母になる 第4話 しゃっくり女!現れる

母になる
(2017年4月期・日テレ・水曜22時枠)

脚本 – 水橋文美江
演出 – 中島悟
主題歌 – 安室奈美恵「Just You and I」
チーフプロデューサー – 西憲彦
プロデューサー – 櫨山裕子、秋元孝之

http://www.ntv.co.jp/haha/

第4話 弁当捨てるわが子の心見えない…育ての母の再出発

【ストーリー】

結衣は木野に対して広と暮らすことを語る。木野は麻子に対して
広くんの母は新しい生活を築こうとしているとし、本当の母に
なろうとして一生懸命なのだと語る。
門倉麻子が結衣たちの前にやってくる。何故2年前に広を手放す
ことにしたのかと問う。またトト坂とは何かと問うが答えて
もらえず・・麻子が立ち去る中、広は追いかける。麻子はママ
のことは忘れなさいとして、あの人が本当の母親だという。

いよいよ生活することになるが広は何処か結衣への対応がおかし
かった。弁当を渡そうとするが素っ気ない態度。
逆に陽一が広に声を掛けて洗濯機が直った事を告げると、普通通り
に接する姿が有る。

結衣は心配で広の学校の教師・柿田尚安に話を聞くと、広は問題
はないという。転入早々馴染む方がおかしな話で、難しい年頃
なので多少は時間はかかるというが、問題なのは寧ろ母親のあなた
だという。保護者会に何故来なかったのか。また心配ならば
PTA総会などに出席して話してみれば良かったのだというが、
プリントを受け取っていなかった。しかし柿田は広はプリントを
渡したと言っていますという。ランチ会のお知らせも渡したが
返信がないので出欠を書いて提出して下さいと言われる。

結衣は帰宅すると急いで広の部屋を探してプリントを見つけ出そう
とする。バッグの中身を見てしまうべきかどうか。悩んだ末に
結局見ることになる。
一方広が帰宅する中、陽一から新しい巻田と香坂のことを紹介
される。柏崎オートって営業を再開させるのかと問う。
広は部屋に戻ると結衣がバッグを漁っている姿を目撃。
ランチ会のお知らせを探していたとし勝手に探してゴメンなさい
という。弁当が台所に置いて有るが、中身こそ無くなっているが
箸が汚れていないのを見てすぐに捨てたことを察する。
室内から割れる音が聞こえた為に急いで部屋に行くと、そこには
バッグに入っていた広と7年間暮らした麻子との写真盾をたたき
割った跡が見つかる。
広はそんな結衣に「俺施設に戻したい」と語る。

里恵は広を呼ぶ。
陽一たちとフルーツをたべながらクイズを出し合って楽しむ
姿。里恵は「誰もいない部屋に母一人、誰もいないのに蹴られる
のは何故か?」
と出すが・・

■感想

これまでは想定していたシナリオの流れからすると少し先を行く
内容として進んでいるのでこの先の人間ドラマがどうなっていく
のか想像が難しかったけど、今回の内容を見るとある程度
方向性も掴めてきた感じもする。

母になるってくらいなので母親にかかる負担多きドラマになる
のは言うまでも無さそうだけど、これまで出来過ぎな子供の姿・
反応に比べて見るとその変化はある意味当然のものだと思うし、
今後色んな問題を乗り越えながら親子としての絆を実感し掴んで
行くものが有るのだろう。

メインクレジットになっている小池栄子さんがそう簡単に退出
するようには思えなかったけど、彼女は自分の中で次の新しい
人生を見出していたからこそ広を見限ることが出来る部分が
有った。それがまた人生は容易に計画通りにはいかないもので
どの人物にも突出したエゴが存在している為に、またまた彼女は
過去に引き戻されそうな勢い。現在が上手く行かないと
過去の良い時の思い出が膨らんでいくのよね。

麻子と結衣の母親の問題が取りざたされているけれど、母親
に対するもう一つの考え方として、莉沙子の存在も抽出し始め
た。
子供にかける親の心情。
一人の人間/女性としての存在。一人の家庭の母親としての役割/
存在。

結衣が語る様にこんな経験をした人は殆ど居ないので、自分が
手探りで探していくしかない。

そういうことも最終的には広本人が母親というものを自覚して
いかねばならないことは明らかで無理強いすることは出来ないに
しても、正直手放すという行為が正しいのかどうか謎だったな。

予告を見るとまた麻子と関わり遭う理由が出来るのよね。
琴音は良い人なのか悪い人なのか。幸運をもたらすのか不幸を
もたらす人なのか・・
麻子を邪険に扱えば広の心が離れる。そんな状況の中でどう
対応していくのか。

■出演者

柏崎 結衣 …… 沢尻エリカ (34歳、北海道出身、陽一と離婚)
柏崎 陽一 …… 藤木直人 (43歳、人工知能研究)
木野 愁平 …… 中島裕翔 (25歳、児童福祉司)
柏崎 広 …… 道枝駿佑 (13歳、3歳の頃誘拐された)
緒野 琴音 …… 高橋メアリージュン (31歳、柏原オート従業員)
西原 繭 …… 藤澤遥 (13歳、広と同窓生)
田中 今偉 …… 望月歩 (16歳、児童養護施設で暮らす)
西原 太治 …… 浅野和之 (60歳、東欧大学・理工学部教授)
西原 莉沙子 …… 板谷由夏 (38歳、フリーのヘアメイク)
柏崎 里恵 …… 風吹ジュン (61歳、柏原オート・社長)
門倉麻子 …… 小池栄子 (37歳、誘拐された広を助け7年暮らす)

3歳の頃の西原繭 …… 宝辺花帆美
3歳の頃の柏原広 …… 吉武歓

井下さなえ …… 明星真由美 (元井下印刷)
ヒーさん …… 野添義弘 (さなえのパトロン)
柿田尚安 …… 山中崇 (担任の先生)
巻田大輝 …… 成田偉心 (柏原オート従業員)
香坂賢太 …… 中山優貴 (柏原オート従業員)
緒野 …… (杜川不動産)
山坂 …… (児童福祉司)

太田恭輔、橋本淳、畑俊樹、浦川祥哉、真喜志一星
齋藤隼之介、高村佳偉人(子役)

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