CRISIS 公安機動捜査隊特捜班 第9話 ギリ!「有名ヘアスタイリストの女性とは誰?」

CRISIS 公安機動捜査隊特捜班
(2017年4月期・フジTV・火曜21時枠)

原案・脚本:金城一紀
音楽:澤野弘之
演出:鈴木浩介、白木啓一郎
チーフプロデューサー:笠置高弘
プロデューサー:萩原崇
アソシエイトプロデューサー:坂田佳弘
主題歌:Beverly「I need you love」

http://www.ktv.jp/crisis/index.html

第9話 最強の敵!特捜班、ついに崩壊へ

【ストーリー】

2016年6月15日、午後3時01分、ドーンと爆発音がする。
爆発現場を調べに来るものたちは人々の死体を目にするが、
そこには赤い指輪をした人物が倒れているのを目にする。

衆院予算委員で、久松は岸部正臣内閣総理大臣に対して、
伊達國雄議員の質問である社会格差の問題についての答弁を
求める。
それを休日のオフィスで一人で見ていた玲。しかし人が来ると
テレビを消す。そこに来たのは樫井だった。折角の休みだろう
と互いに告げる。樫井は玲にお前の家族のこと聞いた事がない
なというと、彼女は休日が暗くなる程の話になると言うと
彼も話さなくて良いという。代わりに俺の友人の話などは話題
にしないことを条件に・・と。玲から将棋しないかと言われて
勝負を受ける。
吉永もオフィスにやってくると若い連中は外で遊べという。
班長も娘と外で遊んだらどうです?というと、嫁の方に居ると
いう。玲はみんなで美味しいランチを食べにいき、その後
将棋トーナメントをやらないかというとみんな乗り気だった。

田丸は佐藤から少し話をしないかと声を掛けられる。
田丸はどうやってここに入ったのかというと、鍵は簡単に開けら
れるし、ここは教会なので誰でも入れるもの。入るには公安の
許可が必要かと問われる。あなたが仕えている国家は腐敗して
いると思わないか?という佐藤。忠実に任務をこなすほど国家は
腐るという。あなたの力で国を変えて見ないかというと、一日後
にまた会いましょうと言われる。

稲見は松永芳と映画を見に行く。
稲見は疲れて映画の途中で寝てしまうがそれで芳は幸せそうだ
った。

翌日玲は稲見がオフィスに来た際に機嫌がいいわねとし、デート
が上手く行ったのかという。稲見は何で知っているのかというと
簡単な誘導尋問に引っかかったと言われる。樫井は臭いを嗅ぐと
お泊まりはしていないようだと語る。
稲見には本命が現れたかというと、稲見本人は急に肩の荷が重く
なったという。それを聞いた玲は最低だという。
そんな中鍛冶から稲見にちょっと来てくれと呼び出される。

鍛冶によると結城雅を覚えているかと問われる。
自衛隊時代の同期で同じ中隊所属の男。仲が良かっただろう
とし、最後の連絡はと問われると、2年以上連絡はしていないと
いう。除隊後交流はないんだなと。結城がどうかしたのかと問う
と二週間前に姿を消したのだという。休暇中に消えてその後
所在不明隊員として捜索対象になっているという。ヤツは任務が
どんなに厳しくても辞めるような男ではないという。結城の
立ち入りそうな場所はと問われ北海道に母がいるというが、そこ
には既に警務隊が網を張っているとのこと。優秀な特殊部隊員
は形跡は残さないという。お前の前に結城が現れたら連絡して
くれという。この件に裏があるなら隠さず話して欲しいという。
意図を持って脱柵したなら知らずに向き合うのは危険だという。
自分なんか比べものにならない優秀な男だったと。

■感想

早くも来週が最終話なのか。

幸せな日常を描いた冒頭の一番面。
しかしその中にも不穏な陰は見え隠れしていたし、テロリスト
が行う行動の一つがそんな幸せを暗闇に落とそうとしている。

海外ドラマも平行していろいろと見ていることもあるので、
日本のドラマの設定が貧弱に見えてしまうところは、
テロリストと国内の強盗レベルの犯罪がそれ程の違いがない
ように見えることかな。

しかも今回稲見が接触しようとしていたけれど、店の外で
捜査官たちが話し合いをしているシーンなんてあまりにお粗末
な描写だったので涙が出て来た。これまで完成度は良かった
内容だっただけに、何故こんなにも愚かなシーンを挿入する
のかな。相手が優秀な人物なら100%店内には捜査官が張り込んで
いるのは予想していたのだろうけど、それにしてはちょっと
安易だった。セキュリティの所では警戒して通報されるよう
な仕組みになっていたのに・・

皮肉にも先日まで潜入をしていた人物は、悪の組織の中で
生活することで自分自身のアイデンティティを失ってしまい
闇が正義や常識を上回る人物像として形成されることに恐れて
いるところが有った。

今回の犯人像は、これまでに如何に国家や国民たちを守る為に
忠誠心を尽くしてきたけど、その名目が権力者の自己保身のために
利用され、自分の中の正義を狂わせるほどのことをさせられて
いるという事態に立たされて自ら行動を起こそうとしている
様だ。

これまでにもそれぞれのキャラクターに関わった人物がこの
ドラマにも出て来たけど、先日は田丸でその前は玲だったり
したけれど、樫井の過去って描かれたっけ?

そしていよいよこれまで稲見の回想シーンの流れの中で出てくる
男のことなんかも判明していくのかな。

赤い指輪の人物が松永芳じゃなければ良いのですが・・
野崎萌香さん、可愛らしい方ですね。

■出演者

稲見 朗 …… 小栗旬 (特捜班に所属、元・自衛隊隊員)
田丸三郎 …… 西島秀俊 (特捜班、公安部外事課から異動)
吉永三成 …… 田中哲司 (元・警視庁捜査一課の刑事。取り調べ)
樫井勇輔 …… 野間口徹 (元・爆発物処理班の特捜班、「共感覚」)
大山 玲 …… 新木優子 (凄腕の元・ハッカー、サイバー情報分析)
鍛冶大輝 …… 長塚京三 (警察庁警備局長、公安特捜班の創設者)
青沼祐光 …… 飯田基祐 (鍛冶の忠実な部下)
吉行 …… 芹澤興人 (BAR40886の店主)

松永芳 …… 野崎萌香 (稲見とバーで会う)

結城雅 …… 金子ノブアキ (自衛隊、特殊部隊)
岸部正臣 …… 竜雷太 (内閣総理大臣)
岸部早苗 …… 相築あきこ (妻)
岸部大介 …… (次男・大学生、アメリカ留学中)
岸部洋介 …… (長男)
久松 …… (議員)
伊達國雄 …… (議員)
佐藤 …… 石田佳央 (田丸に近づく)
藤波 …… (自衛隊時代に暗殺した?)

陣内友喜 …… 総務大臣
篠原勝久 …… 法務大臣
宇田川勇介 …… 外務大臣
柘植信光 …… 防衛大臣
服部五郎 …… 財務大臣
荒木麻美 …… 厚生労働大臣
伍代秀義 …… 官房長官

菊池真琴、笠松将、関口貢、有馬健太
豊川智大、松村遼、藤田真人、阿部光浩、下尾悠馬
志村りお、園山千尋、藤榮史哉、小作圭輔、向井康人
加藤銀二

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