後妻業 第6話 不倫妻決死の反撃！ついに次の殺人決行

後妻業
(2019年1月期・フジ・火21時)

第6話 不倫妻決死の反撃！ついに次の殺人決行

■【ストーリー】

博司は柏木からある尾行のバイトを命じられる。
朋美は必ずこの探偵の本多に会うはずなので、二人が
会ったら会話を全て盗ってこいというもの。小夜子も
天敵のしっぽを掴んできてくれと頼む。
そんな中朋美は同居人の佐藤が絵美里と寝ていたのを
見てしまい飛び出していく。
朋美は思わず小夜子に電話してあなたには産んだ子が
居るのかと尋ねる。産んでいたら悪いのか?という小夜子
に、あなたみたいな女が母親だなんて不公平だという。
そんな中朋美は本多に会うとホテル”La Lune”に入って
いく。その姿を博司は撮影して柏木に報告する。

翌朝朋美は本多よりも早く目覚めると化粧をする。
本多は謝罪するが彼女は謝らないで欲しいとし私も夕べ
は旦那の浮気を知って少し情緒不安定だったと語り
気が動転していたことを語る。夕べのことは忘れよう
としこれきりにした方が良いと語る。

小夜子は見合い相手の笹島の元に行く。
遺言証書を書いて欲しいとしてその紙を見せる。
遺産を私に残して欲しいこと。先生は人生最後の伴侶を
探していたとしその時間を私が一緒に過ごしたいと語る。
笹島はそれはあんたからのプロポーズと考えても良いのか
と問う。そうだという小夜子に笹島も結婚したいことを
語る。ただ遺産のことについては少し考えさせて欲しい
と語る。息子や孫に積極的に遺産を残すつもりはないが
それでも全く残さないという訳にはいかないと。
財産分与の詳細はもう少し考えて結論を出すというと、
小夜子はゆっくり考えてと語る。指輪を買いに行かない
と駄目だなというと小夜子は大喜びして彼に抱きつく。

柏木にも遺産の全ては無理かもしれないが多分イケると
連絡する。家政婦もいるので楽だと。

■感想

うーん、どうも嘘くさい。
でもこれが現在の現実なのか。
これだけ詐欺が叫ばれていても騙される人の多い事。

結婚するかしないかという際に最初に遺産の問題
を引き合いに出す人を本当に信用するだろうか?

「信用の問題」は朋美と小夜子の間では対比した
状態になっている。

紙一枚で約束が成立する証書をせっせと集める小夜子。
その中には気持ちなどは一つも無く上っ面だけの関係。
結婚せず長い期間内縁の妻という形を取って相手
を信用したものの、この状況になって裏切られて
しまう朋美。

恨むべき相手は女性同士というよりも裏切った相手の
ようにも感じるけど、月日の流れとか一緒にいる期間が
長いから信頼関係が永遠に続くという考えは危険なものが
あるな。結局その人となりの求めるものが何か。
それをガマンしながら関係を続ければ破綻するのは目に
見えている。

日本はやはり紙一枚で縛る関係というのが合っている
ような感じがするね。

それとやはり男女の関係ならば身体の関係は勿論の
こと一緒に居て趣味を含めたフィーリングが合わない
相手に今更一緒に居たいと思うものなのかって感じもする。

不確定要素なのは、黒澤博司が小夜子のことを母親だと
知った時にどうするのかだよね。
最終的には母性を取り戻して彼が何処かで殺した罪を
被って小夜子が逮捕されるってパターンを考えてはいる
んだけどね。

■参考

1) 谷城善彦 (1931/7/30)->(2011/10/27)一酸化炭素/練炭
2) 津村泰治 (1936/2/22)->(2014/3/28) 風呂場で溺死
3) 武内宗治郎 —-> 土地が狙われている?
4) 中瀬耕造
5) 富樫幹夫 —-> 計画断念?
6) 笹島雅樹
7) 舟山善春

■出演者

武内小夜子 …… 木村佳乃 (ブライダル微祥・エース、黒澤小夜子)
柏木亨 …… 高橋克典 (ブライダル微祥・経営)
中瀬朋美 …… 木村多江 (中瀬家の次女、建築設計事務所)
黒澤博司 …… 葉山奨之 (ブライダル微祥、小夜子の息子)
佐藤司郎 …… 長谷川朝晴 (朋美の内縁の夫・建築設計事務所)
三好繭美 …… 篠田麻里子 (新地のクラブ”与志乃”ホステス)
橋口健太郎 …… 平山祐介 (大阪府警の警察官、元本多の仲間)
山本絵美里 …… 田中道子 (建築設計事務所のスタッフ)
新井欽司 …… 河本準一 (ガーベラ司法書士事務所)
本多芳則 …… 伊原剛志 (私立探偵・元大阪府警マル暴刑事)

富樫幹夫 …… 佐藤蛾次郎 (74歳、認知症で施設”グランドライフ箕面”)
吉田 …… 松尾淳一郎 (建築設計事務所のスタッフ)
笹島雅樹 …… 麿赤兒 (75歳、元開業医)
田所房代 …… みやなおこ (家政婦・派遣)
舟山善春 …… 中条きよし (74歳、元不動産屋、1945年9月27日生)