[終] 貴族探偵 第11話 忖度です。

貴族探偵
(2017年4月期・フジTV・月曜21時枠)
原作 – 麻耶雄嵩 『貴族探偵』『貴族探偵対女探偵』
脚本 – 黒岩勉
主題歌 – 嵐「I’ll be there」
演出 – 中江功、金井紘、相沢秀幸
プロデュース – 羽鳥健一、西坂瑞城

http://www.fujitv.co.jp/kizoku/index.html

第11話 明らかになる全真相!仰天の貴族の思惑と衝撃のラスト!?

【ストーリー】

貴族探偵を調べる過程で、切子は是正を調べていた事を知る。
それを貴族探偵に突きつけた愛香に対して、彼は事件を正しく
紐解くことが出来たら死の真相を教えるという。
そんな中愛香には探偵としての依頼が来る。
「6月17日の星見荘に来られたし・・」と。
その星見荘には具同弘基、具同佳久、有岡葉子、具同真希
国見奈和、そして使用人の平田早苗が来ていた。
弘基の元には「お前が緒方修を殺した。」とする文章が届いて
いた。一年前、星を見るために集まったスピカの宴で葉子の恋人
が緒方だった。ジェットスキーに乗って一人で死亡したので
ある。
そんな状況の中、具同弘基が殺され、また彼を疑っていた有岡
葉子も殺害される。そしてそれに気づいて鼻形に電話しようと
していた愛香も後ろから殴られて気絶。それを貴族探偵が
連れて行く。

愛香が気がつくと鼻形が居て大丈夫かと問う。犯人の姿は
見たのかと問う。現場には争った形跡はないことから見ても
別荘にいた人物だという。貴族も重要な容疑者だと語る。
弘基は貴族のことを知っていたのだからと。全てあの人に
仕組まれていると感じる愛香はあの人の罪を暴くという。
最初で最後のチャンスかもしれないという愛香。

■感想

いよいよ最終話。
原作は読んでいないけど、原作では切子って死んでいるのかな。

自分は前回にも言及しているけど原作は読んでいないので切子
が死んだっていうことにどうも実感が無かったので、まぁ
当たらずも遠からずって感じのオチが用意された。

今回の単独の事件は結局貴族探偵が愛香に依頼していたとの
ことだった。この依頼が真希だと思わされていた為に、完全に
視聴者もダマされた格好となったのではないかなと。

ただ正直みんなを簡単に殺しすぎだろうって感じもするし、
積年の恨みとして嫡男と分家に対するものが有ったというのは
少々想像するのは難しいな。

星座の件も銅像の件も分かり安くしたつもりなのかも知れないが
寧ろ分かりづらい。

結局の所コッタボスにしてもキューバ産の葉巻にしても
視聴者が気がつくわけもないところでドラマが回った。

ただ愛香の為のお膳立てをしてあげるところなど貴族以外の
使用人たちの行動には暖かみを感じた。
最初に推理した人が負けっていうのがこのドラマの定石になって
しまっていたしね。

貴族とのアバンチュールに関しては「ハァ?」って感じしかなく
近づく振りしてグーで顔面にパンチするのかと思って
期待したのに何ともスッキリしない。結局無礼な貴族だったけど
何が貴族だ(笑)
今のご時世特権階級で生きて居る人のお遊び的なものを主人公
に反映させても感情移入しづらい。

シャーロック系の数々のドラマが多いけど大抵は家族は上手く
行かず不幸な道を歩んでいるのだ。

■出演者

貴族探偵 …… 相葉雅紀 (探偵)
高徳愛香 …… 武井咲 (喜多見探偵事務所)
鼻形雷雨 …… 生瀬勝久 (神奈川県警)
玉村依子 …… 木南晴夏 (玉村グループの令嬢)
常見慎吾 …… 岡山天音 (神奈川県警)
冬樹和泉 …… 田中道子 (鑑識)
喜多見切子 …… 井川遥 (愛香の師匠?)
佐藤 …… 滝藤賢一 (運転手)
田中 …… 中山美穂 (メイド)
山本 …… 松重豊 (執事)
鈴木 …… 仲間由紀恵 (携帯のギド)

具同弘基 …… 桐山漣 (具同家の嫡男)
具同佳久 …… 辰巳雄大 (真希の兄、大学院)
有岡葉子 …… 南沢奈央 (大学の研究室、佳久の先輩)
具同真希 …… 矢作穂香 (佳久の妹)
国見奈和 …… 佐藤めぐみ (弘基の従姉妹)
平田早苗 …… 高橋ひとみ (星見荘の使用人)
緒方修 …… 小松勇司 (有岡葉子の元恋人、1年前溺死?)
具同基親 …… (日本代表の門閥、日露戦争時造船所/軍需産業)

水谷彩咲

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