後妻業 第7話 資産家殺害の真実!ドロ沼不倫妻の決断

後妻業
(2019年1月期・フジ・火21時)

原作 – 黒川博行『後妻業』
脚本 – 関えり香
演出 – 光野道夫、都築淳一、木村弥寿彦
音楽 – 眞鍋昭大
主題歌 – 宮本浩次「冬の花」
企画・プロデュース – 栗原美和子
プロデュース – 杉浦史明、萩原 崇、水野綾子

https://www.ktv.jp/gosaigyo/index.html

第7話 資産家殺害の真実!ドロ沼不倫妻の決断

■【ストーリー】

朋美は柏木に対して小夜子の単独犯にしたらどうかと
持ちかけられる。あの人に結婚相手を紹介しただけ。
あなたは関わってない・・殺しには。全ての殺人は
小夜子の単独犯で手を打たないか?と朋美。
柏木は突然笑い出す。頭は大丈夫なのか?と。殺しやら
単独犯やらなんのことかサッパリだという。朋美は
真剣だと言うが柏木は彼女にあなたはコッチ側の人間
ではないのでこれ以上は関わらない方が良いと警告する。
あなたは良い学校を出て立派に国家資格を持って開業して
いる。そんな人が危ない橋を渡る理由は?と問う。亡くな
ったお父さんの遺産の為なのか?と問うと、朋美はきっかけ
はそうだが今は違うという。小夜子には負けたくない
のだと。柏木はあの女に勝てる訳がないとし関わっては
いけないことを語る。現にあなたはヤクザまがいの探偵と
会うようになり挙げ句は男女の関係になっていること。
全部あの女に関わったせいだとし今ならば遅くはないと
語る。

本多は橋口と会う。
今朝小夜子が狙っていた男が自宅で死んでいたというもの。
名前は笹島雅樹(75歳)だという。

本多は朋美に対して大阪から何度も連絡を入れたことを
つげ大変なことになっていると告げる。笹島が亡くなった
こと。第一発見者は家政婦だという。警察は事故死もしくは
自殺の方向で捜査していること。死因は一酸化炭素による
中毒死。遺体を見つけた部屋には火のついた練炭が有った
という。小夜子の最初の夫で有る谷城善彦と同じ死に方だ
った。遺産相続の公正証書を書かせて置いたらこれまで
と同じ手口になるとすると、小夜子がやったはずだという。
その小夜子自身も新聞でその事実を知るのだった。

■感想

如何に不妊治療の夫婦がギリギリのことで生活している
ことが分かる様なものがあるな。
夫は本当は子供が欲しい。でも妻との関係が大切。
妻は夫が子供を欲しいことを知って居る。だからこそ
不妊治療をしたい。相手のことを思うが余り逆にズレが
生じていくパターン。取りあえず朋美が佐藤と別れた事
で一つの箍は外れた感じだ。

今回は上手いこと小夜子に向けられた嫌疑を交わすことが
出来た。
互いに相手にイニシアチブをもてる写真を持っていたけど
ブラフ的な要素を持つ本多側の方に不利な面がある。

しかし世間的に見れば小夜子のことを公にすれば本多と
朋美の不倫の事実など誰も気にする人など居ない。
寧ろ小夜子の場合は遺産と死が関わっているのでマスコミは
食いつきやすい情報であり、裁判となれば不利なイメージ
はつきまとう。

今回は狙っていた一人、笹島雅樹が亡くなった。
練炭が使われて居たことを考えると自殺に見えなくもない
が、一連の流れは正直動機は何でアレ、家政婦が怪しい
ことはこのドラマを見て居た100人中99人が「君犯人じゃ
ないよね?」(c)要潤、だったので、別段驚きもない。

寧ろ互いの探り合いが行われる中、ICレコーダーで会話を
録音したりしていたが有利に使えるものなのか。

こうしている間にも小夜子には舟山、そして柏木には朋美
との関係が築かれつつある。小夜子側には気持ちは有って
も柏木の朋美に対するものは単なる本多に対して勘違い
に伝わる可能性の方が高いが、小夜子と柏木の間に気持ち
があるとすればその勘違いもまた危険な要素になり得る。

小夜子と朋美のケンカしている間の二人は活き活きとして
いるのでやっぱり二人は組んでいったりしないのかな。
また黒澤博司は結局父親は誰なのかということになるね。

■参考

1) 谷城善彦 (1931/7/30)->(2011/10/27)一酸化炭素/練炭
2) 津村泰治 (1936/2/22)->(2014/3/28) 風呂場で溺死
3) 武内宗治郎 —-> 土地が狙われている?
4) 中瀬耕造 心不全
5) 富樫幹夫 —-> 計画断念?
6) 笹島雅樹 一酸化炭素/練炭
7) 舟山善春

■出演者

武内小夜子 …… 木村佳乃 (ブライダル微祥・エース、黒澤小夜子)
柏木亨 …… 高橋克典 (ブライダル微祥・経営)
中瀬朋美 …… 木村多江 (中瀬家の次女、建築設計事務所)
黒澤博司 …… 葉山奨之 (ブライダル微祥、小夜子の息子)
佐藤司郎 …… 長谷川朝晴 (朋美の内縁の夫・建築設計事務所)
三好繭美 …… 篠田麻里子 (新地のクラブ”与志乃”ホステス)
橋口健太郎 …… 平山祐介 (大阪府警の警察官、元本多の仲間)
山本絵美里 …… 田中道子 (建築設計事務所のスタッフ)
新井欽司 …… 河本準一 (ガーベラ司法書士事務所)
本多芳則 …… 伊原剛志 (私立探偵・元大阪府警マル暴刑事)

富樫幹夫 …… 佐藤蛾次郎 (74歳、認知症で施設”グランドライフ箕面”)
吉田 …… 松尾淳一郎 (建築設計事務所のスタッフ)
笹島雅樹 …… 麿赤兒 (75歳、元開業医)
田所房代 …… みやなおこ (家政婦・派遣)
舟山善春 …… 中条きよし (74歳、元不動産屋、1945年9月27日生)
ひかり …… 上田結 (柏木の秘書)

スポンサーリンク
レンダグル大336
レンダグル大336

シェアする

  • このエントリーをはてなブックマークに追加

フォローする

スポンサーリンク
レンダグル大336