嵐を呼んでお茶を飲む。
放射線科医ではなく本当に技師で良いのかを確認する。
五十嵐は既に医師免許を持っていた。
大森は技師として働く以上は医者であることはバレ無い
ようにしてと語り、「あの約束」も忘れないよう告げる。

小野寺は8歳の少年・千葉健太郎のレントゲン撮影をする。
右膝が痛むとのこと。杏からの指示があり始めて技師は
撮影が出来た。小野寺の撮影技術はデジタルの現在でも
健在でたまきはそれを褒める。

辻村と杏はレントゲンの映像を見て健太郎の膝には目立
った所見はないと判断。暫く経過観察だとし、可能性と
しては成長に伴う成長痛だろうと告げる。
辻村は杏にランチを誘うが午後イチでカンファがあると
してコンビニで済ますと語る。
里美は二人の仲の良さを語るが、杏を恋愛として狙うのは
無理だという。前院長の父が病気で引退してからずっと
働きづめでマトモに寝ているかも怪しいことを語る。

金田富恵も検査の為にやってくる。
裕乃は手にしているものを持ってはMRI室には入れないと
説得するが閉所恐怖症なので手放すことはないと言い切る
富恵。それは飼い犬のペロちゃんの待ち受けのスマホだ
った。
威能は得意の色男っぷりで富恵をエスコートすると傍で
付いているとして手を握る振りして携帯を手から離させ
その間に撮影することになる。
犬と聞いて五十嵐は杏と共通点の一つに犬が居たことを
思い出すが名前までは思い出すに至らず・・。

正社員試験があるという健太郎の母・千葉美佐子だが
バス停で待っている際に突然腹痛で倒れる。
近くに居た小野寺の息子の大樹はすぐに医者に来てもらう
よう叫ぶ。
その声に気がついた医師たちは腹部レントゲンのオーダー
をする。
レントゲンをする際、小野寺は確かあの人は小山さんだ
と語る。

■感想

うーん、スキルは持ち合わせているのにそれを最大限
発揮しようとしていない理由は何なのだろうかと考えず
には居られない主人公の行動が目立つ。
ただ医師免許が有ってもなくても好き勝手やっている
感じもするし、基本的には影(縁の下)の力持ちを演じる
ことで如何に病院という名の社会が支えられているのか
ということを庶民的視点でみることが出来るのかな。

私は杏は本来五十嵐の事は覚えていて、意図して無視して
いるか、知らない振りをしているのかと思っていたら
本当に「誰?」って状態になっていて驚いた。
その中には五十嵐の知らない甘春家の事情も含まれていた
みたいだけどね。

これは五十嵐は杏に見合うだけの人物になるよう努力して
いた事と対象的に杏の中でも五十嵐の活躍を知っていて
それに追いつくまでは名乗らない気でいるのかと思った。

杏は兄の死・久志が自分の責任であることでショック。
両親もその流れで病気になったのかも知れないな。
ショックで短期記憶を失ったか、単純に詰め込むべきこと
が多いので五十嵐のことを忘れているのか。

・患者

1) 千葉健太郎

8歳の小学生。右膝が痛い。
普通のレントゲンでは現れなかったがアナログフィルム
で撮影、現像して二つの画像を見比べた結果、五十嵐が
懸念していたものが見つかってしまった。
しかしそれを見えるようにしたのも小野寺のスキルのお陰。
小野寺は一見するとペコペコして権威は無さそうだが、
言うべき時は言うという行動を取る。
父親の背中を見せることで息子に良い影響を与えるのは
良いとは思う。出来れば小野寺自身ももう少し五十嵐の
熱意に押される格好で上手く感化されて欲しかった。
どうも五十嵐は熱血漢に欠けるところがあり天才肌なので
淡々とこなしてしまう印象があるな。
結局アナログフィルムで撮影しデジタルと組み合わせて
“シャウカステン”による装置での検査、MRIをすべきだと
判断。結果骨肉腫が判明した。
ピンチだったのは金田会長の予定と被って検査がすぐに
は出来そうになかったところにある。

リ・フラウメニ(Li-Fraumeni)症候群の家系であることが
判明。「50万人に1人」の遺伝病。
しかし健太郎という人物は「1分の1・・かけがえのない
存在」
とした結びは良かった。

2) 千葉美佐子

小山と名乗っていた時代の7年前に副腎皮質癌を患って
いる。こういうのをちゃんと言わないと・・ね。
この人の家系は母親は62歳で脳腫瘍で死亡し妹も乳がん
で亡くしている。この先のことを考えると別れた夫が
語る様に生活的には相当厳しい気がするが、この人自体
が癌の再発に怯えなければならず医療費がかさむ。結果
としてみると
「膵尾不に炎症が起きて腫瘤を形勢している。腹痛の原因
は膵炎」
だということになる。

2) 金田夫婦

妻の方が先にMRI検査をし、後に夫のヨシユキ会長(画質が悪くて漢字が
見えなかった)が脳ドッグの検査する。
VIP患者で多額の献金をしている製薬会社の会長なので
鏑木さんがゴマスリスリ。
ここでスキルが発揮されたのは威能だった。
女性の誕生日を覚えているのはモテる男の最低限の条件か。

■出演者

甘春総合病院

五十嵐唯織 …… 窪田正孝 (放射線技師)
甘春杏 …… 本田翼 (前院長の娘、放射線科医)
広瀬裕乃 …… 広瀬アリス (新人放射線技師)
軒下五郎 …… 浜野謙太 (放射線技師)
威能圭 …… 丸山智己 (放射線技師)
悠木倫 …… 矢野聖人 (放射線技師)
黒羽たまき …… 山口紗弥加 (放射線技師)
小野寺俊夫 …… 遠藤憲一 (放射線技師長)
辻村駿太郎 …… 鈴木伸之 (整形外科医)
鏑木安富 …… 浅野和之 (診療部長兼放射線科長)
大森渚 …… 和久井映見 (甘春総合病院長)
南里美 …… 浅見姫香 (看護師)

幼い唯織 …… 金井凛空
幼い杏 …… 大島美優

千葉美佐子 …… 中越典子 (39歳、膵炎、旧姓小山)
千葉健太郎 …… 石田星空 (8歳、膝痛、リ・フラウメニ症)
金田ヨシ倖(ヨシユキ) …… 鶴田忍 (73歳、金田製薬会長)
金田富恵 …… 宮田早苗 (会長夫人、犬のペロちゃん)
小野寺大樹 …… 田中奏生 (息子)
甘春久志 …… 杉田雷麟 (杏の兄、犬のレン、工事現場で事故死)
小野寺智子 …… (45歳、俊夫の妻、離婚届、旧姓森下)
整形外科医(池岡敦司?) …… 菊池敏弘

スポンサーリンク
レンダグル大336
レンダグル大336

シェアする

  • このエントリーをはてなブックマークに追加

フォローする

スポンサーリンク
レンダグル大336