アンナチュラル 第9話 連続殺人犯は近くにいた! 8年越しに掴む真実

アンナチュラル
(2018年1月期・TBS・金曜22時枠)

脚本 – 野木亜紀子
主題歌 – 米津玄師「Lemon」
音楽 – 得田真裕
プロデューサー – 新井順子、植田博樹
演出 – 塚原あゆ子、竹村謙太郎、村尾嘉昭

http://www.tbs.co.jp/unnatural2018/

第9話 連続殺人犯は近くにいた! 8年越しに掴む真実

【ストーリー】

増子地区の雑居ビルで火災が発生。狭い街区で消防車が
入るのに手間取り全焼。遺体は4階に9名、2階に一名。
唯一の生き残りの高瀬は火がプロジェクターからカーテン
に乗り移ってあっという間に火がつき気がついたら誰か
に助けられていたという。夕子は梶の出た雑居ビル周りで
は肝試しが流行っているという。中堂は会いたいという思い
が死者に会わせるならオレの思いが足りないのだろうと。
ミコトは会いたいのか?と問うと、会って聞きたい・・お前
を殺したクソ野郎は誰かを。
宍戸はスーツケース内の殺害現場の向かいから撮影していた。
毛利たちはその遺体を発見しすぐにUDIが調べると、なんと
口の中に赤い金魚の傷を見つける。中堂の殺された恋人の
口の中にも同じものが有った。梶の隣の空き屋でスーツ
ケース内に入れられてた。

その知らせを受けて中堂がやってくる。
同じ犯人なら関係者になるので犯人憎さに鑑定結果を
ねじ曲げたと
されると裁判で不利になる。鑑定者の名前はあくまでミコト
じゃないと駄目だという。8年欠けて見つかった手がかりを
無駄にしないでと。犯人を今度こそ見つけようという。

外傷はなく硬直は上半身の緩解、下腹部の変色はなし。
腐敗は始まって居ないとし直腸温度は10度。死後48時間前後。
肺水腫が見られることから何かの中毒症状の可能性が
あるという。逆に胃の内容物は異様に腐っていること。
口の中に腐ったものでも押し込まれたのか。

■感想

先週のエピの感想は書いていないけど、今回のエピソード
と繋がっているのね。

今回の流れを見れば連続性の殺人事件ばかりが抽出されている
が、今回の被害者を見て相当科学的知識が有る人物が
起こしたことは明らか。

中毒症状から毒の種類は何かを調べるが最初の検査では
200種類の毒物検査に引っかかることはなかった。
また胃の内容ブツは何故腐っているか分からない。

マスコミと警察の関係なんかも問題も取り上げられて、
何処かその癒着の構図は「FINAL CUT」みたいにも感じる。

ABCD包囲陣ならぬ・・ABCDEF・・と頭文字の殺人方法で
それぞれ殺害しているけど、なんでそんな面倒なことを
しているのか訳が分からない。

・頭の良さをひけらかしたいだけなのか。
・ゲーム好きの世代のものが脳トレの様にして相手に挑戦
しているのか。
・AからZまでの方法を使って殺したことで達成感でも
得られるのか?

その辺全く論理性がないというか、事件を難しくしすぎて
イマイチ。

寧ろ彼女が靴に目をつけて、編み上げのエンジニアブーツを
脱がせるのは大変なことだとして、その違いを見出した所の
方が興味深いが、比較対象として彼らが認識している殺人が
少なすぎる。

蟻の毒、ボツリヌス菌、ホルマリンなどが使用されていた。

結果的にアリバイを偽装がテーマなのかなと思っていたけど
これだけ殺しているとその流れには結びつけようとしたとは
考えづらい。

色々と知識は披露されたが、凝り過ぎかも知れないな。

■出演者

不自然死究明研究所 UDIラボ

三澄 ミコト …… 石原さとみ (33歳、UDIラボの法解剖医)
中堂 系 …… 井浦新 (41歳、UDIラボの法解剖医)
久部 六郎 …… 窪田正孝 (26歳、UDIラボ三澄班の記録員)
東海林 夕子 …… 市川実日子 (35歳、UDIラボ三澄班の臨床検査

技師)
三澄 夏代 …… 薬師丸ひろ子 (53歳、ミコトの母。弁護士)
神倉 保夫 …… 松重豊 (55歳、UDIラボ研究所の所長)
末次 康介 …… 池田鉄洋 (45歳、六郎の飲み仲間)
木林 南雲 …… 竜星涼 (28歳、フォレスト葬儀社の社員)
三澄 秋彦 …… 小笠原海 (25歳、ミコトの弟。予備校講師)
関谷 聡史 …… 福士誠治 (33歳、ミコトの恋人)
宍戸 理一 …… 北村有起哉 (43歳、フリー記者)
糀谷夕希子 …… 橋本真実 (中堂の恋人)
毛利忠治 …… 大倉孝二 (39歳、西武蔵野署の刑事)
向島進 …… 吉田ウーロン太 (34歳、西武蔵野署の刑事)
門松 …… 今井隆文 (週刊ジャーナル)
坂本誠 …… 飯尾和樹 (50歳、明邦大学)
糀谷夕希子 …… 橋本真実 (33歳で8年前殺された)

町田雅次 …… 木場勝己 (三郎の父)
高瀬文人 …… 尾上寛之 (雑居ビル火災事故の唯一の生存者 NO.11)
室崎匡大 …… 大石吾朗 (警察庁刑事局長)
大崎めぐみ …… 黒沢恵梨 (賃貸物件の見学中スタンガンで・・)
橘芹那 …… 葉月みかん (29歳、火災現場の隣でスーツケースに)

勝俣みのり …… (33歳、4年前に山中で首つり)
武内麻耶 …… (26歳、さいたま市アパートで熱中症)
秋山佳乃 …… (22歳、横浜市・看護師)

柳憂怜、尾本貴史、北山雅康

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