後妻業 第5話 第2章突入! 夫婦の修羅場と悪女の逆襲

後妻業
(2019年1月期・フジ・火21時)

原作 – 黒川博行『後妻業』
脚本 – 関えり香
演出 – 光野道夫、都築淳一、木村弥寿彦
音楽 – 眞鍋昭大
主題歌 – 宮本浩次「冬の花」
企画・プロデュース – 栗原美和子
プロデュース – 杉浦史明、萩原 崇、水野綾子

https://www.ktv.jp/gosaigyo/index.html

第5話 第2章突入! 夫婦の修羅場と悪女の逆襲

■【ストーリー】

小夜子は朋美に問い詰められると私は耕造に殺してくれ
と頼まれたとし、更にあなたの父親だけでなく私が結婚
した3人共みんな死にたがっていたと語る。本多は柏木の
元にたどり着く。耕造の娘さんに頼まれて自分の父は
小夜子に殺されたに違いないとしているという。その証拠
を掴んで欲しいとのこと。
小夜子には新たなターゲットでもある富樫との結婚話が
浮上するが彼は認知症。秘書・ひかりの制止を振り切り
ブライダル微祥のオフィスにやってきたのは黒澤博司だ
った。表面的には小夜子の腹違いの弟としているが
実際には小夜子が生んだ子だった。刑務所からの出所。
朋美は東京に戻った日に佐藤が絵美里とソファで浮気し
ているのを見て出て行く。涙しながら汐留の空中歩道
を歩いているとそこで柏木とぶつかる。朋美は本多に電話
し家には帰れないことを告げると彼から家に来ないかと
誘われる。

家に誘われた朋美だったが今日はホテルを取ってあると
語り、会話して落ち着き大丈夫であることを語る。

一方柏木は小夜子に対して本多という探偵が俺たちの事
を嗅ぎ回っている事を告げる。マル暴を辞めたのも訳が
あるハズ。叩けば埃が出るとして本多を調べさせるという。
探偵を雇うのかというが、柏木は一人暇なヤツが居るだ
ろうとして博司を指名する。次女を張り込んでいれば
色々と情報は集まるだろうとし、中瀬の次女の写真は
ないのかと問う。無いという小夜子に中瀬の不動産を
売る前に次女の写真を探してくれと語る。

小夜子は早速中瀬の不動産を査定に出す。
かつて小夜子は朋美と言い争った際に処分する前に
捨てられたくないものがあるなら持っていけとして合鍵
を渡していた。そこには耕造が大事に飾っていた賞状が
全て無くなっていた。引き出しを調べると2012年に朋美
と佐藤の写真が写った年賀状が見つかる。

朋美は出社すると早速吉田に頼んでソファーを処分して
もらう。汚らわしいものだ・・出社してきた絵美里は
予め言ってくれたら引き取るのに・・というと、朋美は
何でも人のモノを取りたがるのねと語る。

写真を見つけた小夜子はそれを柏木の元に持っていく。
すると何処かで見かけたとするが・・

そんな中次のターゲットが見つかったとして連絡が入る。
相手は笹島雅樹(75歳)。元開業医で豪邸に一人住まいの
独居老人だという。息子、娘、孫や親戚がいるが疎遠との
ことだった。

■感想

なんか小夜子と朋美が敵対しているというのが残念だ。
この二人、男にボロボロにされた後、上手いこと朋美も
仲間になって後妻業をやれば儲かりそう。心の傷を語り
合う関係になっているし、皮肉な事に子供の有無とか
異性の裏切りとか色々と一緒に愚痴って飲み明かせる
だけの関係を築けそうなんだよな。

ただそうなると止める人が居ないか。

これだけバレても後妻業を辞めようともしないし自粛する
こともない。証拠を残していないという自信があるのかも
知れないけど自分からしてみると小夜子は色々とペラペラ
喋りすぎだし、息子の件でも本人に知られたと分かった
時の化学反応は実に怖いものがある。
更に怖いのは誰の子なのかという点も見逃せない。
風俗関係の時代の子なのか。
借金の保証金にして逃げた男が居るとしていたけどそれが
誰なのかだよね。

大阪の人は一番オレオレ詐欺には引っかからないと聞いた
ことがある程に財布の紐は固いはずだ。こういう詐欺
には引っかかってしまうものなのだろうか?

ただ人の価値観は容易には計れないところがあり、騙され
ていたとしても自分が最期の時を一緒に過ごしてくれる相手
なら金などあげても良いと考える人は居るはずだ。

一方で東京と大阪を行き来して邪魔な状況だけど、関西の
芸人さんはこういうのを毎日こなしているんだよね。
今後は大阪が中心になりそうで、特に共通項として
笹島雅樹が登場する。小夜子は彼を鴨にしようとしているし
中瀬朋美たちは設計事務所としてのリフォームの仕事が
取れるかどうかの話になっている。

そしてこの中で今回家政婦をしている女性房代さん。
毎回このドラマでは本多が金を出して情報を引き出して
いる。それを考えると金次第で色々とどちら側にも
ついてくるような感じがするよね。

面白いのはみんな都合が悪くなると逃げるんだよね。
朋美は内縁の夫・佐藤に浮気の件で問い詰めると逃げて
いく最低な男の姿。子供の件を問い詰められれば小夜子
だって逃げるしかない。

ついに朋美と本多が関係を持ってしまったけれど、問題
になるようなことでもあるまい。もうそれなりに年を取って
いて家庭を傷つけないようであれば自分は男女関係など
ボーダレスでも良いんじゃないかと思ってしまう。

・過去

今回小夜子が風俗店で働いている頃の事情なんかが語られ
た。
ソープから借金を払って連れて行ったのが柏木だった。

また本多がマル暴を辞めた理由なんかも気になるところ。

■参考

1) 谷城善彦 (1931/7/30)->(2011/10/27)一酸化炭素/練炭
2) 津村泰治 (1936/2/22)->(2014/3/28) 風呂場で溺死
3) 武内宗治郎 —-> 土地が狙われている?
4) 中瀬耕造
5) 富樫幹夫 —-> 計画中?
6) 笹島雅樹

■出演者

武内小夜子 …… 木村佳乃 (ブライダル微祥・エース、黒澤小夜子)
柏木亨 …… 高橋克典 (ブライダル微祥・経営)
中瀬朋美 …… 木村多江 (中瀬家の次女、建築設計事務所)
黒澤博司 …… 葉山奨之 (ブライダル微祥、小夜子の息子)
佐藤司郎 …… 長谷川朝晴 (朋美の内縁の夫・建築設計事務所)
三好繭美 …… 篠田麻里子 (新地のクラブ”与志乃”ホステス)
橋口健太郎 …… 平山祐介 (大阪府警の警察官、元本多の仲間)
山本絵美里 …… 田中道子 (建築設計事務所のスタッフ)
西木尚子 …… 濱田マリ (朋美の姉で長女)
瀬川頼子 …… とよた真帆 (小夜子の“後妻業”仲間)
中瀬耕造 …… 泉谷しげる (75歳、元教師、尚子・朋美の父親)
本多芳則 …… 伊原剛志 (私立探偵・元大阪府警マル暴刑事)

富樫幹夫 …… 佐藤蛾次郎 (74歳、認知症で施設”グランドライフ箕面”)
吉田 …… 松尾淳一郎 (建築設計事務所のスタッフ)
笹島雅樹 …… 麿赤兒 (75歳、元開業医)
田所房代 …… みやなおこ (家政婦・派遣)
福原桜筋にある桃色貴族のオーナー …… 三上市朗 (元ナナ(小夜子)が働いていたソープ)

福本伸一、竹田哲朗

スポンサーリンク
レンダグル大336
レンダグル大336

シェアする

  • このエントリーをはてなブックマークに追加

フォローする

スポンサーリンク
レンダグル大336