突然ですが、明日結婚します 第1話 結婚したい女vsしたくない男!恋バトル

突然ですが、明日結婚します
(2017年1月期・フジ・月曜21時枠)

原作 – 宮園いづみ 『突然ですが、明日結婚します』
脚本 – 山室有紀子、倉光泰子
音楽 – やまだ豊、安田寿之、西口悠二
主題歌 – 西内まりや
プロデュース – 後藤博幸、大木綾子
演出 – 並木道子、石井祐介

http://www.fujitv.co.jp/ashita_kekkonshimasu/index.html

第1話 結婚したい女vsしたくない男!恋バトル

【ストーリー】

私には夢がある・・・結婚すること。結婚観は多様化して
いるが、私は恋愛し専業主婦になるのが夢だというあすか。

あすかの誕生日に初めて出会った場所で彼氏のコウちゃんと
水族館デート。子供がはしゃぐ姿を見て子供って良いなと
いう。あすかに弟はまだバスケをしているのかと問う。
砂浜に座りながらそんな会話をしていた。あすかは良い母に
なりそうだなと言うと、話したいことがあると言われる。
いよいよプロポーズされるのかとして彼氏がポケットをまさぐる
時には指輪を出されるのかと思い期待するが、予想に反して
彼は僕と別れて下さいと告げる。

あすかは友人の結婚式に出席するが振られたことで放心状態。
目の前では理想的な結婚を行おうとしているカップルがいる。
指輪の交換、そしてキスしている際にあすかは顰蹙を買う行動
を起こしてしまう。
30代で別れるより28歳で別れを切り出される方が良いでしょと
いうが27歳だとあすかは語る。新郎は流石はテレビマンだとし、
披露宴の司会者を務めるのはテレビでも有名なアナウンサーの
名波だった。
あすかに対して女友達は専業主婦になりたいなんて彼も負担なの
ではないか・・子供が欲しいとか言ったのではないかなど
色々と語る。
そんな中名波からブーケトスを行うと言われ、結婚に興味のない
桐山莉央はそんなのは要らないという。あすかと牧瀬桃子で
ブーケトスの場に行くと、女性たちが手を伸ばして奪い合う中、
あすかはジャンプして飛びつきそしてそのままプールへの転落す
る。名波は結婚の執念が凄いことですねとして笑いを取る。
びしょ濡れになる中、名波はあすかに大丈夫かと声を掛ける。
あすかはそんな彼におかしかったですか?として結婚したいのは
そんなに悪いのか?幸せになりたい人を笑うなんて最低だという。

■感想

敬称略で書いてますが予めご了承を・・

「突然ですが、明日結婚します」って事だけど、明日の今日とは
一体いつなんだろ。タイトルからすれば意外なタイミングで
って感じだけど、時間的タイミングではなく相手が意外性を
持って行くのかな。

個人的に群像化している主人公周りの俳優のことを殆ど誰一人
知らない顔ぶれで構成されたドラマ。
山村隆太、山崎育三郎、鍵本輝、岸井ゆきの・・うーん。
多分検索すれば見た事のあるドラマには出ているのだろうけど
名前聞いて一瞬でどんな人なのかまるで想像出来ない。
西内まりや、中村アン、森田甘路の三人は知っているけど、
ある意味驚く程大胆なキャスティング。
ただキャスティングに関しては近年固定化され過ぎているので
こういう試みは好感度は持てるのだけど、それぞれのキャラク
ター造形は正直好感の持てる人が皆無なのが残念だった。

山村隆太はflumpoolというバンドのボーカリストの方のようで、
この枠、アーティストをいきなり使うことが多いですよね。
ゆずの北川悠仁を起用した「イノセント・ラヴ」もこの枠。
先日の「ラヴソング」の藤原さくらもいきなりの起用。
俳優たちは日々オーディションしたりしているのにアーティスト
はズバっと感覚的に選ばれているのか、いきなり主人公に抜擢。
「突然ですが、明日結婚します」ではなく「突然ですが、明日
ドラマに出演します」って状態だ。

ドラマの設定もぶっ飛んでる。
結婚に対する価値観の多様化の問題を取り上げるところは
如何にもフジテレビだなって感じはするのだけど、ツンツン
路線みたいなのもそろそろ流行から外れて欲しい。
特に山村隆太役の名波竜。なんですかこの人?みて居るだけで
不愉快過ぎる(笑)
見た目は藤木直人&平岡祐太。角度によっては生田斗真に似て
いるところも有るかな。

どういう訳か毎日のように小野家に集まる訳だけど、名波が
居たことには誰も気がつかない。1年間女優との不倫で干され
たものの、鳴り物入りで戻って来ていきなりの抜擢。
起きているのか寝ているのか分からない状況の中で、突然の
キス。
問題を起こすなと上司は言いつつも訳あり女優の桜木夕子と
タッグを組ませ問題を起こさせようとするという訳の分からない
設定がある。

名波が結婚を嫌う最大の理由はその辺にあるのだろうし、
あすかが結婚を好く最大の理由は幼い頃に得た安心感の有る家庭
の姿。
これだけ価値観の違うものたちが一つまとまっているところは
何なのだろうか。

違う価値観を持つ人は逆に自分にはない価値観も知らしめてくれ
る。その浸透具合に心地よく感じたり身につまされる思いでも
感じさせればドラマとしては成功なのか。

「誕生日って興味ないけど人によっては大事なんだろ。悪い
記憶にしない方が良い。一つの古い恋が終わって新しい世界が
始まったと考えたら?」


「仕事最優先が当たり前。仕事よりもプライベートが大切と言っ
てはいけないみたい」

こういうシーンはとても良い。

しかしまぁそんな彼はアナウンサーにはまるで見えない。
表情がまるでない冷血で冷淡な感じに見える。

そして何よりもやたらと色んなところであすかと名波のツーショ
ットシーンがある。出会いの必然性は求めたいけど、偶然とは
言いづらいほどの多用な交わり的シチョエーション。

生活レベルもちょっと特異な感じで庶民とはかけ離れている感じ
はしてくるのはテレビ業界が関わってくるので仕方が無いのだ
ろうか。
B.LEAGUE発足に因んでバスケを絡ませていくところもまたフジテ
レビらしいところ。

人気が有るのかな。
視聴率1桁みたいだからあんまり人気がなさそうだけど、最近の
フジのドラマはどれも視聴率が低いのでそれだけでは人気が
どうだかよく分からないな。

個人的には「もの凄くつまらなかった」です。

■出演者

高梨あすか …… 西内まりや (大手銀行勤務・結婚したい)
名波竜 …… 山村隆太 (帯情報番組のMC・結婚したくない)
神谷暁人 …… 山崎育三郎 (いずみ証券エース営業)
桐山莉央 …… 中村アン (あすかの先輩)
牧瀬桃子 …… 岸井ゆきの (あすかの同期 女子会仲間)
小野広紀 …… 森田甘路 (あすかの先輩・名波の親友)
高梨奏 …… 葉山奨之 (あすかの弟 シスコン)
矢沢麻衣 …… 山賀琴子 (新人女子アナ)
清水悠真 …… 鍵本輝 (若手アナ・名波に挑む後輩)
金田三郎 …… 加藤諒 (名波のメイク担当)
高梨新太郎 …… 古舘寛治 (あすかの父親)
高梨典子 …… 石野真子 (あすかの母親、”ナナリュー”ファン)
氷室統哉 …… 杉本哲太 (TNN TV編成局ゼネラルプロデューサー)
三上響 …… 沢村一樹 (アナウンス室室長・氷室と同期)
桜木夕子 …… 高岡早紀 (人気女優)
留守香奈 …… 椿鬼奴 (多国籍料理の店『Luz』の店主)

夕輝壽太、白洲迅

多田木亮佑、おばたのお兄さん、栄治二、横井翔二郎、吉田志織
諒太郎、陸奥なつ芽、寺田御子、飛田恵

佐藤太助、横田美恵子、堀内充治、五十嵐昇、林楓夏、田中凌
逢見亮太、白戸耕太朗、佐藤令旺、佐藤洸、矢島八雲、山川裕也
持齋勇樹、北側千晴、辰巳まほ、村上よう子、七瀬麻美
池ノ内孝、小林磐ノ丞、関口秀実、田和義英、道仙拓真、鶴見和也
橘田雅也、本田祐介、渡部純一、鈴木健斗、こちえ、有我夢翔
真保榮千草

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