アンサング・シンデレラ 第3話 薬剤師はツンデレで無いとやっていけないのだ

アンサング・シンデレラ 病院薬剤師の処方箋
(2020年7月期・フジTV・木22時枠)

原作 – 荒井ママレ
脚本 – 黒岩勉
主題歌 – DREAMS COME TRUE 「YES AND NO」
音楽 – 信澤宣明
プロデュース – 野田悠介
演出 – 田中亮、相沢秀幸

第3話 俺はあんた達とは違う

【ストーリー】

●萬津総合病院

新田奏佑 32歳、慢性糸球体腎炎で透析の患者。
萬津小学校の教師。校庭で転倒し呼吸の辛いを訴えている
とし萬津総合病院・救命に運ばれてくる。
JCS10、血圧210-130。腎不全透析の患者だという。
カルシウムブロッカーをお願いと医師・豊中瑠衣は頼む。
GI療法。しかし倒れた原因は何だったのか・・
それが分かるまでは暫く入院を言い渡す。

くるみは救命で何も出来なかったと吐露する。緊張感が
半端無いこと。救命の認定薬剤師は瀬野だけだという。

●萬津総合病院・調剤室

何処か室内は明るかった。元調剤師の三上が出産後に子供
を連れて挨拶に来たのである。特に瀬野と刈谷は見た事の
無い笑顔を赤ちゃんに振りまく。あんな顔が出来るなんて・・
販田もまた三上が出産・育児をねぎらう中、戻れば助かる
という。しかし彼女はドラッグストア勤務にするという。

工藤によるとドラッグストアは夜のシフトとか入ると稼げる
し同期でそっちで働いている人はウハウハだという。病院は
到着手当も付かないこと。子育てしながら働くならば仕方が
無いという刈谷。本当に人手不足を何とかしないと行けない
というと、販田は募集はかけているんだけどねと。

●萬津総合病院・診察

くるみは西田京三の患者の薬を見て回る。
西田は大きいクスリなので飲めないとして飲むことを拒否
する。

新田の薬を見て回る。
凄い量の薬。アダラート剤が欠けていることが分かり
処方されたのがナカノドラッグ。葵は薬を飲んで体を休んで
くれと語る。

病室の外には柿沢信吾という少年がイタ。
先生を心配してくるが、ゲロゲロ先生と会っては駄目だと
言われているとして立ち去ってしまう。

●萬津総合病院・調剤室

アダラート剤のことを相談すると同じ薬剤師として許せない
という刈谷。工藤はレナジェルの一包化も私の監査なら絶対
に通さないとのこと。「DO処方(Dittoの略)」。繰り返し
コピーするという意味。ナカノドラッグに電話する。
レナジェルは食通前の薬なのに食後のものと一包化され
ていると語ると、医者の処方なのかと問う。「疑義照会」
したのか?色々と聞くが特にアダラートが半分に割られている
のを問題視する。割られたら成分の溶出速度が変わって安定
効果がされないというが・・その時は10mgが無かったので応急
的に20mgを”取りあえず”半分したのだという。

らちがあかないとみた葵は帰りにナカノドラッグによる。
小野塚稔を探すと、なんと中華店で会話に加わって来た人物
だと分かる。

■感想

それぞれの立場の人たちの「理想と現実」を描いた話で有り、
環境が違うのに理想を押しつける人がえらく邪魔くさく感じる
内容にはなっているが、それでも目指していた信念を今一度
思い起こさせる為に、それぞれの苦労・苦悩を混ぜ有って
上手く調剤的化学反応させたエピソードだと思う。

特に早い段階で小野塚の正体が判明して、完全に・・とは
言わないけれど葵と同じ方向性を持たせたのは良かったので
はないか。

病院の薬剤師とドラッグストアの薬剤師の違いの一端も
見せられるが、民間の方が儲かるものなんですかね。

小野塚は一人・ワンオペ状態で「市販薬の販売」
「予約分の投薬準備」「監査」「薬歴の記載」「レジ締め」
「レセコンのバックアップ」
と語っていたが、それくらい大したことない気がするの
は気のせいか?。

大抵パチンコ屋の景品交換所と同じで病院の近くにドラッグ
ストアってあるよね。

ただその後に語っていた、「自己負担金を払わない患者の家
に頭を下げて集金に行く事」「レセプトの作成」
というのは分業された病院調剤師よりもドラッグストアの
方が大変な感じ。ただお金を払わない段階で渡さないという
選択も有るわけで、これは病院もドラッグストアも同じ
ではないのかな。

勤務超過の問題は確かに存在する。この縛りが緩いのは
民間の方かな。

私はあまり病院にかかったことが無いので分からないけど、
病院にはカルテがあるしあまり医師が変わることが無いので
相談はしやすい。ドラッグストアでは単発的な相談はする
けど基本的に長期にわたる病気の場合何処まで深くかかわり
有っていくのかは謎である。

小野塚の場合、新田のことを理解している。
処方箋をみれば分かることなのだろうが、やはり腎機能障害者
の人にドリンクをのませれば中毒だろうし、カップラーメン
の食事を取っているのを見れば体に良くは無い。ただ彼が
どれだけ努力している人物なのかは、態度とか見て分かって
いるのだろうね。

今回みんなツンツンしていたが、少なからず努力をしている
人たちである。信念の灯が消えようとしているものたちも
多かったが、その灯火を消さないようにして登場した葵や
病院のスタッフたちの姿には頭が下がる。

■患者

・新田奏佑

慢性糸球体腎炎の患者。最初に運ばれて来てベッドで薬を
全て見せられた際にもの凄い多い薬を飲んでいて驚いた。

4時間の血液透析以外に飲んでいる薬(7種類/15錠/1日)は、

・レナジェル錠
・アダラートCR錠
・カンデサルタンシレキセチル錠
・アルファカルシドールカプセル
・ポリスチレンスルホン酸カルシウム20%ゼリー
・センノシド
・フェロミア

フェログラデュメット錠は嘔吐などの副作用があるので
医者と相談してフェロミアに変更した。

降圧剤カンデサルタンシレキセチル錠は透析日と非透析日
で違うことを指導。

・西田京三

何か大きな薬を飲んでいた。それが飲み込めない。
くるみの初めての一人での功績かな。
砕いても大丈夫な薬なので破壊して飲ませた。
前回の子供用の薬と似ているか。

■販田の努力

努力は努力の分だけ報われて欲しい。
でも大抵はその何%か報われるだけで思ったようにはいかない。
いや報われる分だけマシなのかも知れない。

小野塚の場合6年間の医療の勉強費用の奨学金の支払いには
ドラッグストアで働く必要があった。
元々はやはり医療薬剤師になりたかったのだろう。
医者のドレイとか、上から見られているとして葵に何度か
劣等感を爆発させていた。

「分かる精神」の販田は、みんなから20周年を記念して祝わ
れた。少々唐突感はあったが愛されキャラで良かった。
「諦めないで!(謎)」。

■出演者

萬津総合病院薬剤部
葵みどり …… 石原さとみ (薬剤部)
相原くるみ …… 西野七瀬 (薬剤部・新人)
刈谷奈緒子 …… 桜井ユキ (薬剤部・主任)
羽倉龍之介 …… 井之脇海 (薬剤部・メガネ)
工藤虹子 …… 金澤美穂 (薬剤部・メガネ)
販田聡子 …… 真矢ミキ (薬剤部・)
七尾拓 …… 池田鉄洋 (薬剤部・副部長・治験担当)
荒神寛治 …… でんでん (薬剤部・魔術師、DI室)
瀬野章吾 …… 田中圭 (薬剤部・副部長)
小野塚綾 …… 成田凌 (ナカノドラッグ薬剤師)

豊中瑠衣 …… 臼田あさ美 (救急センター医師)
久保山竜也 …… 六角慎司 (小児科医)
金城圭 …… 遠藤史崇 (薬剤部SPD:医薬品管理者)

外来患者
辰川秀三 …… 迫田孝也 (中華料理”娘娘亭”、イライラ型)
簑島心春 …… 穂志もえか (服薬を勝手に辞めたりしている)

桐山浩一、市原茉莉、不破りこ、長谷川恒、中村文也
松井貴香、山口真央、加賀美茂樹、大河原紗礼

新田奏佑 …… 浅利陽介 (32歳、萬津小学校教師。慢性糸球体腎炎)
柿沢信吾 …… 嶺岸煌桜 (萬津小学校3年3組生徒)
西田京三 …… 桐山浩一 (入院患者)
ナカノドラッグ店長 …… 岩田和浩
吉野みさき …… (萬津小学校3年3組生徒)
白石かずく …… (萬津小学校3年3組生徒)
江藤こういちろう …… (萬津小学校3年3組生徒)
飯塚高雅 …… (萬津小学校3年3組生徒)
三上 …… 上原りさ (元薬剤部、産休を機にドラッグストアへ)

氏家恵、岡村まきすけ
遠藤史崇、池田優希、乃上桃、原田真季、青島千尋

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