[初] CRISIS 公安機動捜査隊特捜班 第1話 凶悪爆弾テロ事件を防げ!特捜班始動!

CRISIS 公安機動捜査隊特捜班
(2017年4月期・フジTV・火曜21時枠)

原案・脚本:金城一紀
音楽:澤野弘之
演出:鈴木浩介、白木啓一郎
チーフプロデューサー:笠置高弘
プロデューサー:萩原崇
アソシエイトプロデューサー:坂田佳弘
主題歌:Beverly「I need you love」

http://www.ktv.jp/crisis/index.html

第1話 凶悪爆弾テロ事件を防げ!特捜班始動!

【ストーリー】

宗教法人・神の光教本部。
光永は滞りなく決行されることを語る。法敵が排除されるのも
間もなくだと。
4月9日(日)、AM11:37。林は光永の様子を監視してご苦労様と語る。

PM0:49。
青沼は鍛冶に対して電話だという。神の光の内部の協力者から
緊急の通報だという。テロが起きるのか。岡本史明・文部科学
大臣を狙う様だという。教団経営の大学の認可を取り消したことに
よる報復だろうと。それ以上の情報がなく漠然としていた。
決行者は1名、元教団の人物だろうと。大臣のスケジュールは地元
で会食した後に新幹線で帰宅するという。特捜班を使って見るか
という。

PM4:35、小田原西駅
岡本大臣はSPが警戒する中新幹線に乗り込む。
吉永は大臣が乗るのを確認。大山の元には容疑者・高島の写真
が送られてきた為に捜査官たちにメールする。樫井や田丸にも
その写真が送信される。
乗客たちを調査していく中、田丸が高島を発見して5号と6号車
の連結部分で拘束したという。樫井はバッグの中を調べると
臭いからして硝酸アンモニウムで、爆弾は単純なものだという。
だが車両一台分は吹き飛ばせるものだと。無効化しておくとい
う。爆弾を置き去りにして逃げるつもりだったのか。吉永は
問い詰めると、犯人の顔色からもう一人容疑者が潜伏している
と語り、通話履歴を調べる様大山に告げる。

1号車で待機していた稲見は16号車へ。大山は解析するが次の
駅までには見つかりそうもないという。その場合大臣には強制的
に降りてもらうという吉永。
電話するので些細なことも見逃すなと告げる。稲見は犯人らしき
男・河瀬を発見。彼はナイフを取り出すと襲いかかってくる。
稲見は彼が爆弾を所持しているのを知り、吉永に報告。
一度押してみたかったという緊急停止ボタンを押す。
爆弾は爆発まで1分弱となる中、河瀬と共に稲見は川に飛び込む。
死んでしまったのか?怒られるパターンだとするが、二人共生きて
いて爆弾だけが爆発する。

4月10日(月)、PM0:18。
新宿ではランチを食べる人で溢れる時間帯。そこに首に爆弾を
巻き付けられている宇田川圭介が現れ、助けてくれと叫ぶ。

特捜班では新幹線での恥を目にする。
青沼は組織の規格から外れすぎていると語るが、鍛冶はこれが
偶然だと思うかと告げる。緊急停止した先に川が有ったことを
疑問視していたが、高度なプロの世界に偶然は存在しないという。
これからは規格外の事件が発生する時代なのに規格から外れなく
てどうするのかと告げる。
そんな中規格外の事件の通報が有る。PM0:39のことだった。

稲見は美帆と一夜の情事を楽しんでいたが、彼女はまた遭いたい
とするが言っている傍から稲見は居なくなる。
そして出社した先は東京水道危機サービス。ここが特捜班の職場
だった。

■感想

うーん、「MOZU」(笑)

西島秀俊さん、演技の幅がなく、どの役でも同じに見える。
小栗旬さんも華のある役だけど・・・うーん。
どうも意図的に派手に見せるばかりのドラマに見える。
勿論アクションは格好良いですよ。力が入ってますよ。
命知らずの奴らが死と鉢合わせの中、犯人との駆け引きに於いて
優位性を保って戦っていますよ。それは分かる。

日本のドラマは内容・シナリオがどれも同じで、同じような
キャスティングで構成しすぎているんだよな。

無難な組み合わせと言えばそうかも知れないんだけど、
この辺は日本のドラマが抱える問題の一つで単発で似た様な
シナリオのドラマをバンバン出し過ぎるので、多少設定を変え
ても似た様なドラマを連発しているようになってしまう。
一本の骨太の設定の内容でシーズン1だけでなくテレ朝系の
ドラマのように、長いスパンで描いていかない限り日本のドラマ
ってこういう現象が今後もつきまとうんだろう。

きっと日本のドラマは今後究極の形で魅せるアクション
を作り、サイバー犯罪に対処していくスピード感を売りにした
ドラマを作っていくかと思うけど、それが派手で洗練されていく
ばかりで、それ以前に食傷感を感じて誰も見なくなってしまう
かも知れないなって思える。

何度も繰り返される爆弾事件。
爆弾の前に恐れ知らずのものたちが近づいていく。
派手な格闘も有れば、上から落下するシーンに於いては二度三度
と見せるシーンも有った。
それぞれにスキルを発揮して最大限の力を発揮したからこそ、
どの事件も解決出来たようにも感じる作り。
「プロに偶然はない」としていたけど、偶然も十分あるよな。

話を聞くと結局また犯罪を裏で操り、その方法論を提示している
ヤツがいる。「平成維新軍」とは「神の光教」とは違うのか。

初回は権力者が犯罪者である身内の隠蔽を行う為に、「平成維新
軍」たちの主張が全うに見える。勿論殺すことは悪いけど、
それだけの事をしている奴らだ。
そういう所で葛藤していくのか。
それとも特捜班はプロ意識が有るので単純に犯罪だと割り切って
目の前の事件を解決していくのか。

■出演者

稲見 朗 …… 小栗旬 (特捜班に所属、元・自衛隊隊員)
田丸三郎 …… 西島秀俊 (特捜班、公安部外事課から異動)
吉永三成 …… 田中哲司 (元・警視庁捜査一課の刑事。取り調べ)
樫井勇輔 …… 野間口徹 (元・爆発物処理班の特捜班、「共感覚」)
大山 玲 …… 新木優子 (凄腕の元・ハッカー、サイバー情報分析)
鍛冶大輝 …… 長塚京三 (警察庁警備局長、公安特捜班の創設者)
青沼祐光 …… 飯田基祐 (鍛冶の忠実な部下)

林千種 …… 石田ゆり子 (智史の妻)
林智史 …… 眞島秀和 (“神の光教団”、潜入捜査中)
星野司 …… 堀部圭亮 (捜査一課・管理官)
吉行 …… 芹澤興人 ()

河瀬 …… 三元雅芸 (テロ犯2)
宇田川圭介 …… 白洲迅 (現職の外務大臣の息子、嘉慶大・法学部)
佐川知宏 …… 安藤瑠一 22歳、嘉慶大・経営学部、レイプ犯)
鳥越 …… 桜井聖 (警察官)
高島 …… 鈴木秀明 (テロ犯1)
住田 …… 永池南津子 (バーに居る女性)
岡本史明 …… 窪園純一 (文科大臣)
テレビキャスター …… 吉崎仁康、美濃岡洋子
島田 …… 原岡見伍 (外務省政策局長)
光永 …… (“神の光教団”)
西山 …… (SP)
美帆 …… みはと (稲見の一晩の女?背中のみ)
宇田川勇介 …… (外務大臣)
君島 …… (捜査一課)
鳥越恵美 …… (21歳、宇田川圭介らに暴行・自殺)
木田 …… (アナウンサー)
藤波 …… (2年前に稲見に??)
捜査一課 …… 山中良弘、増田雄二

森岡豊、今井悠貴
片野晴道、喜谷知純、神崎孝一郎、神谷未来紘、桐生あやめ
吉野健夫、柾賢志、大高雄一郎、安積美唯
藤榮史哉、川口美穂、植田有希子、植田茂、井桁弘恵

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